〓 ブラヴォス エッソス 〓


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鉄銀行から資金援助をとりつけるため、ブラヴォスに渡ったスタニスとダヴォス
ブラヴォスの巨人と呼ばれる巨大な石像の足の間を抜け、船は港についた
しかし鉄銀行の大きな広間へ通された二人は、そのまま何時間もほったらかしにされる
やがて大きな扉が開き、3人の鉄銀行の人間が現れ何も言わず席に着いた

仮にもウェスタロスの王を宣言したスタニスを、まるで一般の客のように扱う鉄銀行役員
というのも鉄銀行の顧客にはすでにウェスタロスの王トーメンがいた
スタニス艦隊のブラックウォーター湾での敗戦の事はもちろん鉄銀行側も知っていて
残存している船や味方勢力の少なさ、ドラゴンストーン島の食糧生産性の無さを指摘され
投資しても回収できない相手だと簡潔かつ、丁寧に言われる

ダヴォスの提案を飲み、わざわざ海を渡ったスタニスだったが
投資する価値がないと言われ、あっさりあしらわれた形となった
スタニスは終始一言も発する事なく、ダヴォスの方を睨みつつ席を立つ

あなたもお帰り下さいダヴォス卿、ブラヴォスでは盗人は称号は与えられないものです
厳密に言えば私は盗みはしていない、それは海賊のやる事だ
私は既に盗まれた物を他の場所に移しただけ・・
そしてその罪にスタニス王が要求した代償がこの指だ
名誉ある罪の清算だと思っている
スタニス王は公正な方だ、あなた方が七王国に投資した金を回収できる好機となるだろう
戦争には途方もない金がかかるものだ

もう戦争は終わりましたよ
スタニス王が生きている限り戦争は終わらない
キングスランディングで本当に力を持っているのは誰か?言ってみてくれ

タイウィン・ラニスター・・
彼はいくつだ?67歳の彼が亡くなれば、誰が国を仕切る?
近親相姦でできた半人前の小僧か?・・・誰もが嫌う女王サーセイか?
守ると誓った王を殺した事で有名なジェイミーか?
タイウィン亡き後は誰を推すつもりか?

その時はその時での問題です
申し訳ないが、私にはそれはまさに今の問題だと思うが・・・
ウェスタロスに残された信頼できる先導者はもはや一人しかいない・・・スタニス王だ
王位継承権を持ち、軍司令官としても筋金入りだ・・・口だけの男じゃない


ダヴォスは誇らしげに指のない手を見せつけ
スタニスという男がどういう人間なのかを、鉄銀行の役員達に説明する
タイウィン亡き後の王国、そしてスタニスという人間を秤にかけた鉄銀行は
スタニスに投資する事を決めた
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資金を得たダヴォスはまずブラヴォスの娼館に向かう
そこでは旧友サラドール・サーンが娼婦をはべらせて遊んでいた

ダヴォス・・・ドラゴンストーンの牢で腐ってると聞いてたぞ
腐りかけただけだ
ハハハ・・さあお前も混ざれよ、友よ
残念だが時間がない、俺達は夜が明け次第船出だ
俺達?
お前と俺だ

ダヴォスは鉄銀行に借りた金貨を見せつけ
艦隊再建に向けてサラドールの協力を半ば強引にとりつけた
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〓 ドレッドフォート 〓

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ウェスタロス大陸北東部の川を北上する小船
ヤーラは鉄諸島人の精鋭を揃え、シオン救出のためにドレッドフォートに向かっていた
闇に紛れてドレッドフォートの城壁に鉤縄をかけて登り、見張りを素早く始末する
そしてヤーラ達は見張りの一人からシオンの場所を聞きだし、城内へ侵入した

ラムセイの飼う猟犬と同じように檻にいれられていたシオン
弟を見つけたヤーラはすぐに檻の鍵を壊して開けた

家に帰るぞ・・・大丈夫、私はヤーラだ
その手は食わないぞ・・・もう騙されない・・・
騙しはしないシオン、助けにきたんだ!
シオンじゃない!リークだ!俺の名はリークだ!忠実なリークだ!

すっかり変わり果てた弟、とにかくヤーラはシオンを力ずくで引きずり出す
しかし騒ぎに気付いたラムセイも、兵を引き連れてその場に現れた
女と何かしら変わったプレイ中だったらしく、ラムセイは体中傷だらけで
突如現れた侵入者を歓迎するように、笑いながら短剣を持って襲い掛かる
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兵が戦ってる内にヤーラはシオンを強引に連れ出そうとするが
シオンは暴れ、ヤーラの手に噛み付き檻の中へ逃げ戻る

弟を返せ、そうすればお前らもこれ以上死ぬ事はない
お前は弟より肝っ玉がでかいな・・・そのでかい玉で・・・どれだけ速く走れる?

戦闘では優勢だったヤーラだったが、ラムセイが猟犬の檻を開けた事で立場が逆転した
救出しようとした弟は、自らをリークと名乗り救出されるのを拒み続ける
これ以上兵の犠牲を無駄にできないヤーラは、シオンを見限り城を脱出した
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翌朝ラムセイはシオンを自分の部屋に呼んだ
侵入者に従わずリークとしての忠誠を守った褒美として
ラムセイは自らシオンのための風呂を用意し、それに入らせる

裸になったシオンの体には、拷問による数え切れない傷がつけられていた
ラムセイが以前一度シオンを逃がし、そして再び連れ帰って拷問した謎の行動
あれは脱走=更なる拷問、という意識を植え付けるためのものだったのか
その結果不信感と痛みの恐怖は完全にシオンを支配した
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ラムセイはシオンの背中を自ら麻布で流しながら言う
俺の事を愛してるか?リーク
はい・・もちろんですご主人様
よし、お前にやってもらいたい事がある・・・重要な仕事だ
ある城なんだが・・・悪い奴がその城を支配している
そこでその城を奪い返すために、お前の助けがいるんだ
お前にある役を演じてもらいたい・・・ある人間のふりをしてほしいんだ

誰のふりをするのでしょうか?
シオン・グレイジョイだ
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〓 メーリーン エッソス 〓


メーリーン近郊でヤギを放牧していた遊牧民の親子
子供が崖下の川に石を投げていると、着水音ではなく硬いゴムに当たったような音が聞こえた
すると突然巨大なドラゴンが崖下から現れ、ヤギが一目散に逃げ出す
石をぶつけられた腹いせなのか、ドラゴンはヤギを焼き殺して掴み、飛び去って行った
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こちらにおわす御方は嵐の中で生まれたデナーリス・ターガリエン一世
炎の中でも燃える事はない御方、メーリーンの女王
最初の人達とアンダルスの女王、偉大なる草原の海のカリーシ
鎖の解放者でドラゴンの母


ドラゴンに食べられたヤギの骨を持って陳情に来たヤギ飼いだったが
ミッサンディが言い上げたデナーリスの称号の多さを聞いて、すっかり畏まってしまった
自分の子供同様のドラゴンのしでかした事を申し訳なく思い
デナーリスはヤギ飼いに対し、被害の三倍の金を賠償すると言い渡した


次に陳情に現れたのはメーリーンに古くから続く名家の男だった
私の父はメーリーンでも最も尊敬され、愛された人間の一人で
このピラミッドを含めた街の建物の管理、復元を監督していました

それは素晴らしいわね、ぜひ彼に会ってみたいわ
そうしてもらえるなら・・・彼はあなたに磔にされました・・・
御自分の家族があんな仕打ちを受ける姿を見る事はないように・・・と私は祈りましょう

あなたの父は何の罪もない子供に酷い仕打ちをしたのよ
彼は子供達への非道行為には反対したのです、しかし意見は通らなかった
罪をいっしょくたにする事は公正な裁きと言えるでしょうか?


彼の父も含め、すでに磔にされた者達は死んでおり
彼はただ磔にされた者を寺に埋葬したい、と跪いてデナーリスに嘆願する
しかし道しるべ代わりに磔にされた163人の奴隷の子供達の無念を考えると
それはムシのいい話ではないのかとデナーリスは言う

女王陛下・・・彼らのした非道は言い訳のしようもありません
私はただ、我が父を愛する息子として願うだけです・・・
彼の遺体を降ろし、寺に運び埋葬させてください・・・


彼の嘆願を聞きいれ、デナーリスは彼の父のみ埋葬を許した
ただ一人の嘆願を聞き、考え、決断を下しただけでかなり精神的に疲労があったデナーリス
彼の後に並ぶ陳情の列が212人いると聞き、国を統治する事の大変さを思い知る
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〓 キングスランディング 〓


その日、タイウィンは朝早くから小議会の議員達を招集した
仰々しく挨拶をする海軍大臣となったメイス・タイレル
ふんぞりかえり座ったままのオブリン・マーテル
新しく議員となった二人の事など気にもせず、タイウィンは席につくなり会議を始め
その日の午後にティリオンの裁判が行われる事になった旨をまず伝える

ヴァリスは自分の間者からの情報で、ハウンドがリバーランズで目撃された事を報告する
5人のラニスター兵を殺し、「王などクソくらえ」とハウンドが吐き捨てた事も。
腕の立つハウンド相手に賞金稼ぎが無謀にも立ち向かおうとする賞金は、と聞かれ
ヴァリスはタイウィンに銀貨10枚ほどではと提示した
しかし結局タイウィンによって銀貨100枚がハウンドの首にかけらる事となった

そしてヴァリスにはもう一つエッソスの間者からの、新しい情報があった
デナーリス・ターガリエンが奴隷都市メーリーンを征服し女王として居を構えた事
彼女の有する軍はアンサリード8千と、セカンドサンズ2千の屈強な兵
参謀としてジョラー・モーモントとバリスタン・セルミー、そして3匹のドラゴン

サーセイが独断で英雄バリスタンをキングスガード司令官から除名した結果
侮辱的な扱いを受けた歴戦の騎士は海を渡り、強大な敵対勢力につく事となった
彼がキングスガードのままならジョフリーの暗殺を防げただろう、と冷ややかに言うタイウィン

所詮遠い海の向こうの少女の話、と自分の失態を軽視しようとするサーセイ
しかし現実にはデナーリスの勢力は確実に七王国を脅かす存在となっていた
オブリン・マーテルは過去にエッソスに渡り、アンサリードを直に見た事があり
戦場での彼らは見事なものだったと話す

エーゴンの征服以降、ドラゴンは大きく育つ事はなくなり
戦争の勝敗を左右するものではなくなった
しかしデナーリスのドラゴンがどれほどの物になるかは、その時になるまではわからない
タイウィンはドラゴンが圧倒的な脅威になる前に手をうつべきと考え、何か手紙を書きはじめた
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午後の裁判のためにレッドキープの大広間には証言台と傍聴席が設置された
開廷される前の誰もいない大広間を下見するヴァリス、そしてオブリン
オブリンはエッソスに5年ほど渡っていた事があり、ヴァリスの言葉に含まれる
わずかなアクセントに気付き、ヴァリスがエッソスの出身だと見抜く

宦官のヴァリスなら少年愛好者だろうと思い、娼館に誘うオブリン
しかしヴァリスは少年も少女にも、美味なワインにも興味は無いと言いきる
欲のままに自由に人生を謳歌するオブリンには、ヴァリスはとても奇妙なものに見えた

この国で欲を持った人間がどんな結末を迎えるかを見る度
私には関わりのない事で本当に良かったと思います
なにより欲が無い事で、他のしがらみからも距離を置けます

何のしがらみだ?

ヴァリスが視線を送ったほうを見るオブリン、そこには鉄の王座があった
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〓 王殺し裁判 〓


キングスガード司令官としてティリオンを牢から証言台まで連れて行くジェイミー
父の命令でティリオンの手には早くも有罪だと言わんばかりに厳重な手錠がかけられる

自分が牢に入ってる間に王となったトーメンを初めて見るティリオン
以前の愛らしかった甥は無表情に、裁判の裁きをタイウィンに任せると宣言し退席する
そして被告席のティリオン以外の全員が着席し、いよいよ裁判が始まった

ラニスター家のティリオンよ、お前は執政の女王から王殺しの容疑で訴えられた
お前はジョフリー王を殺したのか?

いいえ・・
お前の妻のサンサの仕業か?
私の知る限りそれはないでしょう
なら、何が王を殺したというのだ?
鳩のパイが喉に詰まったかと
つまり調理人の罪だというのか?
もしくは鳩の罪か・・・とりあえず私は選択肢に入れないでくれ
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ふざけ気味のティリオンへの質疑応答を早々に切り上げたタイウィンは
最初の参考人、ジョフリーの側近だったメリン・トラントを召喚する

キングスガードが暴徒からジョフリー王を救い出した時、小鬼は王の頬を張り
そして王を性悪だの馬鹿だのと罵りました
彼の王への恫喝はそれが最初ではなかった・・
この大広間でも彼は王に歩み寄って罵倒し、かの狂王を引き合いに出し
ジョフリー王も同じ運命を辿るなどと吐き捨てた
そして王を守ろうとした私までを脅迫しました


ティリオンがジョフリーを叱責するに至った経緯や所業は全く話さないメリン
一方的な悪い印象の植え付けに反論しようとするティリオンだったが
被告の勝手な発言は許されなかった
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続いて召喚されたパイセルは長々と自分が保管していた薬のリストを読み上げ
それはティリオンが自分を投獄した後で、自分の部屋の保管庫から奪ったものだと言う
パイセルは自らジョフリーを検死した結果、毒による暗殺だと断言し
そして懐から事件の日にサンサがつけていた首飾りを出した
発見されたドントス・ホラードの変死体から見つかったサンサの首飾り
その宝石に見せかけた飾りからは毒が検出され、その毒はとても希少な猛毒で
自分の保管庫から盗まれたものに違いないと言う
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「ただじゃすまさないぞ、おまえに幸せの絶頂が来た時、その喜びは口の中で灰と化す・・・
その時、お前は借りが返されたと知るだろう・・・」
ブラックウォーター湾の戦いの少し前、ティリオンは私にこう言ったの”
彼がジョフリーを戦いの前線に立たせようとした事で、私と彼は対立したわ
でも結局戦争が始まってみれば、ジョフリーは前線から退かないと主張した・・
彼は自分の存在が兵の士気を高めるとわかっていたのね・・・


次の参考人として立ったサーセイも、都合の良い嘘を混ぜて証言していく
反論したい事はあっただろうが発言権のないティリオンはただ黙ってそれを聞いていた
陪審員の一人オブリンは、ティリオンの言う「借り」とは何の事かとサーセイに聞く

私はティリオンが王の手の塔で娼婦を囲ってるのを知ったの
淫らな行いは娼館だけにしなさい、と私が言ったのを彼は気に入らなかったのね・・・

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「口には気をつけたほうがいい、モンスターは凶暴なんだ・・・
王など今すぐにでもハエのように殺されるぞ」と王に向かって彼は言いました
王国にロブ・スタークの死の知らせが届いた時、彼はその報告が嬉しくなかったようで・・・
恐らくサンサ・スタークとの結婚で、彼は北部人に同調してしまったのでしょう


王国での数少ない味方だと思っていたヴァリスの証言に落胆するティリオン

父上・・・参考人に一つだけ質問してよろしいですか?
一つだけだ・・
君はかつて言った・・・私なしでは首都は確実に敗北を喫していた、と
私の功績は歴史には記されないが、君は忘れないと・・・・忘れてしまったのかいヴァリス卿?

悲しいかな・・・忘れはしませんよ

忘れてはいないが、擁護はできないと言いたかったのか
あるいはここでは味方できないが、何か策があるという意味なのか
ヴァリスは曖昧に答え、証言を終えた

その後、タイウィンは一時休廷し1時間後の再開を告げた
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ティリオンを処刑するために出てきたような参考人達の証言に憤るジェイミーは
休廷し自室に戻ったタイウィンに話をしにいく

こんなものは裁判じゃなく茶番だ・・・
すべてサーセイが裏で仕組んでるのをあなたも知ってるでしょう?

まだ裁判は終わっていないし、私は何も関与していない
あなたはいつもティリオンを嫌っていた
やつは王を殺したのだ!
私も狂王を殺した!・・・・狂王が私に言った最後の命令をご存知ですか?
彼はあなたの首を取ってこいと言った・・
私があなたの命を救ったのは我が弟を殺させるためだったのか?

殺しにはならん、これは裁きだ
裁き?・・・
私は王の手として職務を遂行している
もしティリオンが有罪となれば罪に準じた罰を受けるだろう


あなたは以前、家は生きつづけると言った・・・家だけが生きつづけると
1000年続くかもしれない王朝の事を・・・もしティリオンが死んだら王朝はどうなります?
キングスガードの私が家督を継ぐ事は誓いによって禁じられている

その事は重々承知している
今後戦争があれば誰がライオンの旗を掲げるのですか?
ランセル・ラニスターですか?他に誰かいましたか?

私の孫を殺した犯人の命を救えば、我が王朝がどうなると言うんだ?
私が継ぎ、家は生きのびる・・・私はキングスガードを辞めましょう
あなたの息子として、後継者として生きます・・・もしティリオンを生かしてくれるなら・・

決まりだな
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ジェイミーが考えに考えて下した重い決断
それを言い終わった瞬間、その答えを待っていたかのように承諾したタイウィン
どこからが仕組まれたことなのか、ジェイミーはタイウィンの策通りに動かされた
目的を達成したタイウィンは、唖然とするジェイミーに今後の裁判の段取りを淡々と説明する

参考人の証言が終わって有罪判決が言い渡された後、最後にティリオンに発言の機会が与えられる
ティリオンは慈悲を乞う事で、ナイツウォッチに加わる事を許される
三日後にはティリオンは壁に向けて出発、残りの人生を壁で過ごす
そしてお前はすぐにその白マントを外し、首都を離れキャスタリーロックであるべき立場につく
見合った婦人と結婚し、ラニスターの子を作る、もう二度と家に背を向ける事がないようにな

約束しましょう・・・
こちらもだ
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裁判再開の鐘が鳴り、ジェイミーは先程のタイウィンとの段取りをティリオンに話す
しかし壁送りと引き換えに罪を認めたネッド・スタークがどうなったかを思い出すティリオン
今回はジョフリーでなく父タイウィンの約束だから大丈夫だと言うジェイミー
それでもティリオンは簡単にそれを信じる事はできない

俺を信じるか?・・・もう口をはさまず、感情を抑えていろ・・・・すぐに終わるさ

兄の事は信じれるが、それでもティリオンの顔から迷いは消えない
どうすべきか、父を信じていいのか、考えの定まらないティリオン
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そんなティリオンをよそに次の参考人が召喚される
振り返ったティリオンの目に映ったのは、そこにいるはずのない人間
船でエッソスへと逃がしたはずのシェイが参考人として現れ
愕然とするティリオンと目も合わさず証言台に立った
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名前を言いなさい
シェイ
被告との関係は?
彼の妻のサンサ夫人の侍女でした
被告は王殺しの罪で告訴されたが、何か知ってる事は?
彼が犯人です・・・・彼とサンサの共謀でした・・・

ざわつく傍聴席の者達、そしてティリオンは何も言わず崩れるように座り込む
逃がしたはずのシェイがここに現れ、しかも自分を犯人だと証言している
この受け入れがたい状況に言葉を失うティリオン

続けなさい
彼女は父、母、そして兄の仇を討ちたかった・・・
彼らの死はジョフリー王が原因だと言い、ティリオンは喜んで手を貸しました・・・
彼は王が嫌いだった・・女王も・・・あなた(タイウィン)もです閣下
彼はメイスターパイセルの部屋から毒を盗み、ジョフリーのワインに仕込みました


たかが侍女がどうしてそんな詳細まで知っているのか?とシェイに問うオブリン

私はただ彼女の侍女だったのではありません・・・・・彼の浮気相手の娼婦でした
どういう経緯で被告と関係を持つようになった?
私がラニスター軍配下の他の騎士と一緒だった所を、彼は横取りしたのです
彼は野営地に入るなり、手下の殺し屋を私達のテントによこし
殺し屋はその騎士の腕を折り、私をティリオンのテントに連れて行ったのです

「おまえは俺の物だ」と彼は言いました・・
「今日が世界の終わりかのように俺を愛してくれ」とも・・・

私は彼の望む事は何でもやりました、彼がいう事はなんでも・・・
彼が望むところにキスをし、彼が望むところを舐め・・・
そして彼が望むところで受け入れました
私は彼の所有物でした・・彼の部屋で何時間でも待っていられた・・
そうすれば彼が退屈な時に私を使う事ができたでしょう・・・
彼は私に自分の事を「私の獅子様」と呼べと言い、私はそう呼びました
彼の顔を手に取り・・・あなたは私の物、私はあなたの物と・・・


シェイ・・・・やめてくれ・・・
私は娼婦よ・・・忘れたの?
今までの話はサンサが結婚する前の事で、結婚後は彼はサンサに夢中でした
でも彼女は彼と寝ようとはしなかった・・・だから彼女の為にジョフリー王を殺すと約束した

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父上・・・私は白状したい
罪を認めるのか?

シェイの赤裸々な証言にざわつく傍聴席
顔をしかめ、こらえるようにずっと黙っていたティリオンだったが何かが吹っ切れた

私はお前達を救った・・・この街を救ったんだ・・・
お前ら全員のどうでもいい価値のない命を・・・
スタニスにお前ら全員を殺させておくべきだった・・
・”
ティリオン・・・・罪を認めるのか?
そうです父上・・・私は罪を犯した・・・それが聞きたかったのですか?”
王を毒殺したと認めるんだな?
それに関しては潔白だ・・・・だが私はそれよりもっとひどい罪を犯した
私が醜い小人であるという罪だ

おまえは小人である罪で告訴されてるわけではない・・
いいや、私の人生はずっと裁判にかけられていた
自己弁護する事はないのか?
私はやってない・・・という事だけだ・・・
私は・・・ジョフリーを・・・・殺してはいない!、殺したいとは思っていたがな!

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タイウィンやジェイミーにとっては予想外の展開になり
ティリオンは罪を認めるどころか、逆に裁判の理不尽さ、自分の潔白を強く主張し始めた

おまえの最悪なバカ息子が死ぬのを見るのは、千人の娼婦と寝るより気が晴れたぞ
俺がおまえらが思うようなバケモノだったなら・・・
俺がおまえらを纏めて殺せるだけの毒を持っていたなら・・・
おまえら全員が飲み込まれるのを見れるなら喜んで人生を捧げただろう


サーセイや傍聴席に向かって思うままに喋り出すティリオン
ティリオンを牢に戻そうとキングスガードを呼ぶタイウィン
しかしティリオンは構わず喋り続ける

ジョフリー殺しなどに私の命を捧げるつもりはない・・・
ここでは公正な裁きなど得られない事もわかっている・・・
だから私は自分の運命を神に任せる事にしよう・・・・・私は決闘裁判を要求する

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