〓 リバーランズ 〓

ブラザーフッド達の元から逃げたアリアは夜の森の中でハウンドに捕まった
翌朝目覚めたアリアは傍らで寝ていたハウンドを見つけ
大きな石を持ち上げ、ハウンドに叩きつけ殺そうと静かに歩み寄った

しかし熟練の戦士が野宿で完全に寝入っているはずもなかった
一度だけチャンスをやろう、俺を殺せればお前は自由だ
だが失敗すればお前の両腕を折る・・さあやれ、思いっきりだ


アリアはハウンドの威嚇に負け、石を叩きつけれなかった
130922ss007132.jpg 130922ss007131.jpg


ハウンドは大人しくなったアリアを馬に乗せ旅立つ

何をそんなにスネてるんだ
こんな所で一人きりにならなくてよかっただろ、お前は幸運だ
俺より酷い奴に捕まってたかもしれないんだぞ

お前より酷い奴なんかいない
俺の兄貴を知らないだろ、イビキがうるさいって理由で人を殺す奴だ
少女を殴ったり犯したりするのが好きな奴だっている
俺はお前の姉をそういう奴らから助けた事があるんだ


もちろんアリアにその話を信じれるわけがなかった

やがて大きな川レッドフォークが見えてきた
てっきりキングスランディングのジョフリーやサーセイの元に自分を連れ戻すために
ハウンドが自分を捕まえに来たと思っていたアリア
その川をブラックウォーター湾の河口だと思ったアリアをハウンドが笑う

ハウンドは自分はもはやジョフリーや女王の手下ではない事、そして
身代金目当てにアリアをロブとケイトリンの元に連れて行こうとしていると説明する
わかったら石で俺の頭を叩き壊そうなんて考えるな
そうすれば双子城で行われるお前のおじさんの結婚式に間に合うさ

130922ss007129.jpg







〓 エッソス ユンカイ 〓

ユンカイのワイズマスターが言っていた強力な仲間
それはセカンドサンズと呼ばれる傭兵軍団だった
ユンカイの城壁の周りに陣を張り始める武装された2千人のセカンドサンズ
まともに戦ってはアンサリードにも相当の死傷者が出ると予想される

戦っても負ける気は全くないデナーリスだったが
傭兵達との無駄な戦闘を避けたいと考える

(雇い主の)死体から傭兵代を回収するのは大変でしょうね
傭兵は勝者の側で戦う事を選ぶものよ、彼とその事について話したいわ
金の為に戦う傭兵が女の子に負けれないわよね

130922ss007133.jpg 130922ss007135.jpg


しばらくしてセカンドサンズから3人の男達がやってきた
セカンドサンズの総司令官 ブラボス出身のメロ ”通称巨人の庶子”
司令官のミア出身者 プレンダール・ゲゼン
そして副官のダリオナハリス
130922ss007136.jpg


メロは舌なめずりするようにデナーリスを見ながら堂々と彼女の隣に座る
あんたがドラゴンの母か、リスの娼館であんたとヤった事があったかな
俺のケツを舐めてくれたよな、そうするために生まれてきたかのようにな
俺が助けない限り戦争の後はお前ら全員奴隷になるんだ
服を脱いで俺の上に跨りな、俺のセカンドサン(下ネタ)をくれてやるからよ

セカンドサン(兵)をくれるなら貴方を去勢しないで済むかしらね

アンサリード8千に対しセカンドサンズ2千
数では圧倒的に不利なセカンドサンズだがユンカイとの契約は裏切れない
一度契約を交わした後に金で裏切るような傭兵など二度と雇う者はいない

私の仲間に加われば次の雇い主を気にする必要はないの
私が七王国を取り返せば、お金も城も領地も思いのままよ
考える時間を2日間あげるわ


〇〇〇を見せろ、従う価値があるかどうか見てやろう
セカンドサンズは何でも分かち合うんだ
戦争が終わったら俺達全員でお前をヤってやるさ


ひたすら卑猥な言葉をかけてくるメロとデナーリスの話は噛み合わず
メロはミッサンディの尻を叩いて去っていった
笑ってその言葉を相手にしなかったデナーリスだが、メロが帰ると怒りがこみ上げた

バリスタン卿、もし戦争になったらあの男を始めに殺しなさい
130922ss007137.jpg





野営地に戻って来たセカンドサンズの3人
総司令官のメロはとにかく無理矢理にでもデナーリスを手に入れようと考えていた
傭兵は金のために戦い、娼婦を買う、もしくは敵の女を手に入れるのが通常
しかしダリオは美しい女のために戦うと言った

女を金で買うのでは無く、自分に抱かれたいと思っている女を抱きたい
そして自分を殺したいと思っている男と戦いたい
そのスリルを味わうために傭兵をやっていると言う

考え方の違うメロとダリオ
女の話をする二人とは対照的にプレンダールは真面目な顔で敵との兵力の差を考える
敵の将は女とはいえ、8千人のアンサリードと腕利きの側近もいる

戦争にはならんよ、奴らの去勢兵と戦う事なんてない
あの女さえやっちまえばいいんだ
今夜は新月だ、俺達の一人があの女のテントに忍び込むんだ


メロはそう言うと3枚のコインを取り出しユンカイの奴隷娼婦に握らせた
メーレーン、ボランティス、ブラボス、それぞれの都市で使われてるコイン
死神にゆかりのあるブラボスのコインに当たった者がデナーリスを殺しに行く
奴隷娼婦は目を瞑ったまま3人に3枚のコインを渡して行き
そしてダリオにブラボスのコインが渡った
130922ss007138.jpg 130922ss007139.jpg





その夜、新月の暗さに紛れてダリオはデナーリスのテントに忍び込んだ
デナーリスの入浴の手伝いをしていたミッサンディに剣を押し当て
偽装していたアンサリードのマスクを脱ぎ、笑顔で正体を現すダリオ
130922ss007142.jpg 130922ss007141.jpg

しかしダリオはデナーリスを殺しに来たのではなかった
ダリオは持っていた麻袋を開き、メロとプレンダールの首を床に落とした
何故?
彼らとは考え方に違いがあった、あなたの美しさの方が私にとって意味のある物だ
変わった男ね
私は誰よりもシンプルな男です、自分の望むままにやるだけです
彼らの首で私の心が動くと思ったの?彼らの仲間の暗殺者を私が信じるとでも?
彼らが私にこの暗殺を命じた、私は拒んだが彼らは選択の余地はないと言った
だからこう言った、私はダリオ・ナハリス、いつだって自分で選択するさ
彼らは剣を抜き・・・私も抜いた・・

130922ss007143.jpg

デナーリスは裸を隠そうともせず風呂から立ち上がり出る
すぐにミッサンディがローブを用意し、それを着たデナーリスはダリオに近寄る
私のために戦うのね?・・・・誓いなさい
セカンドサンズもダリオ・ナハリスも貴方の物です
私の剣と命を貴方に捧げます・・私の心も・・

130922ss007145.jpg










〓 ドラゴンストーン島 〓

メリサンドルに船に乗せられドラゴンストーン島にやってきたジェンドリー
初めて見るドラゴンストーンの巨大で黒く威圧的な城に呆気にとられる

そのまま城へ入り会議室のスタニスの前まで連れて来られたジェンドリー
スタニスはジェンドリーの顔を持ち上げ凝視する
ロバートの血が半分、下賎の血が半分か・・

スタニスにジェンドリーの顔を見せたメリサンドルは
すぐにジェンドリーを下がらせ、彼のために部屋と服を用意させた

恐怖が肉を不味くさせるので、子羊を殺す時にはナイフを見せない
それと同じようにジェンドリーに部屋を用意し、身なりを綺麗にさせ
彼に恐怖を感じさせないように生贄にしようとするメリサンドル

彼女がやろうとしている事に不快感を表しつつも
スタニスはメリサンドルを止めようとはしなかった
130922ss007151.jpg 130922ss007150.jpg





ダヴォスはいまだドラゴンストーン城の地下牢の中ですごしていた
暗い牢の中でシリーンに貰った本で文字の勉強をするダヴォス
その牢の前にスタニスがやってきた
130922ss007201.jpg


食事は十分与えられているか?
日に二度、冷たい朝食と暖かい夕食を・・文句は言えませんな
自慢ではないですがもっと酷い場所も見てきましたので

メリサンドルが帰ってきた、ロバートの私生児と一緒にだ・・
王の血には力があると言って・・・・彼を生贄にする気だ・・

私は学がないもので・・恐れ多いですが・・殺しと生贄に違いはあるのでしょうか?
彼にはあなたの血も流れている、あなたの甥だ
レンリーの場合は正当な王位継承者の貴方を差し置いて自分が王だと名乗り、兵を挙げた
だが彼(ジェンドリー)は貴方に対し何もしていないでしょう、彼は潔白だ

今は戦争中だ、私がロバートが酒場の売女と気まぐれに作った子を助けるとでも?
ウェスタロスにどれだけの少年少女、男や女がいる?
私が王にならない限り、終わらない夜が彼ら全てを飲み込むとメリサンドルは言った
運命は選べない、大小はあれど我々は与えられた役割を勤めねばならん


我が王よ、貴方はなぜ今日ここに参られたのです
お前を自由にするためだ、もしお前がメリサンドルに手を上げないと誓うのなら・・
誓いましょう・・しかし彼女に反論しないとは誓えませんが・・
お前でも多少は命が惜しいんだな
ほんの僅かながら・・ほぼ無くなりかけてますが
貴方は昨日でも明日でもここへ来れた、しかし貴方は今、彼が殺される前にここへ来た
なぜなら貴方は私がその事をやめさせようと助言するのを知っていたからです
あなたがここで私の話を聞いてるという事は、つまり貴方は自分自身を信じているからです
あなたは出世や名誉のために潔白な人間を殺すような方ではない

息子が5歳の頃、彼は私に言いました「僕は死にたくない」と
「お前は死なない、絶対に死なない」私は彼にそう言ったが
私は暗闇の中で眠れずにいるのが怖いという彼にうんざりしていた
私は子供達が夜に寝てくれるように、父親や母親が
神という物を作りだしたのだと思うのです


私は炎の中に未来が見えた・・雪の中での大きな戦争だ
お前も彼女が生んだ何かを見ただろう・・私も最初は信じてはいなかったが・・
この鉄格子のように自分の目の前で真実を見た時、彼女の神の存在をどう否定できようか?


メリサンドルのやり方を不快に感じつつも、大を成す犠牲から目を背けるスタニス
神や魔法など信じず、怪しいメリサンドルからスタニスを守りたいと思うダヴォス
しかし二人とも確かにメリサンドルの信仰する光の神の力を目にしていて
その現実は否定しようがなかった
130922ss007148.jpg







その頃ジェンドリーは身を綺麗にされ、立派な服に着替えさせられていた
見た事もない豪華な部屋に通され、その豪華さに見とれているとメリサンドルが現れる
メリサンドルはワインを綺麗なグラスに注ぎジェンドリーに飲ませた

王がたまたま酒場で自分の母親と寝て、自分が王の私生児として生まれただけで
あまりにも場違いな所へ来てしまったと緊張するジェンドリー
そんなジェンドリーをリラックスさせようと話しかけるメリサンドル
130922ss007153.jpg


光の神の導きによって貴方の父は貴方の母を選んだの
神の導きによって貴方はここへ来たのよ
貴方自身にはわからない貴方の中の力によってね
そして私はその力を貴方の中からこの世界へ産み出すためにここへ導かれたの・・・
私達は神の計画の一部・・彼の望み・・いえ、彼の要求なの


メリサンドルは動揺するジェンドリーの服を脱がせ彼をベッドへ導く
彼に跨り腰を振り、気を逸らせてから彼の手足を縛る
そして箱からヒルを取り出しジェンドリーの肌に這わせて彼の血を吸わせた
その時スタニスとダヴォスが部屋に入ってきて、そのおぞましい光景を見た
130922ss007155.jpg



”ダヴォス卿は王の血の力を信じてなかったわね・・・確証が欲しかったんでしょう?

そう言うとメリサンドルはジェンドリーの血を吸ったヒルを箱へ戻し
それをスタニスに手渡す
そしてスタニスはそのヒルを手に取り火の中へ落とした

強奪者ロブ・スターク・・強奪者バロン・グレイジョイ
強奪者ジョフリー・バラシオン・・・


正統な王位継承者の自分を差し置いて王を名乗る者たち
その名を一人ずつ呼びながら、炎の中へヒルを落としていくスタニス
そして三匹のヒルは炎の中で血を吹き出し燃えた
130922ss007157.jpg
















〓 キングスランディング 〓

サンサとティリオンの結婚式当日、ティリオンはサンサの部屋を訪れた
シェイの冷たい視線を気にしながら人払いをし、サンサと二人きりになる

ティリオンにそれほど悪い印象は持ってないといえど、やはりラニスター家の一人
その男と結婚させられる事になったサンサはやはりどこか辛そうで、悲しげだった
機械的に会話するぎこちないサンサの気持ちをほぐそうとするティリオン
しかしその原因の一つは自分との結婚であり、どうにもうまく言う事ができない

君は私の妻になる・・それは君を拘束したいからというわけじゃない
つまり私が言いたいのは・・うまく言えないんだが・・・
私は・・・君の気持ちはわかるよ・・

とても信じれません・・閣下
・・その通りだ・・・君の気持ちはわからない・・
そして君も私の気持ちはわからない・・
だが一つだけ君に約束しよう・・・・私は絶対に君を傷つけたりしない


その言葉で少し気持ちが和らいだサンサは、初めてティリオンに笑顔を見せた
130922ss007160.jpg 130922ss007161.jpg







ティリオンとサンサの結婚式が行われるベイラー大聖堂
沢山の貴族達、そしてサーセイとマージェリーも現れる

私達はもうすぐ姉妹になるのですね・・仲良くしないといけませんわ
そう言ってサーセイと強引に腕を組むマージェリー
人目につく場所で大げさに愛らしい娘を演じるマージェリーに怪訝そうなサーセイ
あなたは女優かしら?とっても可愛い声を出すのね
恐れ入りますわ、歌より踊りが得意なんですよ
130922ss007165.jpg

そう・・でもキャスタメアの雨という歌を知ってるかしら?
レイン家はとても力のある家だったの、ウェスタロスで2番目に裕福だったわ
タイレル家も今やウェスタロスで2番目に裕福な家だったかしら?
言うまでもなく野心家は2番目の位置に留まったりはしないのよね
最後のもう一段さえ登れば全てが見渡せるんだもの
青い空以外、あなたの上には何もないの
そしてレイン卿はキャスタリーロックのような偉大な城を作って
誰もが持ってないような大きなダイヤモンドを妻に送った
ある日、遂に彼は私の父に反乱を起こした
レイン家が今はどうなったか知ってるかしら?


過去の物になりましたね
優しい言い方ね、何故皆殺しにされたと言わないのかしら
全ての男、女、子供に剣が突き刺さった
キャスタリーロックの門高くに吊られた彼らの死体を見たのを覚えているわ
父はそれを夏中放置させて腐らせた・・長い夏だった
今では誰もいないキャスタメア城の広間に雨(rainとrayne家をかけている)の嘆きが響くの

また私の事を姉妹なんて呼んだら、貴方が寝てる時に絞め殺すわよ

サーセイはそう言ってマージェリーの腕をほどき離れて行った
130922ss007164.jpg






その時大聖堂の扉が開き、花嫁となるサンサが登場し
大聖堂の入り口から祭壇で待つティリオンの元までのバージンロードを歩き始める
すると入り口の横からジョフリーが現れサンサの隣に立つ
あろう事か父エダードの処刑を命じた男が、エダードの代役でサンサをエスコートする
何処か嬉しそうなジョフリーに付き添われてバージンロードを歩くサンサ
そしてティリオンが待つ祭壇への階段を登る
130922ss007168.jpg 130922ss007171.jpg


サンサを祭壇までエスコートしたジョフリーは帰り際に
ティリオンの横に置いてあった踏み台を奪い取って階段を下りた
ジョフリーの悪ふざけに動揺を隠せないティリオンを置いて大司教は式を始める
新婦にマントをかけなさい、そして新婦を貴方の庇護の下へ入れるのです

サンサはティリオンに背を向け、彼にマントをかけられるのを待つ
しかし踏み台を奪われたティリオンの手はサンサの肩にさえも届かなかった
ニヤニヤと笑うジョフリー、そして出席者の中からも笑いが起こる
ティリオンは申し訳なさそうにサンサに声をかけ、彼女にしゃがんでもらいマントをかけた

そして参列者を証人として二人は正式に夫婦となった
130922ss007177.jpg 130922ss007176.jpg







式が終わった後は二人の祝宴が開かれていた
メインテーブルでは既にワインを飲み続けすっかりできあがったティリオン
そして泥酔したティリオンの酷さにサンサはたまらず席を外す
当人達が望んだわけではない結婚の有様を見せられ
サーセイとロラスも自分達の状況と重なって見えたのか、うんざりして席を立つ
130922ss007178.jpg



酷い祝宴に見かねたタイウィンはティリオンの席へ行く
随分酔ってるようだが?
もっと酔う予定だったんですがね、自分の結婚式で酔うのは新郎の義務でしょう?
結婚式などどうでもいい、できるだけ早くお前の妻にラニスターの子を産ませるんだ
そうする為にはやる事はやらねばならん

貴方は以前私の事を何と呼びました?酔っ払いの小さく醜いバケモノでしたかね
心配無用ですよ、酒好きで欲深い・・・それに関しては誰も私に及ばない
私はワインとおっぱいの神ですから・・
行きつけの売春宿の隣に自分の聖堂でも作りましょうかね

何をしようが構わんが・・自分の義務は果たせ
130922ss007180.jpg




タイウィンにきつく言われても何食わぬ顔のティリオン
そして階上のバルコニーでは次に結婚させられるサーセイとロラスがいた
ロラスも結婚に全く乗り気ではないものの、家のために自分のすべき事をしようと
窓際から海を眺めていたサーセイに何か話しかけようとする
しかしサーセイはロラスの言葉をすぐに遮り離れていった
130922ss007189.jpg





席を離れていたサンサが祝宴の広間に戻ろうとした時
何か企んでそうな悪い笑みを浮かべたジョフリーに捕まった
やったな、ついにラニスターと結婚できたじゃないか
ラニスターの子が産めるんだぞ、夢だったんだろ?ん?
どのラニスターが君を孕ませるかなんて大した問題じゃないよな
今夜私の叔父が酔いつぶれた後で私も伺おう、そういうのはどうかな?
嫌なのか?・・まあメリン卿とボロス卿が君を押さえつけるから問題ないさ


サンサにそう言った後、ジョフリーは手を叩き全員の注目を集める
さて初夜の儀式の時間だ、伝統を重んじなければ叔父上
みんな来てくれ、彼女を持ち上げてベッドまで運ぶんだ
さあガウンを脱がせ、彼女にはもうそんな物必要じゃないんだ


初夜の儀式などない・・
私が命令したなら、それをやるんだ
ならお前の結婚式で・・やれ・・お前のその青臭いモノでな・・
ティリオンはナイフをテーブルに突き刺し、ジョフリーを睨みつける

130922ss007181.jpg 130922ss007183.jpg



その言葉で祝宴が静まり返り、出席者全員が固まった
ラニスター家だけの集まりならともかく、人目のある所で王を侮辱すれば公の反逆罪
激怒したジョフリーが一度でも命令を出せば取り返しのつかない事態となる
しかしうまくタイウィンが間に入り、そしてティリオンもその話に乗っかり
酔った挙句の悪ふざけということでその場をごまかす

冗談ですよ陛下、貴方の立派なアレに嫉妬しただけです
私のアレは小さなもので、可哀想に私の妻はそれが入ってる事すら気付かないでしょう
すまないが結婚初夜なもので・・私の小さな酔っ払ったアレでやる事がありまして
さあおいで我が妻よ・・・私は最中に女性の上に吐いた事があってね・・


激怒していたジョフリーも、王への暴言を聞いていた出席者達も
その事を忘れて呆れ返るくらいの自虐話をするティリオン
そしてその間に千鳥足でサンサを連れて部屋へと逃げた
130922ss007184.jpg





見苦しい姿をさらしたものの、何とかジョフリーの悪だくみから逃れた二人
しばらくしてサンサはワインを飲み、そしてベッドの前で服を脱ぎ始める
130922ss007187.jpg 130922ss007185.jpg

やめるんだ・・私にはできない・・
でも貴方のお父様は・・
たとえ父がそれを望んだとしても・・君と寝ることはできない
君がそれを望まない限りは・・

私が・・ずっとそれを望まなかったら・・?
見守るだけの日々の始まりってわけだ・・・

そう言うとティリオンはイスに倒れるように酔いつぶれて眠った
130922ss007188.jpg




翌朝、部屋に朝食を運んできたシェイ
明らかにイラつきながらテーブルに朝食をガシャっと置き、サンサの着替えを手伝う
しかし綺麗なままのベッドシーツを見て、新婚の二人の間に何も無かった事を知る
130922ss007193.jpg 130922ss007194.jpg









〓 壁の北 〓

壁に向かって森を南下していくサムとギリー
二人は陽が暮れる前に丁度いいボロ小屋を見つけ、そこで夜を過ごす事にした
火を起こすのが下手なサムの代わりに火を起こすギリー
その間サムはギリーの息子に何か名前をつけてあげようと提案する

しかしギリーは恐らく過去にクラスターズキープから外に出た事もなく
男の名前として知ってるのはクラスターか数人のウォッチの名前程度
そして世間に苗字と名前がある事も知らなかった

僕の場合だとサムウェルは名前、ターリーが苗字、父はランディル・ターリーだ
ランディルはかっこいい名前ね
この子にランディルと名付けるのはやめてくれ・・
あなたの父も私の父(クラスター)と同じように酷い人だったの?
違ったタイプの酷さだね・・
・・・・じゃあランディルは無しね
130922ss007195.jpg



そんな事を話していると、小屋の外でカラスの鳴き声が次第に大きくなってきた
剣を持って外へ出るサムは木の上で鳴くカラスの大群を目にする
そして森の奥から恐ろしい唸り声と共に長身の青い目の怪物
サムが最初の人の拳の近くで一度見た、あのホワイトウォーカーが現れた

目当てと思われるギリーの息子に向かって一直線に歩いてくるホワイトウォーカー
サムは恐れながらも剣を構え、ホワイトウォーカーの前に立ちはだかる
しかし立ってるのが精一杯で動く事もできなかった
130922ss007196.jpg 130922ss007198.jpg



ホワイトウォーカーは氷のような青白い手でサムが構える剣を掴む
すると剣は薄い氷のように粉々に砕け散り、ウォーカーは片手でサムを殴り飛ばす

何事も無かったかのようにギリーの方へ近づくホワイトウォーカー
剣を破壊されたサムは無意識に懐からドラゴングラスの槍先を握って起き上がり
後ろからウォーカーの背中にそれを突き刺した

その瞬間、断末魔をあげてもがくホワイトウォーカー
そして力なく跪き、寒い風に吹かれてホワイトウォーカーの体は散った
130922ss007199.jpg






130922ss007203.jpg
コール オブ デューティ ゴースト初回生産特典MPマップ「FREE FALL」+「PS4 DL版を1,000円で買えるクーポン」同梱[字幕版]

コメント
コメントの投稿
トラックバック URL
トラックバック
sponsored link





ゲームオブスローンズ・ウェスタロスガイド
立体的に飛び出す絵本


カテゴリ
sponsored link
手数料比較