〓 キングスランディング 〓

エダードがベッドで目覚めるとそこにはサーセイ女王とロバート王がいた
刺された足で起き上がることすらままならないエダード

エダードが売春宿から酔って帰る際にジェイミーを襲ったのだと
あからさまな嘘を並べ立てるサーセイをロバートは殴って黙らせる
そしてエダードにはケイトリンにティリオンを開放させ、ジェイミーと和解しろと言う
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国がラニスター家頭首、タイウィン・ラニスターに多額の借金をしてる事もあり
ロバートはタイウィンの息子であるジェイミーに今回の件の責任を追及する事はできず
スターク家とラニスターのいさかいは何とか収めたかった

お前はここに留まれ、王の命令だ
私は自分の兄弟を愛した事はない・・悲しいが本当の事だ
お前こそが私の兄弟だった・・・


ロバートはウィンターフェルに戻ろうとするエダードを止め
再び王の手のバッジをエダードに渡し、全てを投げ出して狩りへ行く

俺がいない時はお前が王座に座るんだ
ターガリエンの娘の話はもうするなよ、あの娘は死ぬんだ
今度そのバッジを返してみろ・・ジェイミーを後任にしてやるからな

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ジョリーが殺され、父エダードも深手を負った事を知ったアリアは
実際の戦いが起こってる中で、いつもの木刀での剣の練習などする気にならなかった
しかし危機や戦いが身近に迫っている時こそ訓練の時だと言うシリオ
しかしどうしても心ここにあらずで集中できないアリア
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父親が心配かな?・・・それでいい
神は信じてるかな?・・・神は一人しかいない・・死神だ
死神に言う言葉は一つだけ・・・『今日じゃない』だ


エッソスの自由都市ブラヴォスで崇められている死神
それはブラヴォス出身のシリオが唯一信じる神
死神が訪れたかのような危機に陥った時こそ、心を強く持ち不安を振り払う
シリオはアリアの不安を消し、練習に集中させる
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狩りに行ったままの王の代わりに、エダードは再び王の手として王の代理を務める
そうしたある日、リバーランから難民が涙ながらに陳情にやってきた

リバーランズ一帯がどこかの兵に襲われ、女はさらわれ、子供は焼かれ、残りは八つ裂きにされた
それは食料などを奪う盗賊の類では無く、ただ殺戮をし家も畑も全て焼き払われたという
旗印は掲げていなかったが、その中の一人は馬を一刀両断する大男だったと難民が言う
そして兵達は引き上げる時に死んだ魚を大量に捨てていったという
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でかい男は明らかにタイウィン・ラニスターの直属の家臣のグレガー・クレゲイン
そして焼き払われたリバーランズはケイトリンの実家のタリー家が治める地
残された死んだ魚は、タリー家の紋章のマスを意味してるのだろう
それはティリオンを誘拐されたラニスター家からの宣戦布告と取れた

エダードはバラシオン家の家臣ベリック・ドンダリオンを呼びつけ
彼に100人の兵を与え、グレガー・クレゲインの討伐を命じた

王国の守護者及び、七王国の王ロバート・バラシオンの名において
グレガー・クレゲインの全ての称号、領地の剥奪、及び処刑を宣告する

そしてキャスタリーロックにすぐ烏を送り
タイウィン・ラニスターには2週間以内に出頭、この件についての説明がなければ
王の敵とみなし、王国への反逆者とすると通告せよ

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アリアが毎日のように剣の練習をしてる間、サンサは修道女モーデンに刺繍を習っていた

十字路の宿の事件以降、王子との関係が気まずくなった事で
夢見ていた首都の生活に希望を無くし、やる気のない毎日を過ごしていた

そんなある日、ジョフリーがサンサの所へやってくる
サンサに首飾りをプレゼントし、紳士的に先日の事件からの態度を謝罪するジョフリー
そしてうっとりするサンサに将来の結婚の約束を誓いキスをした
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マウンテンことグレガー・クレゲイン討伐を宣言したエダード
これによって今後、スターク家とラニスター家の争いは激化していくだろう
エダードは安全のために娘達に首都からウィンターフェルに帰すと告げる

剣の練習が楽しくなってきたアリアは勿論反発する
そしてジョフリーと結婚を誓い合ったばかりのサンサはアリア以上に反発した
高慢で情けないあのジョフリーをまるで勇者のように称えるサンサに
開いた口が塞がらないエダード
ともかくエダードは娘達に早急な荷造りを命じ、嫌がるサンサはアリアに連れて行かれた
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サンサがジョフリーの名前を出した事で、何かに気付いたエダード
パイセルに借りていた『七王国名家の歴史と系譜』を開き、バラシオンの頁をたどると
バラシオン家の創始者オリス・バラシオンからロバートまで全て黒髪と書かれていた
どんな女と結婚しようともバラシオンの血は黒髪の子を産ませ続けた
金髪のジョフリー・バラシオンまでは・・
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〓 ウィンターフェル 〓

寝たきりのままのブランはある夢を見ていた
以前のように歩ける自分、そして地下墓地に入っていく不思議な三つ目のカラス
ブランは歩けなくなってからというもの、幾度かこの三つ目のカラスが出てくる夢を見ていた
その時、ドアが開く音で飛び起きたブラン、そこには鞍を持ったホードーが笑顔で立っていた
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ティリオンに貰った設計図で作った鞍が完成し、久々に馬に乗れる事になったブラン
ロブとシオンと共に、ウィンターフェル近くの森へ試乗に行く
ブランが馬で駆ける中、ロブとシオンは迫るラニスター家との戦争について話していた
すると少し目を離した隙にブランがいなくなっていた

その頃、北から壁を越えて南下してきていた野人のグループに囲まれていたブラン
身なりのいいブランの装飾品、上等な白い馬を奪おうとする野人達
駆けつけたロブとシオンによって野人の男達は殺されたが
ブランの安全を深く考えなかったシオンに腹を立てるロブ
一人残った野人の女オシャは命乞いをしたため、ロブはオシャを捕虜として連れて帰った
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〓 アイリー 〓

アイリー城のスカイセルに放り込まれたティリオン
柵も無く、寝返りをうってる間に落ちかねない危険な牢屋
ティリオンは牢番のモルドを買収しようとドアを叩いて呼ぶ
頭が弱く、短気なモルドに理解できるように丁寧に説明するティリオン
聞いた事はないか・・「ラニスターのような金持ちに」と
もちろんあるだろ?・・お前さんは賢い奴だ
ラニスターがどんな人間が知ってるだろ?・・俺がそのラニスターだ
タイウィンの息子、ティリオンだ!
そしてもちろんこの言葉も聞いたことあるだろ

『A Lannister always pays his debts ラニスターは必ず借りを返す』

もし私からの伝言をアリン夫人に伝えてくれたら、お前さんにその借りは必ず返そう
彼女に・・私の罪を白状すると伝えてくれ

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モルドは伝言を伝え、それを聞いたライサはティリオンを牢から出した
ケイトリン達も立会い、いよいよラニスターの陰謀が明かされる時を待つ
大勢に囲まれたティリオンは神妙な面持ちで語り始める

どこから話しましょうか・・私は恥ずべき男です・・白状します・・私の無数にある罪を
嘘をつき、ズルをし、賭け事をし、女遊びも・・
私は暴力は得意ではないが、私でない誰かに暴力を仕向けさせるのは得意なのです
私が7歳の時・・水浴びをしてる使用人の女の子を見て・・彼女の服を盗みました・・
彼女は裸で泣きながら城へ帰った・・今でもあの揺れる胸が目に焼きついてます・・

10歳の時には、私は叔父の靴に羊の糞を仕込んだ・・
罪がバレそうになり私は従者のせいにした・・可哀想に彼はムチで打たれ・・

12歳の時には私のアレをしごいて出たアレを、亀の煮込みの鍋に入れました・・
私のソーセージの皮をむいて・・鍋の中にこうやって・・
それを姉(サーセイ)が食べたはずです・・


申し訳なさそうな顔をしながら、大げさに下品な仕草を再現するティリオン
すると黙っていられなくなったライサが立ち上がり、ティリオンの話を止める
そしてジョン・アリンの暗殺、ブランの暗殺の件を、改めて問いただそうとするケイトリン
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申し訳ないが・・それらについては何も知らないんだ・・

ライサは怒り、モルドを呼んで再びスカイセルにティリオンを戻すように言う
しかしティリオンもこの一方的な裁きに不服を申し立て、決闘裁判を要求する
通常の裁判は、王、もしくは領主、この場合ではライサの息子ロビン・アリンが
原告、被告の両方の意見を聞き、独断で判断する適当なもの
決闘裁判は原告、被告、及び代理人が決闘して勝った者が正しいとする裁判の方法



もちろんロビンやライサが戦えるわけはないので代理の騎士が決闘をする
小人との楽な決闘だと思いアリン家の家臣達は次々と名乗りを挙げる
しかしティリオンは兄ジェイミーを自分の側の決闘代理人として要求する
ティリオンは初めからこれを狙ってジェイミーに助けてもらおうと考えていた
しかしライサは決闘は今日行われると言い切りジェイミーへの連絡を却下する

仕方なく誰か代わりに決闘してくれる人間を探すが
アリン家の城でティリオンの側の決闘代理人になる人間がいるはずもない
そこで名乗りをあげたのが、十字路の宿からケイトリンについてきていた傭兵ブロンだった
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月の扉と呼ばれる処刑代わりに人間を落とす穴が開かれ、決闘裁判が始まる
ライサ側の代理人ヴァルディス・エーガンはほぼ鉄壁な鎧を着た重装兵
一方のブロンは盾さえ持たず、胸当てだけの軽装だった

重い鎧で動きの遅いバルディスが疲れるまで、ひたすら避け続けるブロン
隙を見てバルディスの足の腱を切り、そして鎧の隙間を突いてトドメを刺した
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バルディスは月の扉から谷へと落とされた
一介の傭兵に重装備のナイトが殺され、唖然とするアイリーの者達
しかし決闘裁判の結果に文句をつける事は許されない

ティリオンはロドリック・カッセルから財布を返してもらい
それをそのまま全部、牢番のモルドに投げ渡し
ブロンと共に悠々と城を出て行った
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〓 エッソス バエスドスラキ 〓

結婚の祝いに、とイリオ・モパティスからもらったドラゴンの卵の化石
長年の内に石となった卵はもちろん孵る事はないとイリオは言っていた
デナーリスは何気なくその卵を燃える石炭の上に置く
が、もちろん何も起こらなかった

しかし何を思ったのか、デナーリスは石炭に焼かれた卵を素手で持ち上げた
それを見たイリはあわててデナーリスの手から卵を取りあげる
焼けた卵で火傷を負ったイリの手、しかしデナーリスの手には何も変化がなかった
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ある日デナーリスは、ドスラキの長老の老婆に呼ばれて儀式を行う
授かった子供を占うために馬の心臓を生で食べさせられる
初めはこの結婚に抵抗のあったデナーリスも、次第にドロゴと民衆の雰囲気に染まり
カリーシとしての自覚も出初めていた
デナーリスは吐き気を抑えて馬の心臓を食べきる
すると生まれてくる息子は”世界を制す王になる”と予言が出た
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デナーリスは立ち上がりドスラキ語で呼びかける

王子が私の中で駆けてる・・彼の名前は・・レイゴよ・・

デナーリスがそう言うと、周りのドスラキ族も一斉にレイゴという名を叫び始める
デナーリスは名実ともにその日、ドスラキ族のカリーシとなった
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デナーリスがドスラキ族から支持されたのを見て、ヴィセーリスは焦る
自分の思い通りの道具だったはずの妹が、民から支持される王妃となった
一方の自分は誰一人として従う者がおらず、王座奪還も遥か遠い

ヴィセーリスはデナーリスのテントに忍び込み、3つの卵を持ち去ろうとする
卵を売って船を買い、軍を作り、七王国に攻めようという考えだった
しかし振り返るとジョラー・モーモントが出口に立っていた

おまえが我が妹をどう思ってるか私は知っているぞ
どうだ?妹が欲しいんだろう?”かまわないさ・・好きにするがいい
あいつは馬を食って蛮族の王妃となった、お前もあいつの好きな所を食え
そして俺を行かせるんだ・・


しかしジョラーは彼を通さず、仕方なく卵を捨てて出て行くヴィセーリス
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良い予言が出た事で、その夜、盛大な宴をするドスラキ族
そこに酔ってフラフラとヴィセーリスが入ってきた
ドロゴがヴィセーリスを隅の席に座らせるよう指示する
しかしその席は王にふさわしくない、と言うヴィセーリス
するとドロゴは「お前は王ではない」とウェスタロスの言葉で言った

ヴィセーリスは剣を抜き、デナーリスに歩み寄る
このバエス・ドスラキの街では剣を帯刀する事はご法度だったが
自分は王だからそんな物は関係ないとばかりに、剣を妹にむけるヴィセーリス
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私は欲しい物を手に入れるためここへ来た
約束の王冠(ウェスタロスの王の王冠)をもらいにな
彼はお前を嫁にしたが、まだ支払いが済んでないんだ・・
約束の物を渡すか、でなければお前を連れて帰る、そう奴に言え
子は奴にやる、私が腹を割いて取り出してやる


デナーリスの腹に剣を突きつけ、ドロゴに要求するヴィセーリス
そしてドロゴはドスラキ語で答え、デナーリスがそれを訳して言う
彼は了解したわ・・
あなたは王冠を被るでしょう・・誰もが目を見張り、震えるような王冠を・・

その答えが欲しかったのだ・・そういう約束だった

やっと念願かなったと微笑むヴィセーリス
しかし次の瞬間、ドスラキ族の男達に腕を折られデナーリスから引き離される
そしてドロゴは自分の金の装飾品を鍋に入れ溶かし始めた

ヴィセーリスは命乞いをするが、もはや実の妹からも見放され
王冠代わりの溶けた金を頭にかけられ即死した
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ジョラーはデナーリスの心情を気づかったが、デナーリスの顔に悲しみの色はなかった
彼はドラゴンじゃなかった・・ドラゴンは火では殺せないのよ・・

最後のドラゴンと自称していた兄はドラゴンではなかった
自分が火傷を負わない事を知ったデナーリスは
自分こそが最後のドラゴンだと気付いた






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