ドラゴンストーン城



先日の戦いでは自らリスクを冒してドラゴンに乗って戦い大勝したデナーリス。
しかしティリオンにおいては策がことごとく失敗した結果、ドーンとタイレル家と二つの同盟国を失い
信用を無くした助言者の言葉は、ターリー家の親子の処刑を止めるだけの力は無かった。
改めてデナーリスの狂気を抑え、目前の事より玉座奪還後の王朝の末永い繁栄を視野にいれて
柔軟かつ革新的なやり方をデナーリスに助言したいティリオンだったが
今のティリオンにはデナーリスに言い聞かせるだけの説得力は無かった。

王都での休戦会談となればサーセイが何かしら仕掛けてくるのは目に見えていたが
それも想定の上でデナーリスは逆にこっちから何か仕掛ける事も考えていた。
実の弟のティリオンが自信を持って誰よりも信用できないというサーセイ相手の会談に
デナーリスは卑怯で残虐なやり方も構わない姿勢を見せる。
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だがあなたはこの国の仕組みを破壊すると仰った・・・エーゴンの作りし車輪を・・
あなたの理想とする女王というのは、過去の暴君とどう違うのでしょう?

だからライオンの巣穴に入るのよ
兄は軍を抑えると約束してくれました
残念だけどラニスターの約束というのは話にならないわ・・・・あなたを除けば
そして私は兄にはあなたの衝動的な行動を抑えると約束しました
衝動的?
難しい交渉となるでしょう、我らを殺そうとする者達と席を共にするのですから・・・
姉は何か挑発的な事を言うでしょうし

それで?
おわかりでしょう・・・あなたは時々我を失う・・・過去の暴君と同じく・・・
私が・・・いつ?・・・ターリーの事は衝動的ではないわ・・・必然よ
あるいはあの親子に地下牢で頭を冷やさせる時間が必要だったかもしれない・・・
あなたが彼らの可能性を奪い去る前に、その可能性について話し合う時間が無かった。

敵側の立場で私に意見してるような口ぶりね
私がそうしているように、あなたも敵の視点で物事を見る必要がある。
彼らの流儀を知りたいのなら、彼らの視点でそれを見ないといけない。
彼らの行動を予測し、即座に対応して勝つためには・・・・・私はあなたにそうあって頂きたい。
私はあなたとあなたの作ろうとしている世界を信じているが、それはすぐに作れるものではありません。
恐らく一代では築けはしない・・・あなたの理想を持続させるために我らは何をすべきか?
車輪を破壊し、それを壊れたままにしておくためには?

私の死後に誰が鉄の玉座に座るか知りたいという事かしら?
あなたは子供は作れないと仰られた・・・・だが後継者選びには他の道もあります。
ナイツウォッチや鉄諸島などがその一例です、穴があれば埋める物もあります。

王座継承については私が玉座についた後に話し合いましょう
陛下・・・私は先日の戦いで雨のような矢があなたに向けて飛ぶのを見ました・・
どれも当たりはしなかったが、もしその中の一本があなたの心臓を撃ち抜いたとしたらそれで・・・

ほんの少しでも私の死が頭をよぎったと?その事についてあなたは兄と話をしたのかしら?
私は長期を見通した算段で助言しようとしているのです
短期の見通しならドーンもハイガーデンも失わずに済んだのかしらね
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ウィンターフェル



ウィンターフェルの中庭を見下ろすアリア。
当時淑女としての作法や習い事を嫌って、こっそり弓の練習をしいていたアリアをネッドは寛容に許した。
本来は貴族の女児のすべき事ではないが、したい事を認めてくれた良き理解者だった父を思い出す。

今、父は死んだ・・・・ラニスターと・・・・サンサの協力によって・・・
どういう事?

アリアはベイリッシュの部屋で見つけた手紙を取り出し、サンサの目の前で読み上げ始めた。
当時自分は子供で言われたとおりの手紙を書くように脅され、どうする事もできなかったと言うサンサ。
アリアはそれが自分だったら拷問されても殺されても家族を裏切るようなマネはしなかったと言う。
サンサは気づいていなかったが、ネッドがベイラー大聖堂前の広場で処刑されたあの日
アリアは群衆の中でサーセイやジョフリーと並んで綺麗に着飾ったサンサを見ていた。
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それであなたは何かしたの?ラニスター兵と戦って父を助けたの?
そうしたかった・・・
でもしなかった、私と同じようにね
私は父もロブも裏切ってない・・・愛しのジョフリー様のために家族全員を裏切ったりなんかしてないわ
あんたなんか膝をついて私に感謝してもいいくらいよ・・・
今ウィンターフェルに立ってられるのも私のおかげなの・・・あんたやジョンが奪還したんじゃない・・・
ジョンはあの戦いに負けたの・・・私のために北部にまできた谷の騎士達が勝利したのよ・・・
あんたはどこに行ってたわけ?世界中を旅してた?

修行してた
修行ね・・・・あんたが修行してる間、私はあんたが想像できないくらいの苦渋を飲まされてたの
そんな事知らないけど、想像くらいできるわ
あんたは私みたいに生き残れはしなかったわ・・・
お互いにね・・・


手紙をどうするつもりなのか?どこで見つけたのか?と問いただすサンサ。
手紙の内容自体は何かの罪にあたる物でなく、無理矢理書かされたものだといえば
きっとジョンはそれで納得してくれるだろう。
なら何故サンサが焦るのか?それは単純で感情的な北部の諸侯達の支持が揺らぐからだろうと
再びサンサの内に眠る野心を見透かすアリア。

あの小さなリアナ・モーモントは何て言うかな?
あの子はこの手紙を書いた時のサンサより若いんだ・・・
それでも「当時は子供だったから~」なんて言い訳する気?

怒ってるのね・・・・時に怒りは人を不幸にするわよ・・・
時に恐れは人を不幸にする・・・私は怒りを選ぶわ・・・
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ベイリッシュを部屋に呼び、アリアと手紙の事を相談するサンサ。
アリアが手紙の内容を諸侯たちに漏らせば、彼らはウィンターフェルを捨てて自分の領地へ帰るかもしれない。
何週間もジョンから音沙汰は無く、不安と重圧の中、さらにアリアからの揺さぶりで焦るサンサ。
しかしベイリッシュはジョンよりもサンサの方が領主としてうまくやれてると言い
諸侯の中にはサンサのほうがその地位にふさわしいと考える者もいると囁く。

しかしサンサは二度結婚させられ、そのどちらもが北部の敵。
ただでさえ痛くもない腹を探られる立場に、あんな手紙まで出回れば日和見な諸侯達は
ジョンが帰ってくる頃にはウィンターフェルから去っている事も考えられる。

アリアは彼らとは違う、あなたの妹です・・・食い違いもあるでしょうが身内は裏切らないでしょう・・
私がジョンを裏切れば、あの子は私を殺すわ・・・
そうなのですか?
あの子の考えなんて知らない・・・もうあの子がわからないの・・・
その時はブリエン殿が役立つでしょう。
彼女はキャトリン・スタークの二人の娘を守ると誓ったでしょう?

そうね・・・
そしてどちらかの娘がもう一方を傷つけようとするなら、それを仲裁するのが彼女の立場でしょう?
そうね・・・
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サンサ宛てにキングズランディングから届いた一通の手紙。
恐らく休戦会談に参じるようにとの手紙だが、サンサはブリエンに自分の代理で行くように命じる。
ブリエンは日和見な諸侯達とベイリッシュが残るウィンターフェルにサンサを残して行く事は不安だったが
主人であるサンサの命令である以上、ブリエンの性格上それを断ることはできなかった。
姉妹に仲違いがあれば仲裁するのもブリエンの役目だとすれば、あえてブリエンを王都に行かせた
サンサの動向はベイリッシュの意図する方向に流れ出したのかもしれない。
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サンサは時を見計らって誰もいないアリアの部屋に入った。
あの手紙の存在さえ消してしまえばと思ったのか、部屋を探るサンサ。
しかし見つけたのは手紙でなく、鞄に入った何人かの顔の皮だった。

探し物はそれじゃないだろ?
わ・・・私には忠誠を誓う数百人の兵がいるのよ・・・
この部屋にはいない・・・

サンサはいつの間にか背後に立っていたアリアに驚き、謎の顔も含めて自分の妹に恐れを抱く。
アリアはブラヴォスのフェイスレスメンのギルドでの修行の事について語りだし
自分も散々苦しめられたあの時の問答ゲームを始めた。

私が質問するから、さも真実のように嘘を言うんだ。
うまく騙せれば、そっちの勝ち。
嘘を見破れば、こっちの勝ちだ・・・いくよ。

そんなのしたくないわ・・・
ジョンが北の王だという事についてどう思う?彼より北部を統治するのにふさわしい思う者は?
この顔・・・一体何よ
質問する方をやりたいの?本当に?前に私に質問した奴はろくな最後じゃなかったよ
何なのか言いなさい・・・
私達は小さい頃、お互い何者かになりたがってた・・・
サンサはハンサムで若い七王国の王の横に座る女王に、私は父のような騎士になりたかった。
お互い望む者にはなれなかっただろ?ここは少女の願い通りにさせてくれる世界じゃないんだ・・・
だが私はなれる・・・その顔で選べるんだ・・・誰にだってなれる。
声も、肌も・・・サンサにだってなれるよ・・・
素敵なドレスを着てウィンターフェル女公になるのってどんな気分かな・・・
それに必要なのは・・・・サンサの顔だけ・・・


アリアはブランから貰ったヴァリリア鋼のダガーを手にサンサに近づく。
しかしアリアはダガーの持ち手をサンサの方に向けてそれを渡すと、部屋から出ていった。
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壁の向こう



壁の東端のイーストウォッチの門を抜けて、ワイト捕獲の任務に向かうジョン達。
雪を見るのも初めてというゲンドリーと対照的に、慣れた環境に戻って得意気なターマンドは
ジョンがデナーリスに跪かなかった事を聞き、そのプライド故に最終的には
命を落とした当時の野人のリーダーだったマンス・レイダーを思い出す。
今となっては野人は北部を守る一員であり、自らが壁を守る立場となっている事を考えれば
当時の誇りやこだわりは仲間を大勢死なせただけの物でしか無かった。
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旧知や因縁を持つ関係の一行ではあるが、中でもメリサンドルに引き渡されて危うく殺される所だった
ゲンドリーのブラーザーフッドへの恨みは強かった。
しかしゲンドリーは結局殺されずに生き延び、ドンダリオンに至っては6回も殺されてるのだから
一度くらい死にかけたからと言ってピーピー騒ぐなとゲンドリーを窘めるハウンド。
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亡きジオー・モーモントとネッド・スタークについてお互い語る息子達。
どちらも誉れ高き男だったが、その最後はどちらも悲劇的な物だった。
ジョンは剣帯を外しモーモント家のロングクローを元々の相続人であるジョラーに返そうとするが
家の名誉を汚し、そして捨て、今は新たな生きる場所を見つけたジョラーはそれを受け取らず
正式に継承権を放棄し、ロングクローをジョンに託した。
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ハウンドに興味を持ったターマンド。
普通の人間なら恐れを抱くようなハウンドの容姿がターマンド的には仲間のような匂いがしたのか
苛立つハウンドを気にせず、なぜ犬と呼ばれ顔に火傷を負っているのかと質問の連続。
ウィンターフェルで美女が俺を待ってるんだ・・・黄色い髪、青い目、あんなデカい女は見た事がない
タース島のブリエン・・・
知ってるのか?
おまえはあの忌々しいブリエン・タースと?
あぁ・・・まだヤってないがな・・・・だがあの目つきは間違いないぜ・・
どんな目つきだ?切り刻んで肝臓を食おうって目つきか?
あの女を知ってるのか・・俺はあの女と子を作るぞ・・・想像してみろ・・・世界を統べる怪物になるぜ・・
よくお前みたいなキチガイが生き延びれてこれたな
殺しは得意でな
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ネッドが王の手の時に、リバーランズを焼き払ったマウンテンを討伐するため
ベリック・ドンダリオンはその討伐隊の指揮官として任命された。
そしてその戦いでドンダリオンはマウンテンに殺され、ソロスと光の神の力によって再び蘇り
その後はリバーランズに潜んでブラザーフッドとしてレジスタンス活動を続けてきた。

ジョンは光の神の声など聞いた事はないし、特別意識もした事がなく
神の力で蘇り、神に導かれてここにいるとドンダリオンに言われても全くピンと来ない話だった。
神の意思は理解しなくてもいいのさ・・・一つだけ・・・俺達は戦士だ・・何のために戦うかだけわかってりゃいい。
玉座がどうこうって人間のために戦うんじゃないって事だけはわかる

じゃあ何のために戦う?
命のためだ・・・死こそが敵・・・唯一のだ
だが人間は死ぬものだ
敵は常に勝つ・・・だが我々は戦わねばならん・・・それだけだ・・・
こんな場所に楽しみなんて無いが、他を生かす事はできる・・・俺達が弱者を守ってやるんだ

我は国を守る盾・・・
それ以上の理由がいるか?十分だろ
ああ・・・十分だ
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一行はハウンドが火のビジョンの中で見た、矢尻のような尖った山を見つけた。
しかし近づくにつれて吹雪は酷くなり、数メートル先も見えない視界の中で斥候は何かの影に気付く。
遠目から見ても巨大な白熊に構える一行、しかし斥候に気づいて襲いかかってきたその白熊は青い目をしていた。
一瞬で斥候の野人を連れ去ったゾンビ熊に警戒して円を組むジョン達。
野人を軽々と吹き飛ばして再度現れたゾンビ熊に、ドンダリオンとソロスは剣に火をつけて挑むが
炎で包まれても動きを止めないゾンビ熊にハウンドはたじろいでしまう。
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棒立ちのハウンドを突き飛ばしたソロスが襲われているうちに、一行はなんとかゾンビ熊を倒したが
ソロスはハウンドの身代わりとなり胸を噛まれて重症を負ってしまった。
重症を負い、ソロスは酒の入った水筒の栓もできないほどフラついていたが
かつてのグレイジョイの反乱の際のパイク攻城戦では、ソロスは真っ先に飛び込んで敵を斬り殺した英雄だった。
元々は光の神の布教のためにウェスタロスに来た司祭だったがソロスだが、七神教のあるウェスタロスでは
新宗教は全く浸透せず、それからは開き直って酒に溺れ、攻城戦の事も記憶に無いほど常に泥酔していた。
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やがて一行は崖下を歩く一体のホワイトウォーカーと、それに続く少数のワイトの部隊を見つけた。
先回りして焚き火を作っておびき寄せ、そして一斉に背後から襲いかかるジョン達。
数の不利は無く、さほど苦戦はしなかったがジョンがロングクローでホワイトウォーカーを斬ると
ウォーカーが砕けると同時にワイト達も崩れ落ちて動かなくなった。
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唯一一体だけ、砕けたウォーカー以外の手によって蘇ったワイトだけが死体に返らず
ハウンド達はそのワイトを捕縛するために倒して乗りかかる。
しかし断末魔のようなワイトの声が谷に響き渡り、遠くから雪崩のような足音が鳴り始めた。
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ハードホームで同じ状況を経験したジョンは、あの悪夢が再来すると想像し
すぐにゲンドリーだけを伝令役としてイーストウォッチへと走らせ、開けた場所へと逃げ出す。
黒い雪崩のようなワイトの群れに追われるように、薄氷の張った湖の中心にある岩場へと走ると
幸いにもワイト達の重さで氷が割れ、図らずも堀のような形となってワイトを足止めした。
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割れた氷はワイト達を足止めはしたが、同時に水責めされている極寒の籠城にもなった。
寒さも空腹も疲れもないワイトは夜になっても帰らず、ジョン達は寝る事もできず寒さに耐えていた。
ゲンドリーが息絶え絶えなんとか壁にたどり着いた朝方、湖の方では皆弱って座り込み
一人重症を負って体力失っていたソロスが寒さで力尽き死んでいた。
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イーストウォッチからの手紙を読んだデナーリスは、ティリオンの制止を聞かずに城を出た。
静観した結果失った同盟国のように、再びジョラーも含めた協力者達を失う事を恐れたデナーリスは
これに関してはティリオンの意見は聞けず、3匹のドラゴンと共に北へと飛びった。
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ゲンドリーが壁に着いた事を信じ、ひたすら待つジョン達。
湖の岸と真ん中で膠着状態は続き、ハウンドは試しに手頃な石を遠投しワイトを狙う。
顔を砕いても倒れもしないワイトにうんざりしながらも、さらに石を拾って投げたが
石はワイトに届かず、氷の上に落ちて堅い音を立てながら滑って行く。
一晩の時が経ち、再び湖に十分な厚みの氷が張った事に全員が気付き
そして一体のワイトが氷上を歩き始めると、他のワイト達もそれに続き歩き始めた。
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全方位から攻めてくる数え切れない無数のワイトが氷上を黒く染め
全員が必死で戦うが圧倒的な数の差にジリジリ押され、全滅は時間の問題でしかなかった。
危うく湖の中に引きずり込まれかけたターマンドを助け出し、全員は後退を続け
ついには岩場の上に残された少しの足場に追い詰められた。
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お互い顔を見合わせ、背中を任せて戦うが悲壮感しか無く、全滅までの秒読み。
しかしその時、ジョンの上から炎が降り注ぎワイトを焼き払った。
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救援に来たデナーリスと3匹のドラゴンはワイトごと氷を砕くように燃やし湖の底に沈めていく。
しかし無限に湧くようなワイトの足止めは完全にはできず、デナーリスはドロゴンを岩場に着地させ
すぐに全員と捕縛したワイトを乗せ始めた。
最後までワイト達を足止めしていたジョンが乗れば、後は飛び立って逃げるだけだったが
その時ナイトキングが動いた。
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氷の槍を手に取り、上空のヴィセリオンに向けて放ったナイトキング。
氷の槍はヴィセリオンの首元を貫き、体内から吐かれていた炎がそこから燃え上がり
ヴィセリオンは自らの炎に包まれて、血を吹き出しながら湖の上に落下した。
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冷たい湖の中にズルズルと沈んでいくヴィセリオンを見つめるデナーリス。
感傷に浸ってる場合ではないが、ジョラーはデナーリスにかける言葉が無かった。
ジョンはナイトキングを睨みつけて対峙するが、ナイトキングはさらにもう一本の槍を手に取った。
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すぐにドロゴンを飛ばすようにジョンは叫ぶが、それと同時にワイトに突進されジョンは湖の中へと沈んで行く。
デナーリスはジョンが水面に浮かんでくるのを待つが、向こう岸で槍を構えるナイトキングが視界に入り
それ以上は待つことができず、ドロゴンを飛ばせて湖から逃げ去った。
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ワイトの大軍が撤退を始めた頃、湖から這い出たジョン。
何とか生きてはいたものの体はズブ濡れで芯から凍え、もはや戦える状態ではなかった。
しかしワイトの大軍はすぐに撤退できるほどの数ではなく、すぐにワイト達はジョンに気付いた。
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ジョンは剣を構えるのもやっとだったが、そこに馬に乗ったベンジェンスタークが現れた。
ベンジェンはワイトを蹴散らし、すぐにジョンを馬に乗せて話どころか別れをする間もなくジョンを急ぎ逃した。
馬にしがみつきながら朦朧とした意識の中、ジョンはワイトの群れに飲まれるベンジェンの最後の姿を見た。
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イーストウォッチ



捕縛したワイトを船に乗せて出発の準備をするハウンド、そしてそれを見送るターマンドとドンダリオン。
憎まれ口を叩きつつも死線を超えて助け合い、いつの間にか戦友のようになっていた。
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イーストウォッチの壁の上の監視所から湖の方を見続けるデナーリス。
北からヴィセリオンが飛んで帰ってくる事は無かったが、子供同然に育てた一匹が目の前で殺され
デナーリスは涙をこらえて震えながら、ただずっとそこで悲しみにくれていた。
その時、ウォッチの帰還を知らせる角笛が一つ鳴り、北の森から意識の無いジョンを乗せた馬が現れた。
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ジョンはすぐに南下する船に乗せられ、濡れた服を脱がされてベッドで暖められた。
デナーリスはその時初めてジョンの胴体にある、無数の深い刺し傷痕を目にする。
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意識を取り戻したジョンは、そこにいたデナーリスに焦点が合うなり謝罪した。
理由はどうあれ自分の選択した事に巻き込んでデナーリスのドラゴンを死なせてしまい
自分の無力さと、犠牲に見合うだけの任務だったのかと悔やむ。

行かなければ、見る事もなかった・・・知るためには見なければ・・・そして私は知ったわ。
ドラゴンは私の子供・・・あの子達だけなの・・・わかってる・・・?
私達はナイトキングとあの軍団を叩き潰す・・・力を合わせて・・・約束するわ

ありがとうダニー・・・
ダニー?フフ・・・最後に私をそう呼んだのは誰だったかしら・・・兄?・・・仲良くなれる人じゃないわね
あぁ・・ダニーは無しだ・・・・我が女王というのはどうかな?・・・跪きたい所だが・・・
あなたに忠誠を誓った諸侯達はどう思うかしら・・?
彼らもあなたという人間を見ればいい
期待に答えられるといいけど
できるさ・・・
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壁の向こう




戦いの終わった湖では再びナイトキングとワイトが集結していた。
ワイト達は巨大な鎖を担いで引き、そして湖の中で沈んでいたヴィセリオンが湖岸に引きずり上げられた。
ナイトキングはヴィセリオンの遺体に近づき、顔に手を当てる。
すると青く光る目を開き、ヴィセリオンは蘇った。
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