〓 黒の城 〓


黒の城から少し南にあるモールズタウン。
マンスの襲撃の際に野人達に襲われて廃村となったが
その廃屋の一つで誰かを待つのはベイリッシュ、そして現れたのはサンサとブリエン。
ベイリッシュは黒の城へ手紙を送り、サンサを密かに呼び出した。

君がウィンターフェルを逃げたと聞いた時は最悪を想定しました、君が無事でどんなに嬉しいか・・・
無事ですって?・・・何しに来たの?
君を救うために谷の騎士達を連れて北部へと来た、彼らは今モートケイリンで待機しています”
助けるために?・・・ラムゼイがどんな奴は知っていたの?
知らなかったのなら、あなたは馬鹿者・・・・知ってたのなら、あなたは敵・・・・

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ボルトンがサンサを必要としたのはスタークの名前のためだが
おまけのサンサ自身にラムゼイが何をし、弄んだか・・・
サンサは自分が耐えてきた辱めや辛さをベイリッシュにぶつけるよう話す。
ベイリッシュは心の底から申し訳なさそうに謝り続けるが
故意ではなく想定外の悲劇だというポイントだけは強調する。

あなたは私の家族を殺した怪物達から私を逃がした・・・
そして私の家族を殺した別の怪物達に私を引き渡したのよ・・・
北部は兄と私で取り戻すわ・・・あなたの事は二度と見たくない・・・

最後に一つだけ・・・あなたの偉大な叔父、ブラックフィッシュことブリンデンが
残存するタリー兵を集めてリバーランを奪い返した。
彼を訪ねてみるといい、いずれ忠実な軍が必要となる日が来る

兵ならいるわ
君の兄の兵だ・・・・腹違いの・・・

嘘か本当か、最後にブラックフィッシュが生きてると言い
そしてジョンとサンサの間に小さな楔を打ち込みベイリッシュは立ち去る。
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その夜、ジョン達は北部の地図を広げてウィンターフェル奪還の作戦を練る。
アンバー家はリコンを手土産にラムゼイと手を組み
カースターク家はリッカードの処刑によってスタークとは反目。
北部の有力な家のうち、ホワイトハーバーのマンリーズ家を除く
2家はすでにボルトン側についていた。
北部の家々のスタークへの忠誠が強いという話はよく聞くが、現実的に考えれば
勇敢な男であろうと妻や子の皮を剥がれるとなると、勝ち目のない戦いには挑みたくはない。

グローバー、モーモント、カーウィン、メイジン、ホーンウッド
まだまだ足りないが、彼らの協力があればきっかけにはなり
ジョンが私生児で説得力が足りない分は、正統なスタークであるサンサで補う。
さらにサンサはそこでブラックフィッシュがリバーランを取り戻したと話し
伝説的英雄であるブラックフィッシュの協力があれば、と展望に光が刺す。
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ブラックフィッシュへの使者をブリエンに頼むサンサ。
しかしスタニスが死んですぐにジョンに乗り換えたダヴォスやメリサンドル、野蛮な野人達など
信用できない者達の中に、サンサを一人残しては行けないと言うブリエン。
ジョンを信用してるから自分は大丈夫、とサンサは言うが
ならなぜベイリッシュの事を黙っているのか、と実直すぎるブリエンから言われて黙りこむ。


サンサは自分のためにダイアウルフの刺繍をあしらったドレスを作り
そしてジョンのために、同じく自分で作ったダイアウルフの押し印のある
ネッドが纏っていたのとほぼ同じ、伝統的な威厳のある毛皮のマントを作った。
北部貴族の協力を求めに行くにふさわしい、立派な北部貴族らしい出で立ちとなり
ジョンは黒の城をエドに任せて、サンサ達と共に旅立つ。
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〓 ブラヴォス 〓


目を取り戻したアリアは、前にもましてウェイフの少女と激しく稽古をする。
ウェイフの少女はアリアに個人的な恨みがあるかと思うくらいに厳しくアリアをしごき
手遅れになる前に国に帰れスターク嬢、お前は自分達のようにはなれない、と
無私になりきれていないアリアを見透かす。
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創成期のフェイスレスメンは貴族の出ではなく、ヴァリリアの金鉱の奴隷から始まった。
多面神は彼に顔の剥がし方と、能力の与え方を教えた。
男は奉仕と引き換えに他の者にもそれを教え、多くの者が仕え、顔も増えた。
すぐに奴隷主人や管理人は消え、そしてフェイスレスメンは自由となった。
彼らは自由都市ブラヴォスを興し、この家を建てた。
柱の顔は創成期のフェイスレスメンが元々持っていたもの。

そして少女は今彼らの一人だ・・・もし少女が私欲を持てば・・・
少女は無欲だ

アリアがそう言っても、まだまだ半人前を見るジャーケンの目。
そしてジャーケンはアリアに再び毒薬の小瓶を渡し、アリアにもう一度仕事を与える。

彼女はクレイン婦人と名乗る女優だ、シールバスクエアで舞台に立っている。
少女は2回目のチャンスを与えられた・・・・3度目はない・・・
どちらにせよ、この広間に顔が一つ増える・・

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沢山の観客で溢れるシールバスクエア
演目は最近の七王国の話で、自分もよく知る登場人物ばかりで笑顔になるアリア。
イノシシに殺される下品なロバート王、なよなよと泣き虫なジョフリー、息子を溺愛するサーセイ
しかしネッド・スターク役が出てきてからは、アリアの顔から笑顔は消えた。
北部の品のない田舎者がティリオン役にそそのかされ、ロバート亡き後は
ジョフリーから王座を奪おうとした挙句、最後は首を切られるというストーリー。
ネッド役が貪欲に王座を要求する度に、観客は大声で笑い
最後は王の手となったティリオンがサンサ役を辱め、結婚するという結末。
少なくとも世間一般で知られている現在のスターク家の印象を知って
さすがのアリアも動揺を隠せない。
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その後、楽屋に紛れ込んだアリアは、サーセイ役の女優がクレイン婦人だと知り
そして彼女だけがラム酒を常飲している事から、それに毒薬を混ぜる予定だとジャーケンに報告した。

彼女は良い役者だ
そう聞いている
まともな女性に見える・・・
死は悪人だけにもたらされ、善人は取り残されるか?
いえ・・誰が彼女の死を望むの?
関係のない事だ、代価は支払われた
若い方の女優だ・・あの娘はクレイン婦人の演技に嫉妬してるから・・・
多面神に仕えるのなら少女は心しろ
少女は決心しているわ
仕える者は質問などしない・・・
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〓 鉄諸島 〓


鉄諸島の王を決めるキングズムートの日
ヤーラは崖っぷちに集まった男達の前に名乗り出、自分こそが王に相応しいと演説する。
初の女王という事で多少の反意はあったが、シオンの賛同と推挙に男達は納得し
鉄諸島の新しい王は女王のヤーラとなった、かに見えたが
その時、一人の男が新たに名乗り出た。
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俺の名はユーロン・グレイジョイ!塩の王座を要求する!
姪よ・・そして甥っ子のシオン坊や・・・盛大にやらかしたらしいじゃないか
維持もできない城を奪い、捕虜にされ、アレも無くなったらしいな。
なぜ女が王になれるのか説明してくれんか?


ユーロンが数日前に帰って来たと知り、ヤーラはユーロンこそが父を殺した者だと訴えたが
ユーロンは清々しいくらいに、すぐにそれを認めた。
ベイロンは王だったが鉄諸島人から愛されてるとは言い難く
2回の戦争で負けてもなお、無謀で勝手なやり方を続けて民を振り回していた事もあって
ユーロンがそれを認めても大きな反応は無かった。

やつをもっと前に殺しておかなかった事を皆に謝らんとな
そうするのは難しかったでしょう・・・あなたはここにはいなかった・・・
あなたは世界中を物見遊山し好き放題遊んでいたと聞きました。

物見遊山・・・アレを切り取られてから、お前はそんな事を言うようになったのか?
ウェスタロスの偉大な貴族様がそんな言葉を教えてくれたのか?

あなたは消えた・・・ヤーラはここにいた・・・
鉄諸島人として!鉄諸島人を導くために!栄光を取り戻すために!


シオンの後押しに乗り、ヤーラは世界一の大艦隊を作ると宣言するが
世界中を航海し、人や街、ありとあらゆる物を鉄諸島の誰よりも見てきた自分こそが
大艦隊を率いるに相応しいと堂々と言うユーロン。

海の向こうに俺たちと同じくらいウェスタロスの貴族を嫌う者がいる・・・
大きな軍勢、3頭のドラゴン、そして夫がいない・・・
俺は大艦隊を作り、すぐに海へ出る・・・・艦隊をデナーリス・ターガリエンにくれてやるのさ
俺のでかいイチモツも添えてな・・・
俺が口説くんじゃない、鉄の艦隊が彼女を魅了するのさ
そして俺たちは七王国を奪いに行く・・・
俺は生まれながらの王じゃない・・・俺は鉄の代価を払ってきた・・・そしてここにいる。


本来はなんでもありの海賊の荒くれ鉄諸島人気質、それを体現したようなユーロンの言動
男達は満場一致で次の王、ユーロン・グレイジョイの名前を叫んだ。
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そしてユーロンは司祭により、一度完全に意識を失うまで海に頭を着けられ
それを洗礼として王にふさわしいかの最終試練が行われた。
浜にあげられ、しばらくして息を吹き返したユーロンには流木の冠が被せられ
「What is Dead may never Die 死んだ者は死なない」の格言と共に王と認められた。

まだ息が安定しないまま辺りを見回すユーロン、そしてそこにはシオンもヤーラもいない事に気づいた。
二人を始末するために向かったが時すでに遅く、二人は艦隊と兵を連れて海の彼方だった。

あれだけでは逃げ伸びれんさ・・・
家に戻って見つけた木は全て切り倒せ、4つ割から板取り、それから造船にかかれ。
男達は板を曲げろ、女たちは帆のための糸を紡げ。
俺のために千の船を作れ・・・・それでお前たちに世界をくれてやる・・・

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〓 バエス・ドスラキ 〓


闘技場でジョラーに命を救って貰った時は、喋る間もなくドロゴンに連れ去られた。
二度も追放したにも関わらず、それでもジョラーはバエス・ドスラキにまで助けに来てくれた。
デナーリスは改めてジョラーを許そうと歩みよるが、ジョラーは間隔を保って後ろへ下がり
袖をめくってグレイスケールに侵食された腕を見せた。

近寄ってはいけない
それは・・・治るの・・?
わかりません・・・しかし進行するとどうなるかは見ました・・・そうなる前に消えます
ごめんなさい・・・本当に・・・
やめてください・・・私はただあなたに仕えたかっただけです・・
ティリオン・ラニスターの言った通りです・・・私はあなたを愛している・・・
これからもずっと・・・さようならカリーシ


女王の元から去らないで・・・アンダルスのジョラー
あなたの任は解かれてないわ・・・
あなたは宣誓した・・・生涯をかけて私の命に従うと誓ったでしょ・・・
治す方法を見つけるの・・・世界のどこであろうと・・・命令よ
そして私の元へ帰ってきて。
私が七王国を奪還した時は・・・私の隣にはあなたがいなければ・・・



ドスラキ族を従えてメーリーンへと旅立つデナーリス。
そしてそれを遠めで見送り、ジョラーはグレイスケールを治す旅へと出た。
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〓 メーリーン 〓


奴隷主人達との交渉から日は過ぎ、サンズオブハーピーの活動も静まり
束の間の平和がメーリーンに訪れていた。
サンズオブハーピーは民衆を扇動するに十分な「侵略者への抵抗」という大義名分がある。
デナーリスにも「ドラゴンの母」「鎖の解放者」と魅力的な代名詞があり
実際に奴隷を解放してきた実績があるが、それが今ひとつ民に理解されてないのも事実だった。
デナーリスの偉業を広め、人々にそれを知らしめて心を掴むためには
金や権力に動かされないカリスマ性のある代弁者が必要だとティリオンは言う。

そうして王の間に呼ばれたのは、火の神に仕えるヴォランティスの女大司祭キンバラ。
メリサンドルとほぼ同じ恰好をした妖艶な美女だが、何故かティリオンが話す前から
何を求められて自分がここへ呼ばれたかなど、全てわかっているようだった。
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助けに来たのです。
嵐に生まれたデナーリスは約束された一人
彼女は炎の中から世界を作り直すために生まれ変わった。
彼女は奴隷達を鎖から解放し、主人達の罪を裁いて磔にした。
彼女のドラゴンはその体から炎を吐く・・・光の神から授かった力ですね・・・
以前も聞いたことありますでしょう?ヴォランティスの橋の上で・・・
ドラゴンは神を信じない幾千の者達の罪を焼き払い浄化するでしょう・・・


デナーリスの下にはドスラキ族を始め、光の神以外を信仰する者も多数おり
キンバラの唐突で極端な信仰心に戸惑うティリオン。

あなたは女王が崇められ、尽くされるようになって欲しい
そして彼女がいない間は、彼女の助言者達が崇められ、尽くされるようにしたいのでしょう。
私の知る中でも特に弁の立つ司祭たちを集めますわ・・・彼らは言葉を広めます。
デナーリスは闇に抗い民を導いてきた・・・この戦いに・・・そして来る偉大なる戦いに。




仰々しさに圧倒されつつも、大方はティリオンの望み通りだった
しかしそれまで黙っていたヴァリスが、険しい顔で口を開く。
デナーリスと同じように選ばれし者だったはずのスタニスは王都奪取に失敗し
そしてごく最近は、ウィンターフェルでの戦でも負けたという。
全ては神の意思で、どんな過ちでも何でも正しい事にしてしまう狂信者は信じれないと
珍しくヴァリスはティリオンより前に出て、キンバラに食って掛かる。

全ては神の意思よ・・・でも人は過ちを犯すもの・・・実直に神に仕える者でさえも・・
どこのだれであろうと全ての人には理由があるわ・・・酷い事が起こるのにも・・・
あなたが子供の頃に起こった事もそうなのよ・・ヴァリス卿。
下手な魔術師によって去勢されなければ、あなたはここで神に選ばれし者が
世界に光をもたらすのを手伝うこともなかったの。
知識があなたに強くした・・・でもあなたの知らない事も世界には沢山あるのよ・・・
あの夜、あなたが耳にしたものを覚えてるかしら・・・
魔術師があなたの一部を火の中へ入れた時の・・・
火の中から呼ぶ声が聞こえたでしょう?
その声がなんと言ったか・・・喋っていた者の名を・・・教えてあげましょうか?
私たちは同じ女王に仕える者よ・・・あなたが本当に彼女の友なら・・・私を恐れないでいいの

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〓 壁の向こう 〓



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その日もまたブランは三つ目のカラスのサイトで過去を見ていた。
遠い昔の緑の地、沢山の石碑に囲まれた赤い葉をつけたウィアウッド
森の子達が集まって話し合い、そしてドラゴングラスを持ってウィアウッドの方へと歩み出す。
木には人間の男が縛り付けられ、もがいていた。
森の子はドラゴングラスを構え、そして男の胸にドラゴングラスを突き刺す
すると男の目は青い宝石のように光り出した。

森の子達によって生み出された怪物だったホワイトウォーカー
経緯はわからずとも、それは事実で
夢から覚めたブランは目の前にいた森の子を見て落ち着きを失う。

戦争だった・・私たちは虐殺され、聖なる木は切り倒された・・・
自分達を守らなければいけなかったの・・・

誰から・・・
あなたたち・・・人間からよ・・・






その夜、どうしても続きが見たくなったブランは、三つ目のカラスが寝ているのを確認し
地面を這って移動し、三つ目のカラスが絡まる木の根を掴んだ。
一人でサイトに入ったブランだが、そこは昼間見た緑の地ではなくなっていた。
前回と同じ場所でも、そこは雪に覆われた白い世界、そしてウィアウッドの木は折れていた。
なにがあったのかと呆然とするブランだったが、気配を感じて振り向くと
そこには雪面を埋め尽くす黒いワイトの群れで埋め尽くされていた。
もちろんサイトで過去を見てるだけなのでワイトがブランを襲う事はない
ブランはゆっくりとおぞましい死人の兵の中を歩き、最後列のホワイトウォーカー達を見つける。
ブランはゾンビ馬に乗ったホワイトウォーカー達の前に立つ、するとその中の一人がブランの方を見た。
偶然ではなく確実に合った視線、ブランは慌てふためくがすでに遅く
ナイトキングに腕を掴まれると、絶叫とともに現実の世界で目覚めた。
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見られた!ナイトキングだ!
やつは君を掴んだのか?
気づかなかった・・・近くにいたなんて
さわられたんだな・・・君がここにいると気づかれた、来るぞ・・・
入れないんでしょ!?
入られてしまう、やつは君に印をつけた・・・・君たちはすぐにここを発つんだ
ごめんなさい・・・そんなつもりじゃ・・・
時が来たのだ
何の?
君が私になる時だ
でも・・・僕はもうそんな段階なの?
まだだ・・・

話し途中で再び意識を失い、再びサイトへ入ってしまったブランと三つ目のカラス。
ミーラは焦る気持ちを落ち着かせようと、他愛ない食事の話をホードーに振ると
しばらく食べてないまともな食事を想像して、ホードーはたまらなそうな顔をする。
少し笑顔になれた二人だったが、その瞬間恐ろしい寒気が走ったかのように
ミーラは顔色を変えて洞窟の入り口へと走り出す。

外は暗い雪の世界
そしてナイトキングとホワイトウォーカーを先頭に群れを成すワイトの軍団。
数人の森の子達は入り口を守り、ミーラにブランを連れて逃げろと叫ぶ。
ミーラは走って戻り意識の飛んだブランを揺するが、ブランは目覚めず
ホードーは恐怖で座り込んだまま動かなくなった。
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森の子達は向かってくるナイトキング達にに向けて、炸裂する火の玉を投げるが
減るのは無数にいるワイトだけで、ウォーカー達は意にも介さない。
ナイトキング達を止める手のない森の子達は、洞窟の入り口に火をつけて中に逃げるが
それもナイトキングが近づくと自然と火が消え、足止めにもならなかった。

入り口からはホワイトウォーカー、そして天井の穴からはワイトが侵入し
ミーラ、サマー、森の子達は意識のないブランを守って戦い続ける。
次第に森の子達もワイトにやられ状況が悪化する中、ミーラの声はやっとサイトの中のブランに届いた。
ワーグの力でホードーに乗移ったブランは、すぐに自分を乗せたソリを引いて出口へ走る。

サマーは自らを犠牲にしてブランの逃げる時間を作り
最後に残った森の子も、多数のワイトを道連れに自爆して散った。
そして三つ目のカラスは最後までサイトの中でブランに語りかけて導き
現実世界の体がナイトキングによって斬られると、サイトの中で黒い霧となって消えた。

残されたのは出口へ走るホードーとミーラ、そしてソリの上のブランだけ。
ホードーは出口の扉をやっとのことで開けたが、それは鍵も閂もないただの木の扉。
ブランを連れて逃げるミーラ、そして自らの体で扉を押さえつけるホードー
二人ともがブランを生かすための犠牲になる事に迷いは無く
ミーラはソリを引きながらも、扉を押さえるホードーに必死で声をかけ続けた。
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Hold The Door! 
Hold The Door!
Hold The Door!


その叫びはサイトの中のブランにも届き、そして何故か若き日のホードーであるウィリスにも届いたのか
ウィリス少年は痙攣して倒れ、ミーラの叫びに呼応するように自らも「Hold the Door」と叫び出す。
ドアを押さえ、持ちこたえるため、延いてはブランを守るためのみに運命付けられていた大男は
この瞬間のための体躯と名前を持って生き、そしてブランを生かす犠牲となった。
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Hold The Door...
Hold Door...
Hodor...










ナショジオが行ってみた 究極の洞窟



コメント
コメントしたのですが、反映していなかったのでもう一度送ります。重複していたらすみません!

ホーダー亡くなったんですね(T_T)とても悲しいです…
見逃していた部分を知ることができました。本当にありがとうございました✨
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