〓 メーリーン 〓


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サンズオブハーピーの襲撃により、深手を負い眠ったままのグレイワーム
そしてウェスタロス史に残る戦士バリスタン・セルミーは、その人生に幕を閉じた。

三日後に目覚めたグレイワームはバリスタンを亡くした事、仲間を死なせた事を悔やむ
そして何より短剣で刺され倒れた時に、ミッサンディともう会えなくなる事を恐れたと言う。
去勢され、死を恐れない戦士が死の淵で取り戻した人間らしさ





サンズオブハーピーを裏で操ってるであろう元奴隷主人たちの誰か・・
今までは元主人たちの代表者のヒズダーを介し、共生の道を探してきたデナーリスだが
バリスタンを殺された事で元主人たちへの不信感が抑えられなくなった。
デナーリスは主人たちを全員集め、ドラゴンを閉じ込めている地下墓地へと連行し
彼らが潔白か否か、その裁きをドラゴンに委ねると言う。
そして一人の主人はドラゴンの火に焼かれ、他の主人たちが見ている前で食い殺された。
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バリスタンを殺された報復、脅しのための見せしめ・・
時には慈悲を与え、公正な裁きをするのが統治者だと常々デナーリスに助言していた
バリスタンが死に、デナーリスの中の残忍さが抑えきれなくなってしまったのか。
しかし元主人たちを全員始末すべきと言うダリオの強攻策には躊躇し
バリスタンを亡くした代わりにミッサンディに助言を求めるデナーリス。

陛下、私には勤まりません
私の知る限りあなたがふさわしいの、何故私がここにいるのか・・
私たちの体制が崩壊した時に誰が一番苦しむのか、あなたはわかってるわ

私は自分で見た事しか言えません、陛下・・・
あなたはご自身に不足がある時は、助言者の話を聞いて選定し、それを頼りとしました。
そして助言者の意見を聞かない場合は、他に良い選択肢があったからです。
あなたにしか見えない選択肢が・・・








ヴァラモグリス Valar Morghulis  全ての男は死せよ

奴隷主人の一人がドラゴンに食い殺されるのを見て、ヒズダーはそう言った。
しかしヒズダーの場合は死を受け入れたわけではなく、死を恐れた余りに口に出ただけで
デナーリスがヒズダーの牢を訪れると、ヒズダーは跪き懸命に命乞いをした。

恐れを認めるのも勇気がいるわね・・・失敗を認めるのも・・・
私が間違っていたわ、人々を一つにする伝統の事・・・あなたが正しかった
闘技場を再開させるわ

自由な民のみ、メーリーンの奴隷制度は絶対に戻さないわ・・・私が生きているうちは
そして順を追ってメーリーンの人々との結束を強固なものにするために・・・
私は名家の代表者と結婚する・・・ありがたい事に適任者がもう跪いてくれてるわね・・・

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〓 黒の城 〓


孤独で・・敵に囲まれ、導き守ってくれる家族もなく・・・
あの子の最後の血縁者は数千マイル彼方で・・・無力で・・・朽ち果てようとしている・・・
ターガリエンの娘が一人きりで・・・かわいそうに・・・


エッソスから黒の城に届いた手紙に書かれていたデナーリスの現状を知り
唯一残された血縁の少女の苦難と、自分の無力さを嘆くエーモン。
するとジョンが来て、密にエーモンにアドバイスを求める。
これから自分が下そうとしている命令はウォッチ達の反感を買い
その半数は自分に不快感、憎悪を示すだろうと。

ウォッチの半数はすでに君を嫌っているよ総司令官、やるんだ
しかし、どんな命令かを・・
それは問題じゃない、やればいい・・・指揮する事にささやかな喜びを得れるよ
運がよければ・・やらねばならん事をするための力を見つけられるだろう・・・
子供心は捨てなさい・・・ジョン・スノウ
冬はもうそこまで来ている・・・・純真さを殺し、男になるんだ

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マンスを失った野人達のほとんどは壁の北東の半島の先、ハードホームへと戻った。
ジョンは何とかして彼らを壁の南へ連れてきて冬から救い、そして時がくれば
彼らは味方としてホワイトウォーカーと戦う力になりえると考えていた。
ジョンはターマンドの手枷を外してその事を話し、彼に野人達のリーダーになれと説得する。
マンスも拒んだナイツウォッチと共闘する道、それは簡単なものではなく
ターマンドは裏切り者として野人達に酷い殺され方をするかもしれない。
生きるためにプライドを捨てるか、それともホワイトウォーカーに皆殺しにされるか
ターマンドはジョンも一緒にハードホームへと彼らの説得に来る事を条件に
ジョンの提案を飲んだ。


もちろん野人達だけでなく、何千年も殺し殺されあってきた同士
ウォッチ側も野人との和平案には強い反発が出た。
ホワイトウォーカーに殺された壁の向こうの野人達は、ワイトとして国を襲う敵となる
それならば共闘できるように和平を結んだほうがマシという理屈だが
誓いを交わした兄弟達を殺された感情は理屈では収まらない。
ジョンの付き人のオリーも野人達に家族を皆殺しにされた。
しかし冬はもうそこまで来ている
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いつものように図書室で調べ物をするサム
そして何かをサムに聞けば聞くほど、余計にわからない事、疑問が増え
その度に自分の無知さにいたたまれなくなるギリー
すると突然スタニスが現れた

サムウェル・ターリーだな・・・父親はランディルターリー
アッシュフォードの戦いで我が兄を退けた・・・ロバートが負けた唯一の戦だ
お前の父は良き戦士だ・・・おまえはそうでも無さそうだな
だがお前がホワイトウォーカーを殺したと聞いた・・・
ドラゴングラスならドラゴンストーン島にもあったから知っている
何故黒曜石がホワイトウォーカーを殺せたんだ?

それはわかりません・・・何か掴めないかと古い資料を読み漁ったのですが
森の子が狩りに黒曜石を使っていた、という事はわかりました

メリサンドルから壁までの死の行軍の事は聞いた
私は見たのです陛下
何をだ
死体の兵です・・・彼らが来れば・・・
戦い方を見つけねばな・・・引き続き調べ続けろターリー・・・

冬は日に日に近づき、黒の城にも雪が舞い始める。
数ではスタニス軍に劣るボルトンも、いつまでもそうだとは限らない
ジョンが野人達の説得に行く事を決めた翌日、スタニスの軍は進軍を開始した。
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〓 ウィンターフェル 〓


ウィンターフェル近くの宿に着いたブリエンとポッド
宿屋の老人はネッドの父の代からスターク家をずっとそばで見た来たと言う
そして今ボルトンの物となった北部への思いはその暗い表情から伺えた。
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犬飼い師の娘でラムゼイの愛人ミランダ
ラムゼイがスノウだった頃、彼と結婚を誓い合った仲だったが
正式にラムゼイがボルトンとなり、その話は立ち消えた。
ラムゼイは美貌を持った名家の娘サンサと婚約したが、かといってミランダを手放す気はなく
今後は体の関係だけの女として、嫉妬する事も許さず自分に尽くせと強制する。
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「何か問題が起きた時は、壊れた塔の最上階の窓に蝋燭を灯して」
The North Remembersとサンサに言った北部の老婆は
今度は明確な協力者がいる事をサンサに伝えた。

老婆が言っていた壊れた塔に行き、下見をするサンサ
するとミランダが現れ、見せたい物があると言いサンサを犬小屋へと誘う。
少し不審に思いながらも犬の檻が並ぶ通路を奥へ行くと、そこにはシオンがいた。
ウィンターフェルを乗っ取り、家族を裏切った反逆者
汚く変わり果てたシオンに怒り震えながらも、すぐにその場から立ち去る。
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その日、ボルトン家の3人と共にテーブルを囲むサンサ
ラムゼイが上機嫌に乾杯の音頭を取るが、サンサは気分悪げにワイングラスを置く。
慣れない場所での生活は辛いわよね、とサンサに声をかけるワルダ

慣れない場所じゃないわ、ここは私の故郷、慣れない人達がいるだけです

サンサの皮肉の篭った言い様に、場が静まり返る

その通りだね、とても奇妙だ・・・ワインのおかわりを頼む!

ラムゼイがそう言うと、現れたのはシオン

君達が再会したと聞いてさ、ここは丁度良い場だね
この部屋で君達が最後に喋った事は何だったのかな
まだ彼に対して怒りはあるかい?彼が・・・その・・・
彼が何をしたか知ってるかい?・・・・心配しなくてもいいさ、北部は覚えてるんだ・・・
その事で彼にお仕置きをしたんだよ

彼はもう鉄諸島の男でも・・・・シオン・グレイジョイでもない・・・
新しい男だ!・・・・ああ、新しい人と言ったほうがいいかな・・・・だろ?リーク?
彼の新しい名前はリークというんだ

何故そんな事をしたのですか?
なぜならリークは君に言うべき事があるからだ・・・だよなリーク?
謝罪だ、お前のした事をレディ・サンサに謝るんだ・・・・彼女の弟達を殺した事を・・・
彼女を見て言うんだ・・・リーク・・・目もあわせられないなら謝罪とは言わないぞ・・・


犬小屋でシオンがサンサに見つかった事を聞いたラムゼイは
お互い会いたくもないであろう二人が逃げられない場を作って、シオンに謝罪させ
シオンが弟達を殺したと聞いた時のサンサの辛そうな顔をまじまじと堪能する。
ルース・ボルトンや妻のワルダまでもが萎えきった空気の中
最高に満足気なラムゼイ。
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さて、これで問題は片付いた・・・みんな,和んだかな?
場の空気がピリピリしそうだったからね。
知ってるかな?彼がどんな風に君の弟達を殺したか・・・そして死んだその他の家族の事も・・
このリークも君にとっては生き残った親戚みたいなものだね・・・
リーク!君が父親の代役として花嫁とバージンロードを歩くのはどうかな
他に誰も適役はいないよね?どうです?素晴らしいね


ああ、そうだな・・いいんじゃないか・・
実は私とワルダにも良いニュースがあってな・・・
メイスター・ウォルカンが診たところ男の子らしい・・・


ボルトンになったとはいえ、ラムゼイが私生児である事は変わらない。
北部総督となったボルトン家が、これから名家として血筋にこだわるとすれば
ボルトンと正妻との間にできた息子を正統な後継者とするだろう。
さっきまで有頂天で悪ふざけを披露していたラムゼイは一変して表情が固まり
逆にサンサは口元に笑みを浮かべながら、そんなラムゼイを横目で見ていた。
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その夜、ラムゼイと二人で話をするボルトン
夕食時の品のない馬鹿な悪ふざけを反省せずに、自分が跡継ぎであるのは変わらないと
呑気に過信しているラムゼイに、ボルトンは初めてラムゼイの出生の事を話す

お前は自分の母親について私に尋ねた事がないな
聞く必要が?・・・私を産み、そして死んだ・・・それだけです
彼女は農民の娘でな・・・まあまあかわいい娘だった・・
彼女は粉屋の妻だった・・・私の知らぬ所で結婚したらしい・・・それで私は夫を吊った・・・
私は彼女を夫が揺れいてる木の下に連れて行き・・・・その最中ずっと抵抗していたが・・
同じように吊られなかっただけ、彼女は運が良かったな・・

数年後、泣く赤ん坊を抱いて彼女がやってきた・・・その子が私の子だと言ってな・・
赤ん坊を川へ投げ捨てて、ムチで打ってやろうかとも思ったが・・・
だがどうだ・・その時見たモノが、今私が目にしているモノ・・・・我が息子だ

スタニスは黒の城に軍を置いているが、そう長くは留まらん
彼は王座を取るためウィンターフェルを通り王都へと進む・・・北部を取るという事だ・・・
だが北部は我々の物・・・お前と俺の物だ・・・・
彼に勝つために私に協力し、力を尽くすか?

はい・・・

自分がボルトンの気まぐれなレイプによる産物だと知ったラムゼイ
出生のはっきりしない自分のポジションの危うさを理解する。
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〓 ヴァリリア 〓


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ヴォランティスから海岸線に沿って東へ行くと、メーリーンのある奴隷商の入り江へと続くが
その途中にかつて滅びた都市ヴァリリアの跡地がある
高度に発達した文明都市ヴァリリアは「DOOM」と呼ばれる災害により消滅し
今ではほとんどが海に沈んだその跡地は常に霧に覆われている。
そんな見るからに人をよせつけない空気を放つその海域にジョラーの小船は入っていく。

高度な文明の形跡が残る残骸の中を進んでいく小船
その時、空の向こうから飛んでくる巨大なドラゴン
初めてドラゴンを見るティリオンは勿論、久しぶりに見るドロゴンの雄大さに
ジョラーも目を奪われ、二人揃って飛び去るドロゴンを目で追い続ける
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その時、ティリオンの背後で何かが水に飛び込む音がした。
何事かと警戒する二人の小船に、崩壊した橋の上から乗り込んできた男
それはグレースケールで全身を覆われたストーンメンと呼ばれる者達
強い感染力を持つグレースケールをうつそうと、二人に襲い掛かる。
ジョラーはオールを使ってストーンメン達を海に落としていくが、手を縛られたティリオンは
逃げ場がなく、両手を縛られたまま海へと飛び込む。
なんとか海中で縄を解こうともがくティリオン、しかし海中のストーンメンに引っ張られ
そのまま気を失い沈んで行った。
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なんとかティリオンを引き上げ、近くの浜辺へと逃げ延びたジョラー
ティリオンが目覚めるとすぐにお互いストーンメンに触られてない事を確認する。

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グレイスケールは以前にも見た事があるが・・・・あんなのじゃなかった・・・
あんな奴らだからあの場所に送られたんだろう・・・
いっその事ひと思いに刺してやったほうがいいんじゃないか・・・
まあ、救ってくれて感謝するよ・・・
勿論そもそも君が私を誘拐なんかしなければ、そんな救いもいらなかったんだが・・・
で・・・これからどうするんだ?

海沿いを歩いて行く・・・運が良ければ漁村があるだろう、船もな
運が悪かったら?
長く歩く事になる・・・火をつける木がいるな、少し休むか?
ああ良い考えだ、時間はいくらでもある・・・

くたびれて座り込むティリオンを残して、木を探しにいくジョラー
しかし美しい夕暮れの海辺を眺めるその表情は冴えず
恐る恐るジョラーが袖を捲ると、手首の一部が石のようにヒビ割れていた
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