Category : ジョージ・R・R・マーティン
ジョージ・レイモンド・リチャード・マーティン George Raymond Richard Martin 

1948年9月20日(64歳) アメリカ合衆国生まれ
SF作家、ファンタジー作家
1996年にゲームオブスローンズの原作の「氷と炎の歌」第一巻を発表
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-シーズン2ではどんな関わりがありましたか?
ジョージ:エピソード9の「ブラックウォーター」を書いた
今は北アイルランドで撮影してるんだ
撮影を見ていたいんだが、他にもやる事が山積みでね




-あなたがキャラを考えた時には必ずしも無かった要素を
新たな意外な要素として混ぜ込んできた役者はいましたか?

ジョージ:彼らを一言で言うならば壮観だ
キャスティングディレクターは素晴らしい仕事をしてくれた
間違いなくピーター・ディンクレイジはティリオン役を見事にこなしている
ティリオンは原作でもお気に入りのキャラの一人なんだよ
彼はオーディションさえしてない、僕らはいつも彼をこの役にしたいって話してたんだ

ショーン・ビーンについてもそうだった
我々はエダード役候補として数人のオーディションは行ったけれど
いつもショーンにやって欲しいと思ってたし、実際素晴らしい仕事をしてくれたよ

子役達についても特筆すべきだね、子供には非常に難しい配役だ
彼らはとてもシリアスな芝居をこなしてくれた
我々は本当に良い子役が必要だったんだが、最高な3人を手に入れられたよ
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-物語が深くなって行く中で、テレビ作品としての最大の心配事は?
ジョージ:待ち受けてる課題は確かにあるだろうね
作品が進むにつれ、その課題も大きくなっていく
私は私の想像と同じくらいの壮大な本を書きたかった
デビッドとダンは実際に今その試練に面しているんだ
氷の壁、ドラゴン、大きな城、数千のキャストなどの複雑な物をどう解釈するか
本を基にして大きくなる、容易ではないドラマ制作の試練だよ

最大の試練の一つは予算と撮影時間だと思う
シーズン1は10時間分、シーズン2もだ
ボードウォークエンパイア、トレメ(HBOのドラマ)は12時間ある
もし我々も後2時間分あればもっとストーリーを伝えられた
Storm of Swords(原作3巻)は長い話なので2シーズンに分割されるだろうと思う
しかしデビッドとダンをはじめとして素晴らしいチームが編成されているから
彼らならうまくやってくれるだろう

他に私が注目してる事といえばバタフライエフェクトと呼ぶものだ
もし君がレイ・ブラッドリーの短編小説に詳しいなら、私の言う事がわかるだろう
テレビではマゴ(ドロゴに殺されたドスラキ族)は死んでしまう
しかし彼は原作の中ではまだ生きている
それが原作本とテレビドラマでの違いとなってくるだろう
テレビ作品ではマゴを殺した事で、これからの波及効果となりえる


-どういう風に細かい設定の整然を保ってるのですか?
執筆する時は莫大な文献やコンピュータのファイルなどを用いてるのでしょうか?

ジョージ:ほとんどは頭の中だ
エリオガルシア(Westeros.org管理人)は私よりウェスタロスに詳しそうだね
キャラの目の色なんか気にしなければ良かったと私は思い始めてるんだ
(ファンの間では目の色について様々な仮説が想像されている)
テレビシリーズで最初に気付いた事の一つなんだが、紫のコンタクトは映りが悪いんだ







-我慢しきれない読者のために聞くんですが
待望のThe Winds of Winter(原作6巻)とは別に最近取り組んでる仕事は?

ジョージ:本のツアー(即売、サイン会)で随分時間を取られてしまった
旅先でも執筆できる作家も知っているが、私はそうではなくてね

次回作のために100ページは書き終えてる
それは前作(A Dance With Dragons)で書き終えてた分がほとんどだが
先送りにして次回作に入れる事にした
1月(2012年の)には執筆に戻るつもりだ

しかしその前に終わらせないといけない事がいくつかある
Dangerous Womenというアンソロジーに新しいDunk and Eggの短編が載るんだ

それとThe World of Ice and Fireというコンコーダンスの仕事もある
ウェスタロスの歴史と系譜に関する豪華で手の込んだ本なんだが
それをエリオガルシアと一緒に作ってるんだよ





-それは書下ろしですか?それともただ一つにまとめた物ですか?
ジョージ:新しい話もある、他には収められなかった話だ







-物語が進むにつれて、より過去に何が起きたかについて知りたくなってきます
原作1巻より前の過去をもっともっと知りたいと
それはまるで物語が二方向に進んで行ってるようです、過去に、そして未来に

ジョージ:ロバートの反乱についてどんどん明らかになってきた
若き頃のロバートとネッドに何が起こったのかと皆質問してくるけど
本編以前の話を書く気はない
それぞれの本の中でそれは徐々に見つけられる
現行の物語の中で色んな見解でね

















-A Dance With Dragons(原作5部)の進展によって
いくつかの登場人物が過去の出来事に影響を与える可能性が出てきました
あえて展開できそうな過去を仕掛けてたのでしょうか?

ジョージ:隠そうとしてるわけではないんだ
過去も現在も未来も全てつながっている物だと言える
見方はそれぞれだよ、過去はいつも私達と共にある








-A Dance With Dragons(原作5部)では主にエッソスが中心でした
アジアや中東に類似した世界の話です
一方でウェスタロスは西ヨーロッパを思い起こさせる部分が沢山あります
異国の支配者になった白人のデナーリスの話を読んでいると
ラドヤードキップリングの話を基にしたショーンコネリーとマイケルケインの映画
The Man Who Would Be King(1975年の映画)を思い出します
植民地政策のような白人にとって重い話を書く時に何か思うところはありますか?

ジョージ:よく言う事なんだが私は薄っぺらい寓話は好きじゃない
しかしいくつかのシーンはそう受け取られる事もあるだろう

他にも現代のイラクやアフガニスタンの不幸な出来事と共通するんじゃないかと
もっともっと現代と重ねた議論をしている人もいるよ
似てるのは気付いてるが、私はイラク戦争での真相を非難したりしないし
それをファンタジーとも呼ばない
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-本の中では文明の衝突する時に銃や、病原菌、剣といった物の代わりに
ドラゴンや魔法、そして剣や病原菌といった物となってますね

ジョージ:私の作った世界には魔法はあるが、他のファンタジー作品と比べたらとても弱い物だ
デナーリスだけが所有するドラゴンは核の抑止力のような物で
それが彼女を世界で最も強大な力を持つ者とさせている
しかしそれで本当に十分なのか?私はそういう問題を探求しようとしている
アメリカは今、核兵器で世界を破壊できる力を持っているが
かといって地政学的な目標を明確に達成できてるわけではない

力とはもっと繊細なものだ
破壊する力は持てたとしても、改革、改善、組み立てる力は与えられなかった





-私も含めた筋金入りの読書家達は、作中の世界にどれほどの魔法があるのかと
推測に時間を費やしてます
それは全て神秘的な超自然の力の現れなのでしょうか?

ジョージ:少しずつ明らかにしていきたいね
一般的に言えばファンタジー作品で魔法が使われる場合、魔法を維持しようとする
多くの作家はそういった方式やルールを捻出するが、私はそれは間違いだと思う
文学的観念で効果的なものにするために、魔法は未知で奇妙で危険で
かつ予測できず制御できない力でないといけない
そうする事でより刺激的で興味深いものになると私は思う
それは我々が決して理解する事のない宇宙の力の象徴や比喩として機能する




-つまりミディクロリアンと同じ土壌では説明したくないと?
(スターウォーズの中でフォースエネルギーの原因となる微細胞)
ジョージ:SFを書きたい時はSFを書くよ








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