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Category : Game of Thrones S3 ep6
〓 壁の向こう 森の中 〓

クラスターズキープから逃げ出したサム、ギリー、そしてギリーの生まれたばかりの男の子
サムは森を南下して黒の城を目指していた
クラスターズキープで起きた事を報告し、できればギリー達を保護するために

吹雪く森の中で火をつけて暖を取ろうとするが、中々うまく火が点けられないサム
リーチの諸侯の子として育ったサムはウォッチに入るまで火の世話などした事はなかった
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サムは最初の人達の拳で見つけたドラゴングラスをギリーに見せる
昔のウォッチ達がマントに包み後世に残した短剣か槍の先のような武器
何か貴重な物だとは思いながらも、今はまだそれが何なのかサムにはわからなかった
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〓 北部 〓

皮の剥ぎ方も知らないのかい、壁の北ならちゃんとしたやり方を教わるもんだよ
私が弓を持ってれば沢山のウサギを捕ってやったさ

この弓は私が作ったの、壁の北では弓の作り方は教わらないのかしら
朝食を捕ってくれた人に感謝すべきよね、壁の北ではそんな事も教わらないの?


ミーラが朝食用に捕ったウサギの皮を手際よく剥いで焼いていくオシャ
出合ってからというもの、何かとミーラに対抗心を燃やす
今にもつかみ合いの喧嘩になりそうになった所をブランが止める
しかしオシャの大人気ない態度はあまり変わらなかった
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その時寝ていたジョージェンが苦しそうに痙攣し出した
ミーラは皮のベルトをジョージェンに咥えさせ、舌を噛まないようにさせる
ワーグの能力で遠くの景色を見ている時の症状だと言うミーラ

やがて落ち着き、起きたジョージェン
彼が見たものは壁の向こう側で敵(野人達)に囲まれたジョン・スノウだった
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〓 リバーランズ 〓

ブラザーフッドの隠れ家の近くの森の中で弓の練習をするアリア
しっかりと狙いを定め的確に射抜いたが、それでは戦場では役に立たないとアンガイは言う
弦を引いた後に狙いを定めたりせず自分の目を信じてすぐに矢を放てと

再びアリアが矢を放とうとした時、矢の的の人形の向こうから誰かがやってきた
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森の中から現れた馬にのった女と護衛達、それはメリサンドルだった
メリサンドルと同じく光の神の司祭であるトロス、二人はヴァリリア語で話を始める

かつて光の神の大司祭からトロスに与えられた任務
七王国のロバート王を改宗させ、光の神の信仰に入れる為にウェスタロスに渡ったトロス
しかし任務は失敗に終わった、というより投げ出した
トロスは司祭ではあったが本気で神を信じていたわけではなく
キングスランディングで酒と女に溺れ堕落する

しかしリバーランズでの戦いで友のドンダリオンがマウンテンに殺された時
トロスは初めて光の神の声を聞き、その力によってドンダリオンは蘇った
その時からトロスは光の神を唯一の神とし、全ての者は神に従うべきだと考えるようになる

ドンダリオンの6度の復活を聞いて驚くメリサンドル
しかしメリサンドルはトロスの話を聞くためだけに来たわけではなかった
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光の神が欲する誰か
メリサンドルはその誰かを連れに来た、そしてそれはブラザーフッドの中にいる
それは正当なロバート王の忘れ形見のジェンドリーの事だった

ドンダリオン達はジェンドリーを一度は仲間として迎え入れた
しかし光の神がジェンドリーを欲するならトロスやドンダリオンの答えは一つ
命までも復活させる絶対の神の望みどおりにジェンドリーを差し出す

そしてメリサンドルの護衛達にジェンドリーは捕らえられ荷馬車に乗せられた
出発しようとするメリサンドルに抗議するアリア
すると突然メリサンドルはアリアの顔を見つめ、アリアの目の中に暗闇が見えると言う
メリサンドルはアリアの目の中に潜む、父の仇達への復讐の意思を見たのかもしれない
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〓 リバーラン 〓

ロブはキャスタリーロックを攻めるためにフレイ家との関係修復を思いつき
早速フレイ家と連絡を取り、フレイ家からリバーランに二人の使者が早々と到着した

フレイ家当主、ウォルダー・フレイの息子の一人ローサー・フレイ
そしてもう一人はその気性からブラックウォルダーと呼ばれる同姓同名のウォルダーのひ孫
二人はまず同盟の条件を一方的に破ったロブに公式に謝罪を要求する
そして新たに条件を飲むなら再度の同盟を結ぶと言う
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その条件とは現在は北の軍の支配下にあるハーレンホール城とそれに伴う領地だった
元々北部から統治するには手に余る城なのでロブはそれをあっさり承諾する
そしてもう一つ、ロブが破棄したウォルダーの娘ロズリンとの結婚を
ロブではなくタリー家の当主となったエドミュアと結ぶ事

あった事もない娘との結婚をエドミュアはもちろん拒んだ
しかしフレイ家との同盟がなければこの戦争には負ける
嫌と言えない状況でエドミュアはしぶしぶ結婚を受け入れた
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〓 ハーレンホール 〓

何ヶ月ぶりかに風呂に入り、新しい服を着たジェイミーとブリエン
そして二人はボルトンに呼ばれてテーブルで久しぶりにまともな食事をする

ボルトンは自分の家臣のロックが勝手にジェイミーの手を切った事への償いに
ジェイミーをキングスランディングへと帰すと言う
タイウィンの報復を恐れたのか、それとも身代金が目当てなのか
とにかくジェイミーの手を切ったのは家臣の独断の行動で
自分は関わってはいない事をタイウィンに伝えるようにとボルトンは強調する

再びブリエンとキングスランディングへの旅が始まると思ったジェイミー
しかしブリエンはケイトリンの反逆幇助によってボルトンの監視下に置かれる事となった

風呂場での告白や長旅でブリエンとの仲に何かの情が沸くようになったのか
ジェイミーはボルトンに意見する

君は意見する立場にない、立場をわきまえない態度はどうなるか学んだだろう

軽口によって片手になり今ではまともに食事もできないジェイミー
あくまで捕虜の立場だという事を思い知らされ、それ以上何も言えなかった
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〓 ディープウッドモット? 〓

協力者だと思っていた若者にハメられて再び拷問部屋に戻されたシオン
疲弊したシオンが眠ればラッパを吹き、乾きに苦しんでいれば目の前で水を床にこぼしたりと
若者は楽しそうにシオンを監視し苦しませていた
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君の体で要らない部分はどこかな?小指なんかどうだい
何故俺がこんな目に・・・って思ってるだろ
ここは何処なのか?俺は誰なのか?何で俺は君にこんな事をしてるのか?
何故だと思う? もし君が当てられなかったら君の小指を切る事にする


もし・・俺が勝てば・・解放してくれるか・・?

もしそう思ってるんなら随分楽観的だな
では君からだ、ここはどこかな?


ディープウッドと答えたシオン、しかし若者は笑いながらシオンの小指にナイフを刺す
姉のいるディープウッドに連れて来られたはずだったがそれは違っていた
次にシオンは疲弊した頭を働かせ仮説を立てた
ロブが裏切り者の自分を拷問するために親戚のカースタークを使わせたのだと
そして若者はリッカード・カースタークの息子の一人だと

カーホールド・・どうしてわかった、ここに入る時に旗を見たのか?
正解だ、君の勝ちだ・・・・・・でも一つ忘れている、俺は嘘吐きなんだ
残念だが君に言った事は全て嘘だ
この拷問に理由なんかない、あるとすれば俺が楽しむためだ

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〓 キングスランディング 〓

王の手の部屋にオレナを招いたタイウィン
そしてサーセイをロラスの嫁にさせたいと話を切り出す

七王国一の美女?(サーセイ)と結婚して汚名(同性愛)を払拭できる機会だ、と言うタイウィン
しかしオレルはサーセイは歳でもうすぐ子供が産めなくなる年齢だと言い断る

あなたは一度も経験ないのかしら?従者や馬番の少年とかと・・そんな珍しい事じゃないのよ
あるわけがない・・ハイガーデンでは性的倒錯に随分寛容なんだな
かもしれないわね、私達は多少の男色趣向には目を瞑ってるわ
でも・・・兄と妹の(近親相姦の)・・汚名は簡単には払拭できないわよ


そんなくだらない噂につきあってる暇はないと言うタイウィン
最も触れられたくない家の汚点を引き合いに出され、怒りの表情で席を立つ
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それが嘘でも本当でも、多くの人々がその噂を信じてるのは確かなのよ
人々がラニスターに剣を向けるにはその噂で十分なの

それを誰が信用しようが私は気にしない、あなたがそう思おうともだ
もし噂が仮に本当ならジョフリーはもはや王ではない
タイレル家はマージェリーという花を泥に捨てようとしてる事になるな

年老いたサーセイにロラス坊やを差し出すと、更に花(ロラス)を捨てる事になるわね

どうしても拒むのなら仕方ない、とタイウィンはロラスをキングスガードに任命すると言いだす
ロラスがキングスガードになれば家督も結婚も全て一生放棄する事となる
そしてタイレル家を継ぐ者はいなくなり、ハイガーデンはジョフリーとマージェリーの
子供の誰かが継ぐ事となってしまう

タイウィンはペンを取り、ロラスのキングスガード任命を書き始めようとする
さて任命書を書こうか・・それともこの結婚に同意するかね?
ここまで噂どおりの人物も珍しいわね

そう言ってオレナはタイウィンのペンを折り、仕方なくサーセイとロラスの結婚に同意した
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庭園で二人きりのロラスとサンサ
憧れの花の騎士と結婚し、首都からハイガーデンへと逃げれるんだと幸せで一杯のサンサ
そして本心では結婚したくないロラスも、口では結婚を待ち望んでる風にサンサと話す
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そんな二人の様子を庭園の上の部屋から見ていたティリオン、そしてサーセイ
自分とサーセイの結婚相手になる事を知らない二人にどうやって切り出すか悩む

首都からは逃げ出せず、花の騎士どころか醜い小人と結婚させられる事となるサンサ
望まざる結婚をさせられる4人の中で一番悲惨なのは彼女だろうが
ティリオンとサーセイも少なからず覆せない結婚に気を落としていた

私達4人とも地獄行きの船に乗ったようなものね
姉さんがそのきっかけを作ったんだろ
タイレル家の謀略から家を守るためにやった事よ

俺もその家族の一員だ、家を守るために精一杯尽くしてきた・・誰も認めなかろうとも
認めてるわよ・・あなたのワイルドファイアが無ければスタニスに攻め込まれて
今でも私達の首は門の前に串刺しにされて腐ってるわ


そのお礼として俺を殺そうとしてくれたのかい
キングスガードに命令を出せる人間はキングスランディングには二人だけだった
姉さんがブラックウォーターの戦いの最中に俺を殺せと命令したのか?それとも・・


何も答えないサーセイの微妙な表情でティリオンは理解した
もしサーセイがティリオンを本当に殺したいなら毒を盛るだけでいいだろう
戦いの最中とはいえ人の目につく所でティリオンを殺せと命令するはずがない
そんなバカな命令を気分次第で出すのは一人しかいない
ジョフリーは唯一自分に逆らうティリオンが目障りだったのだろう

俺はまだ危険に晒されてる
そうかもしれないわね、でも今は父がいるからジョフリーは何もしないわ
この国の誰もがタイウィンラニスターを恐れている
タイレル家はもうすぐ父を恐れる事もなくなるわよ
ジョフリーとマージェリーが結婚して子供を産めばそれはタイレルの子でもあるの
時代は私達から彼らに移り変わるわ


もしジェイミーが帰ってくれば最悪サーセイとジェイミーは二人で逃げる事もできる
いまだ行方の知れないジェイミーをサーセイは待ち続けるしかなかった
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その一方でティリオンは自分とサンサの結婚を伝えるべくサンサの部屋に行く
しかもそこには自分の恋人のシェイがサンサの世話係としていた
ただでさえ哀れな境遇にある少女にこの事実をどう打ち明けていいか戸惑いながら
ティリオンは申し訳なさそうに自分との結婚を伝えた
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誰もいない王座の広間でエーゴン征服の際に作られた王座を見つめるベイリッシュ
エーゴンのドラゴンが千本もの敵の剣を溶かして造られたと言われるその王座
しかし実際には二百本も使われていなかった
それでもその王座は王国の象徴となっている、とヴァリスが現れ言う
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(王座ではなく)アイリー城のイスに座ることになり残念ですね
よく言いますね・・あなたは私が欲しい物を手に入れる事を恐れている
あなたを邪魔する事が第一目的ではないのですよ、誓ってもいい
まあ友人の失敗をたまに見るのは嫌いじゃないですけれど


違いない、例えばあなたがサンサをタイレル家に与えようとしたのを私が阻止したように
正直に言わせてもらえれば、そうする事で私は紛れもなく楽しさを感じていました
しかしあなたの親友・・私の情報をあなたに与えていた人間の事です
あなたは彼女に何の楽しさも与えてやれなかった
そして彼女は私にも何の楽しさもくれなかった、私にとっては不良投資でした
幸いな事に奇抜で新しい事を試してみたい友人がおりまして・・
新しい体験を提供してくれたと、とても感謝されました


私のした事は全て国のためです
国?・・あなたにとって国とは?
エーゴンの敵の1000本の剣の話を語り継ぐ事ですか・・それが嘘だと忘れ去られるまで・・

しかし嘘と認めてしまえば我々に何が残ります?・・・混沌・・
奈落が我々を飲み込もうと待ちかまえてます


混沌は奈落ではない、混沌は梯子です
何人もがそれを登ろうとし、一度落ちれば二度と登る事はできない
あるいは登る機会を与えられたのにそれを拒み、王国にしがみつく者もいる
神や、愛、まやかしも然り・・・梯子だけが現実、登るしかないのです

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その頃ジョフリーの部屋ではクロスボウの的にされロスが息絶えていた
ベイリッシュの元で働きながらヴァリスに情報を流していた事がばれたロス
ベイリッシュは彼女をジョフリーの「新しい体験」の為に差し出していた
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その後ベイリッシュは船でアリン谷へ向け出発した
サンサは花の騎士と結婚してハイガーデンに行く夢のような話が泡と消え
それどころか醜い小人と結婚させられる事になった
ベイリッシュの船はすでに港を出て海の上で、残された脱出の手段は全て無くなった
首都を逃げ出す希望が無くなり、離れていく船を見ながら泣くサンサ
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〓 壁 〓

ついに壁際まで到着したターマンド率いる野人の奇襲部隊
早速野人達は獣の牙か角で作ったアイゼンを靴に結びつけ壁に登る準備を始める
そんな中、改めて高い壁を見て不安そうなジョンをからかうイーグリット

堅苦しいやつだなジョン・スノウ、心配しなくてもあんたの秘密は守るさ
何の秘密だ?
あんたは私をそこら辺のバカ女と一緒だと思ってるのか?
あんたの忠誠、あんたの勇気・・
マンスと会った日・・あんたはカラスをやめちゃいなかった・・・

でも今の私はあんたの女だよ、ジョン・スノウ・・・自分の女に忠実になるんだ

ナイツウォッチはあんたが死のうが構わない
マンスも私が生きようが死のうが気にしない、私達はただの兵隊でしかない
私達が死んでも代わりはいくらでもいるんだ

あんたと私だけの約束だ・・・私を裏切らないでくれ

裏切らないよ・・
そうでなきゃあんたのかわいいモノをちょん切って首飾りにしてやるんだから
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ターマンドからピッケルを手渡され、いよいよ壁を登り始めるジョン達
数人一組となってロープを体に巻きつけ、壁にロープを通せる杭を打ち込みながら登っていく
上からターマンド、オレル、イーグリット、そして最後尾にジョン
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半分ほど登った所でイーグリットの打ち込んだピッケルから氷に亀裂が走り
野人達を巻き込みながら横に大きくひび割れ崩壊していく

ターマンドとオレルのロープに繋がっていたイーグリットとジョンも落ち
取り付く氷の壁が崩れてなくなって宙ぶらり状態
二人を支えるオレルはすぐに諦めて二人に繋がるロープを切った

なんとか横の壁に取り付いたジョンは間一髪でイーグリットを助ける
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そしてなんとか壁を登りきった二人
ジョンにとっては数ヶ月ぶりの故郷ウィンターフェルへと続く北部の大地
イーグリットにとっては初めて見る壁より南の世界
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