Category : Game of Thrones S1 ep1
そびえ立つ巨大な氷の壁、そのまま壁(ウォール)と呼ばれるモノ
その長さ500km、高さは200m
北からの侵略者らしいホワイトウォーカーなるものから国を守るために
8千年も前に作られたらしい

その壁に作られた頑丈な門を守り、壁の上から北の監視を続ける者達
ナイツウォッチと呼ばれる彼らは黒い鎧やマントを身にまとい
結婚もせず生涯を壁に捧げると誓った者達

ナイツウォッチの中でレンジャーと呼ばれる部隊は門を通り
直接壁より北の地をパトロールをしたりもする

物語の始まりはその門を開けレンジャーの小隊が登場する所から始まる
壁のすぐ北の森(幽霊の森)に住む野蛮な原住民的な人々(野人、自由民)の調査が任務だった
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小隊から斥候として出された男が野人のキャンプへ近づく
そこで見たのはおぞましく惨殺された野人達の姿だった
斥候は慌てて小隊へ戻り隊長に報告しする

野人達の習性を少なからず知っているウォッチ達でも、今回のような惨殺は見た事が無かった
一度壁に戻りたいという部下の提案を却下し、隊長は再度現場の確認を求める
そして怯える部下達を連れてキャンプに行くことに・・
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壁より南に住む国民達はその野人達が野蛮なので
彼らが流れてこないように壁が作られたという説を信じていた
壁が作られた理由であったホワイトウォーカーという種族は何千年もの時がたつにつれ
まるで幽霊のようにいるはずのないものとなっていた。







〓 ウィンターフェル 〓

七王国(統一されたかつての七つの王国)の北部にあるウィンターフェル
名門貴族のスターク家が治めている城
スターク家と城の歴史は王国の中でも指折りに古く、北の壁とも密接な関係を持ち
スターク家創始者のブランドン・スタークによって城も壁も作られたという
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北部監視者、及びウィンターフェル領主のエダード・スターク(通称ネッド)
とその妻ケイトリンが見守る中、娘達は刺繍を習い、息子達は弓の練習の最中
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そこへウィンターフェルの剣術指南役、老練の戦士ロドリック・カッセルが苦い顔でやってくる
北の壁からナイツウォッチが一人逃げ出したとの知らせ
ナイツウォッチは壁に生涯を捧げる掟があり、脱走は理由を問わず処刑となる
壁と北部を監視するスターク家は、ウォッチの脱走者を捕まえた場合処刑する役目を持っていて
伝統を重んじる厳格なエダードは脱走者の処刑のために向かう

10歳の次男のブランも連れて行こうとするエダードと、心配そうなケイトリン
ネッド、10歳の子供が見るには早いわ・・
あの子もいつまでも子供じゃないんだ・・・そして冬が来る

何年も続いた夏が終われば、いつまで続くかわからない厳しい冬が来る
そして冬に現われるかもしれない恐ろしい人外の侵略者
厳しい世界で生き残るためにエダードはあえて子供達に現実を見せる必要があった
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小隊からただ1人生き延び、南へ逃げてきた斥候のナイツウォッチ
エダードはスターク家に受け継がれるヴァリリア鋼で作られた剣「アイス」を抜き
脱走者を跪かせて七王国の王の名の下に処刑を宣告する

誓いを破ったのはわかってる・・俺は脱走者だ・・
だがホワイトウォーカーが現れた事を伝えたかった、知らせる必要があったんだ
もし家族に伝えてくれるなら・・俺は臆病者じゃない・・すまなかったと


死を覚悟した彼はそういい残し、ナイツウォッチの誓いを破った事により処刑された
伝統を守る役目の重さ、誓いを守る事の重さ、ブランにそれを伝えたかったエダード
数千年前に現われたという怪物を見たと言う脱走者の言葉はさほど重要視されなかった
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処刑を終えて帰る途中で死んだダイアウルフを見つけたスターク一行
スターク家の紋章でもあるダイアウルフ、その大きな狼は壁の南に生息してないはずだった

傍らにいたダイアウルフの子をブランに抱かせるジョン・スノウ
丁度5匹のダイアウルフの子を、5人のスターク家の子供達が飼うことになる

長男ロブ、次男ブラン、三男リコン、長女サンサ、次女アリアにそれぞれ1匹ずつ
しかし5匹のほかに、もう1匹のダイアウルフの子共もみつかり
エダードが戦争での遠征先で作った私生児ジョン・スノウも一匹飼う事になった
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ウィンターフェルの城の一角にある神の森
七王国での一般的な七神教とは別に、古くからの自然の神を崇める北部人の伝統的な森
ネッドにとっては落ち着く場所でも、中部出身のケイトリンにとっては未だに慣れない場所

処刑から戻り森の池で剣を洗っていたエダードの所にやってきたケイトリン
ウィンターフェルから遥か南にある首都キングスランディングから届いた手紙
王の手』と呼ばれる、王の宰相的な役割にあったジョン・アリンの病死
ジョン・アリンはエダードの父親のような存在であり、その悲報に悲しむエダード

そして手紙にはもう一つ重要な事が書かれていた
首都から一ヶ月の道程があるウィンターフェルに王とその一行がやってくる
手紙には書かれてなかったが、王がやってくる理由は一つしかなかった
王の手の後任としてエダードを直接任命するために131202007810.jpg




数日後、王を初めとした数百人がウィンターフェルにやってきた
スターク家の全員が並んで出迎える前に、馬から降りロバート王が歩み寄る
9年ぶりに再会したネッドとロバート王、古くからの親友、そして戦友であった二人
立場は変わったが久しぶりの再会に抱き合って喜ぶ

ロバート王は到着早々ネッドと共にウィンターフェルの地下墓地に参拝する
なあネッド、キングスランディグへ来てくれ
エダード・スターク卿よ、そなたを我が王の手に任命したい
俺が食って、飲んで、女と遊んで早死にするまでな
お前は俺が王座を取るのを手伝ってくれた、また助けてくれよ
つまり一緒に国を統治するんだ
お前の妹が生きてれば俺達は親戚になるはずだった
俺には息子がいてお前には娘がいる、今からでも遅くはない
俺達は家族になるんだ


ネッドの妹リアナはかつてロバート王の許婚だった
前王のターガリエン家にリアナを奪われ、それがきっかけで王座を取ることになったロバート
しかしその戦争でリアナは死に、ロバートは今でもそれを悔やんでいた
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その夜、ウィンターフェルでは王を歓迎する宴が開かれる
首都に比べればド田舎のウィンターフェルで、その宴も野暮ったいものだが
粗野で豪快なロバート王は自分の立場も気にせず誰よりも楽しんでいた

エダードが王の手になる事、エダードの娘とロバートの息子の縁組の事は公にはなってないが
ロバートは言い出すと聞かないため、両家族の間では既に決まった事のようになっていて
華やかな王妃になりたいと夢見るサンサは、何としてもジョフリー王子と結婚したいと願う
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賑やかな宴の広間の外では、席が用意されなかったジョン・スノウが剣の練習をしていた
王を歓迎する宴に私生児を参加させるのは失礼というのがケイトリンの考えだった
そこにエダードの弟であるベンジェン・スタークが到着する
ベンジェンはウォッチのレンジャー最高位、ファーストレンジャーでジョンの憧れだった
私生児としてどこか居場所のないジョンはいつもナイツウォッチになりたがっていた
ウォッチになれば壁のために一生を捧げる名誉の戦士となれると思っているジョン
そして何よりウォッチは完全実力主義で生まれの身分差別は無かった
ベンジェンはジョンに良く考えて結論を出すように言うが、ジョンの心はすでに固まっていた

ベンジェンが広間に入っていった後も、一人で剣を降り続けるジョン
そこに王妃サーセイの弟、ティリオン・ラニスターが現われ
飲んだくれの女好きで有名なティリオンは、次期王の手の私生児ジョンに話しかける

どこにいようとも自分が何者か忘れない事だ
服を着るように常にそれを意識するんだ、そうすれば傷つく事は無いさ

お前に私生児の気持ちがわかるのか?
ドワーフ(小人)も父親からすれば私生児みたいなものさ

私生児という立場に苦しむジョンを見てそう助言をしたティリオン
ティリオン自身も醜い見た目を受け入れ、ありのままを晒す事で生きていた
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広間の隅で久しぶりに話すエダードとベンジェン
エダードがウォッチの脱走者を処刑した事はもちろんベンジェンも知っており
ベンジェン自身も顔見知りの屈強なレンジャー隊員が脱走した事は気になる所だった
ウォーカーを見たと言うレンジャー隊員達の脱走と失踪
南へ移動していたダイアウルフ、そして兄エダードの王の手就任

厳しい冬の訪れ、そして動乱の予感を感じた兄弟
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エダードの行く手を遮り、強引な挨拶を交わす王妃の弟ジェイミー・ラニスター
王国でも指折りのハンサムで剣の腕も立つ、背の高い金髪の剣士

どうやら我々は同じ首都で暮らす事になりそうだが・・歓迎するよ
貴方の王の手就任記念の試合で戦いたいな・・・貴方が逃げなければの話だが

私は試合には出ないんだ
老いて試合には出られないかな?
試合などしないさ、実際に戦場で戦う時のために手の内は見せれないな
言うじゃないか

軍人としても名高いエダードを挑発するジェイミー
一方のエダードも遊びの試合には興味を示さなかったが
いざ戦争となれば戦う覚悟は持っていた
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その夜遅く、ウィンターフェルにケイトリンの妹ライサから手紙が届いた
ライサは急逝したジョン・アリンの妻で、ジョンと共にキングスランディングに住んでいたが
何故かライサの手紙はジョンの故郷アイリーから送られた物だった
ケイトリンはその手紙を読むなり、緊迫した表情ですぐに手紙を燃やした

ライサは危険なキングスランディングからアイリーへと既に逃げた
彼女曰く、ジョンは病死ではなく、ラニスター家によって仕組まれた暗殺
そしてロバート王もまた危険に晒されている


物騒な内容が書かれた手紙は送るだけでリスクがある
夫を亡くしたばかりの精神不安定な未亡人のきまぐれとは言い切れない
もし手紙の内容が本当ならラニスターの王座乗っ取りも考えられる
とても用心深いとは言えないロバート王はジョン・アリンの二の舞となるだろう
ロバートはそれを知ってか知らずか、唯一信用できる人間を次期王の手に任命した

ラニスターから王座とロバートを守れるのはエダードしかいなかった
エダードはラニスター家の陰謀を暴き、旧友のロバート王を守るために
首都キングスランディングへ行き、王の手となる事を決めた
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〓 自由都市ペントス エッソス大陸 〓

ウェスタロス大陸から海を越えた東の大陸エッソス
ロバート・バラシオンが前王のターガリエン家を倒し、王座を手に入れた15年前
ターガリエン家で唯一生き延び、エッソス大陸へと逃げる事ができた二人の子供
兄ヴィセーリスと妹デナーリスはエッソスの自由都市ペントスにいた

結婚できる年齢になったデナーリスを脱がし、その成長を確かめるヴィセーリス
不安そうな顔をする美しい妹を見て満足げな兄
そして兄は妹をエッソスのとある大部族の族長と結婚させようとしていた
妹を政略結婚の道具として使い強大な軍を得て、再び七王国の王座を取り戻すために
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二人を支援するペントスの富豪イリオ・モパティスはデナーリスの結婚相手として
エッソス大陸中部を支配するドスラキ族の族長(カル)のドロゴを選んだ

何も知らないデナーリスの前に馬に乗って現われたのは見るからに野蛮そうな蛮族の長
デナーリスは結婚したくないと言ってみたが、あっさりと兄に丸め込まれた
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政略結婚とはいうもののドスラキ族は4万の騎馬戦士を持つ大部族で
ターガリエン家の末裔の兄妹の立場は明らかに下だった
王座奪還のための軍を手に入れたつもりのヴィセーリスだったが
ドロゴに発言できる機会さえ与えられない状態に苛立つ

ヴィセーリスの思惑の一方で、ドロゴはデナーリスを気に入ったようだった
港で行われた盛大な結婚の宴では大勢のドスラキ族が踊り、交わり、そして殺しあった

二人の結婚を祝う参加者から贈り物が届けられる中
ジョラー・モーモントと名乗るかつて前王に仕えていたという男が現われた
ジョラーは再びターガリエンの二人に仕えたい意思を示す

そしてイリス・モパティスからはドラゴンの卵の化石が贈られた
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ドロゴは無言でデナーリスを連れて馬で人気のない岩浜へと行く
ドロゴがデナーリスに贈った白馬はとても美しかった

岩浜につくとデナーリスの服を脱がしていくドロゴ
彼はデナーリスが何を聞いても”ノー”としか言わない
ドスラキ語意外に知っている単語はそれしかないのか、意思の疎通ができないまま
デナーリスは夕暮れの海辺で半ば犯されるようにドロゴと夫婦となった
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〓 ウィンターフェル 〓


翌日、エダードは王の手を引き受ける事をロバート王に伝えた
政治に疎いロバートの代わりに国を動かす重要な仕事を任せられる人間は
ロバートの兄弟でも親戚でもなく、旧友のエダードしかいなかった
昨夜の手紙の件でエダードは心配事でいっぱいだったが
ロバートはそんなエダードを連れて陽気に猪狩りへと出かけた

大人達が猪狩りに出た後のウィンターフェル
10歳のブランはまだ狩りには連れていっては貰えず、いつものように壁を登って遊ぶ
登りなれた古い塔をヒョイヒョイ登って行くブラン
その時、人がいるはずのない塔の上の部屋から声が聞こえた
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塔の最上階の窓にたどり着いたブランが見たもの
それはジェイミー・ラニスターと、王妃サーセイの兄弟間での不倫の情事だった
ブランに見られていた事に気付いた二人
騒ぐサーセイにジェイミーは落ち着いて言う

愛の為なら仕方ないな

ジェイミーはそう言ってブランを塔の窓から突き落とした
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