Category : Game of Thrones S1 ep4
cripples, bastards and broken things
不具者(障碍者) 私生児 そしてできそこない



〓 ウィンターフェル 〓

壁を去る際にジョンからブランへの伝言を頼まれていたティリオンは
ウォンターフェルに寄って歩けなくなったブランに会う
両親不在のウィンターフェルを預かるロブは、ティリオンの突然の訪問に警戒する

ブランの転落事故の影にラニスター家が絡んでると疑うスターク達
そのラニスター家で一番胡散臭い奴がウィンターフェルに突然現れた
前回の訪問時と違ってピリピリした歓迎されてない対応を訝しげに思うティリオン

ティリオンはブランに足が不自由でも乗れる馬具の設計図を渡す
何故そんな事をしてくれるのか?何を企んでいる?と聞くロブ

(自分と同じような)不具者や私生児、できそこないに心打たれるんだ

弟を思いやるティリオンを見て、改めて彼を歓迎しようとするロブ
しかしティリオンはそれを断りウィンターフェルを出ていく
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馬に乗り出て行こうとするティリオンを見送るシオン
シオンの父、鉄諸島の領主バロン・グレイジョイは9年前に反乱を起こし
ラニスター家の本拠地の一つラニスポートの港を襲い、船を焼いた
最終的に王の艦隊が鉄諸島を包囲しバロンは降伏した
シオンの兄達は全員戦死し、唯一残ったシオンは人質としてスターク家に引き取られた

唯一生き残って人質となった息子が、敵の従順な僕となってるのを見たら
バロンはどう思うだろうかな
馬鹿な反乱だった・・・君の兄弟が戦争で死んだ時、君の父もそれがわかっただろう
そして今君は、その敵の従者となってるんだ

口に気をつけろよインプ・・・
言い過ぎたな、悪かった・・今朝は気が立ってたものでね
まあ気にしないでくれ、私なんかいつも父を失望させてるんだから
もうすっかり慣れてしまったが


ティリオンはロブに歓迎されなかった腹いせにシオンを少しからかい
近くの売春宿へ向かった
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〓 黒の城 〓

新入りのウォッチ見習い達の訓練時間、剣術の経験がないグレンやピップに剣を教えるジョン
すると教官のアリサーが一人の新人を連れてやってきた

丸々太った見るからに臆病そうな顔をした新人サムウェル・ターリー
およそ戦士志望とは思えない見た目に驚くグレン達
腕前を見るために元レイプ犯のラストがサムウェルと試合をするが
サムウェルは亀のように丸まり、降参だやめてくれと言うばかり

見てられなくなったジョンによって、その場は助けられたサムウェル
しかしまるで戦う気のない臆病者のサムウェルに、ジョンを含めた新人達も呆れる
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24時間休み無く壁の上から北を監視するナイツウォッチ
その日はジョンとサムが夜通しの監視任務だった
しかし高い所が怖いサムはなかなか壁の端の監視場へと来ようとしない
戦えもせず、監視もできず、一体何のためにここに来たのかと問うジョン

18歳の誕生日の朝に父がやってきて僕に言ったんだ・・・
お前はもう大人だ、だがお前を家督を譲るに値しない男だ
明日お前は全ての権利を放棄して北の壁へ行き、ウォッチの黒衣を纏え

さもなければ・・・我々は明日狩りへ行き、どこかの森でお前は落馬し死ぬ
父は僕にそう言った・・
母にその事を言ったら、せいせいするわよって


実の両親に死か壁かの選択を迫られ、サムは仕方なく壁にやってきた
自分以上に居場所が無く壁送りにされたできそこないのサムに同情するジョン
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他の新人達と同じように、他に選択がなく壁へやってきたサム
ジョンはグレンやピップと話し、剣の訓練ではサムを傷つけない事を決めた
サムを馬鹿にしていたラストも、ジョン達に脅されそれに従った

次の日、教官のアリサーは昨日と同じようにサムに模擬試合をやらせる
しかし誰もまともにサムを打とうとしなかった
ジョンの仕業とすぐ理解したアリサーはジョンの胸倉を掴んで言う
こんな事をして楽しいか?
壁の向こうで夜が来た時に、お前らが背中を預けたいのは一人前の戦士か?
それとも泣き虫のぼうやなのか?



その後、食堂の掃除をしていたジョンとサムの所にアリサーがやって来て言う
寒そうだなお前ら・・・火のそばで、室内で、まだ夏だ
最後の冬を覚えてるか?もう10年前になるか
私はその冬6ヶ月間を壁の向こうで過ごした、2週間の任務の予定だったが
マンス・レイダー(野人のリーダー)がイーストウォッチを襲撃すると聞き
奴らを探して、捕まえて情報を吐かしたりするためにな
マンスのために戦う野人達は、お前らが知る誰よりも屈強だ

壁の向こうを良くしってる奴らは洞窟に隠れて吹雪きを過ごしたが
我々は避難する場所も無く吹雪きに捕まった
強風で30mの木が次々と根元から引き抜かれ、素手で小便しようものなら凍って手を失う
全てが闇に飲まれる・・お前らは寒さを知らない
餌もなく暖も取れず、馬がまず死ぬ、馬を食べるのはたやすい
だがその後我々が全滅しかけるとそれどころではなくなる
お前らのような太った小僧がいれば我々は2週間は持ちこたえれたかもな
残った骨はスープにもできたな

すぐに新しい新人が入ってきて、お前らは司令官から役割を与えられる
ナイツウォッチと呼ばれるんだ・・・馬鹿なお前達はその気になるだろう
お前らはまだまだ小僧だ・・・冬が来れば全員死ぬだろう・・ハエのようにな


冬の恐ろしさ、ウォッチの任務の過酷さを知ってるアリサーは
壁の向こうと冬の厳しさを知らないぬるい新人達にその甘さを思い知らせる
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〓 キングスランディング 〓

自分が飼っていたダイアウルフのレディが殺されてからというもの
レディを始末した父エダードを許せないサンサ
しかし原因となったジョフリーに恨みは無く、まだ彼と結婚し王妃になる事を夢見ていた

征服者エーゴンによって作られた王座、残酷なメイガーによって作られたレッドキープ
そして狂王エイリスによって、サンサの祖父と叔父はこのレッドキープの広間で殺された
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国の首都として立派な競技会をするのも権威を示す所、そして民の息抜きにもなる
しかし賞金や会場設営など経費はかさみ、各地から集まった民衆は問題を起こすばかり
売春宿を経営するベイリッシュだけは客が増え笑みがこぼれる

会議が終わり帰ろうとするパイセルに、生前のジョン・アリンの事を聞くエダード
そしてパイセルからアリンが生前に調べていたという書物の話を聞く
七王国名家の歴史と系譜
重厚なその本には各名家の人々の生き死に、髪や目の色などが書かれていた

種は強いアリンが生前繰り返し呟いてた言葉
エダードはパイセルからその話を聞いた
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階段の上で片足で立つ修行をしていたアリア
アリアの先生につけたブラヴォスの剣士シリオのユニークな修行に関心するエダード

ブランがキングズガードになりたいと言ってたけどもう無理なの?
無理だな・・だがいずれ領主になったり、議会の席に座るかもしれない
もしくは建造家ブランドンのように城を建てるかもな

私も領主になれるかな?
そのうちどこかの領主と結婚してその城を治めるんだ
そしてその子共が騎士や姫、領主になる

いやよ、そんなの私じゃないわ

色々複雑で考える事の多い今のエダードの状況で
アリアの純粋でたくましい意思は微笑ましく愛おしいものだった
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エダードがジョン・アリンの事、本の事について調べている事は
おしゃべりなパイセルからベイリッシュに早くも洩れていた
諜報機関のヴァリスはもちろん、女王、そしてベイリッシュのスパイは国中にいた
ヒュー卿を知ってますか?生前ジョン・アリンの従者だった男ですが
ジョン・アリンの死後に彼はナイトとなっています

何の功績もなくいきなりナイトとなったヒュー、アリンの死の裏での不自然な受勲
しかしあまり軽率に色々探らないようにエダードに忠告するベイリッシュ
あなたの味方で完全に信用できる人間はいますか? 賢い答えは「NO」ですよ閣下

そしてベイリッシュから生前のジョン・アリンが街の鍛冶屋に通っていたと教えてもらった

ベイリッシュ卿、どうやら私は君の事を勘違いしていたようだ・・
私を疑う、それはあなたがこの国に来て以来、最も賢い行為ですよ
幼馴染のキャット(ケイトリン)と約束した通り、エダードに助言をするベイリッシュ
しかし真面目すぎるエダードをからかうように言い立ち去る
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街の鍛冶屋の青年ジェンドリー
エダードは鍛冶屋に行きジョン・アリンが度々訪ねてきていたというその青年に話を聞く

母親を失いあてのなかった彼が鍛冶屋で修行できるように
鍛冶屋の主人に金を支払った誰かが10年前にいたという
彼の母親は黄色い髪で歌が上手な女だった

母親は黄色い髪なのに彼は黒い髪
種は強い』・・バラシオン家はどんな女性と子共を作っても黒髪の子が生まれた
ジョンは生前、本でその事を調べ、ロバート王の私生児のジェンドリーを見つけていた

なぜジョンはこんな事を調べていたのか、エダードは思いをめぐらす
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王を守る精鋭の戦士キングスガード
王に任命されると拒否はできず、名誉と引き換えに家督を放棄し生涯を捧げる事になる
狂王によってキングスガードにされたジェイミー・ラニスター
ロバートが王となろうとも、勿論引き続きその命を終えるまで任務は続く

部屋で毎日飲んで騒ぎ、女をとっかえひっかえし遊ぶロバート王
王妃サーセイの双子の弟ジェイミーはその部屋の前に立ち、扉を守り続ける
それは高慢なラニスターが嫌いなロバート王の嫌がらせでもあった
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エダードが色々嗅ぎまわってるのを知ったサーセイがエダードの部屋に来る
何をやろうとしてるのかしら?
国と王に仕えるために私はここへ呼ばれました
だから自分のやるべき事をやる・・他に命令が出るまでは

あなたには彼を変える事はできないし止めれないわよ・・
彼はやりたいようにやる、それが彼のやってきた事なの、無駄な努力を頑張るといいわ

それが私の仕事ならやるだけです
あなたは軍人よね・・命令を受け実行する、それが道理だわ
あなたの兄は指揮するように訓練され、あなたはそれに従うように訓練されたでしょ

敵を殺す訓練も受けましたよ、王妃殿下
・・・・私もよ

言葉ではまだ穏やかだが、もう対立は避けられない所まできていた
サーセイとラニスターの陰謀とそれを明かそうとするエダードの静かなる戦い
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〓 十字路の宿 キングスロード 〓

ウィンターフェルへ戻る途中で十字路の宿に立ち寄ったケイトリンとカッセル
店主にも気付かれないように静かに食事を取る
その時偶然にも首都へ向かっていたティリオンも宿にやってきた

宿は満員だったが金貨を出し、そこにいた傭兵ブロンの部屋を譲ってもらい
羽振りの良い所を見せ付けて食事を用意させる
そしてティリオンはひっそりと座っていたケイトリンに気付いた

スターク夫人、こんな所でお会いできるとは
ウィンターフェルではお会いできなくて残念だったのです

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笑顔で挨拶するティリオン、しかしケイトリンは冷たい目でティリオンを見る
そして立ち上がりそこにいる全員に話し始めた

私が以前ここに泊まった時、私はまだケイトリン・タリーでした
そこの貴方、その服の刺繍はハーレンホールのブラックバットですね
ウェント夫人は我が父リバーランのホスター・タリーの真の友でしたね?
ジョナス・ブラッケンは最も忠実な古参旗手だと父は頼りにしていて
赤い牡馬の印はリバーランではいつも映えています


あなたの御父上が羨ましい、皆良き友でいらっしゃる、スターク夫人
しかしこれには一体どういう意図が・・


この男は・・・我が家に客としてやってきて、私の10歳の息子を殺そうと企んだ
ロバート王と貴方方が仕える諸侯の名において、この男を捕らえ
ウィンターフェルに連れて行く助力を要請します・・王の裁きが下るまで


十字路の宿はタリー家が治めるリバーランズにあり
そこにいた男達もタリー家の家臣の諸侯達に仕える者ばかり
一斉に剣を突きつけられたティリオンは釈明する事もできなかった
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〓 エッソス 〓


ドスラキ海の中心部、小高い丘の上の巨大な馬の石像をくぐれば
ドスラキ族の本拠地の街、バエス・ドスラキがある
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ヴィセーリスはドスラキ族をあくまで自分の軍勢と言い張る
しかしドロゴに意見できるわけもなく、ウェスタロスからは遠のくばかり

珍しい物を見るのが好きなドレアはヴィセーリスと風呂に入り
ヴィセーリスが子供の頃にレッドキープの王座の広間で見たドラゴンの骨の話を聞く
エーゴンの征服から300年の間に生まれるドラゴンは小さくなり
最後は犬ほどの大きさになり、そして孵化さえしなくなった
そしてロバートの反乱が起こり、今やドラゴンの骨がどうなったかもわからない
ドレアはその話を聞いてヴィセーリスを哀れむ
しかしプライドの高いヴィセーリスは、自分が哀れに思われた事に腹を立てる
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ドスラキの生活に徐々に馴染んできていたデナーリス
ヴィセーリスと一緒に夕食をしようと思い、ドレアに彼を呼びにいかせる
するとそれを「自分への命令」と思ったヴィセーリスがドレアを引きずりやってきた
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私に命令するなと何度言えばわかるんだ
命令なんかしてないわ、ただ夕食に招いただけよ
これはなんだ?私にドスラキの服を着ろというのか?こんな臭いものを”
私を奴らのようにする気か?そして次は私の髪を結ぶのか?

あなたに髪を結ぶ資格なんてないわ、まだ何も勝ち取ってないじゃない
(ドスラキ族は戦い勝利する事で髪を結んでいく)
私に口答えするな!この騎馬族のアバズレが、私を本気で怒らせたな!

ヴィセーリスはデナーリスを引っぱたいて馬乗りになる
しかしデナーリスは手元にあった金の装飾品でヴィセーリスの顔を殴った

私はドスラキ族のカリーシよ・・・偉大なカルの妻で、彼の子を身篭ってるの
今度私に手を上げたら・・その手が無くなると思いなさい・・

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初めて兄に逆らい、そして手まで上げたデナーリス
七王国の真の王になるべき男、ターガリエン家最後のドラゴン
そんな風に呼ばれていた男を殴ってしまった事に動揺するデナーリス
しかしジョラーが冷静に言う

最後のドラゴンはレイガー王子です、ヴィセーリスは物陰の蛇以下だ
本音で話しましょう、貴女は王座に座る彼を見たいですか?

・・・・見たくないわ、でもイリオは言ってたの
七王国の民は彼を待っていると・・ドラゴンの旗を縫って彼の帰りを願ってると・・

国民は雨や健康、そして終わらない夏を願ってますよ
お上の覇権争いなど彼らにはどうでもいいのです

あなたは何を願うのジョラー卿?
帰郷を・・
私もよ・・・でも私の兄には七王国を取り返せないわ
もしドロゴが彼に軍を与えても、彼に率いることはできないでしょう
私達を連れ帰るなんて彼にはできない・・

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