FC2ブログ
Category : Game of Thrones S8 ep3 The Long Night
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウィンターフェル





gottp83000000.jpg

夜明け前のウィンターフェル。
ついに死の軍が現れ、城内では慌ただしく人が入り乱れる。

サムは震える手にドラゴングラスの武器を手渡されたが、こういう形で最初から戦闘に加わるのは初めてで
どうしていいかわからずオロオロしていた。
ティリオンも戦わざるをえなくなった時のために鎧は着込み、武器と酒をかついで地下墓地へ。
そしてブランはシオンと鉄諸島兵に護衛され、ゴッズウッドへと向かった。

城壁の上では弓兵とダヴォス、そしてサンサとアリアがまだ暗い地平線の闇を見つめ
城外では最前線のジョラーとドスラキの騎馬隊を初めとして陣形を組み、後方では
ナイツウォッチや野人達の隊列にサムも遅れて現れ、エドの横に並ぶ。

全員の視線が集まる中、前方の闇から馬に乗ったメリサンドルが現れ
そしてドスラキ族全員に武器を掲げさせなさい、とおもむろにジョラーに伝える。
メリサンドルは1人のドスラキ族に近づき、その武器を握ってヴァリリア語で何かをつぶやくと
武器が火に包まれた。
北部を追放されたとはいえ、戻ってきた理由はすでに行動で示したメリサンドルをこの状況で
罪に問えるわけもなく、ダヴォスは言葉を飲み込んだまま険しい顔でメリサンドルを睨む。

処刑の必要はないわダヴォス卿、私は夜明け前には死ぬから・・・


gottp83000001.jpg














gottp83000003.jpg
轟々と燃える武器を手にし、歓声をあげて士気を昂ぶらせるドスラキ族。
向かい合う暗闇の中の死の軍への恐れが少し軽くなったその時を逃すまいと
ジョラーとゴースト、そしてドスラキ族は先陣を切って駆けていく。
投石機からは燃える岩が放たれ、それに続くように闇の中で待つ死の軍の中に突撃する騎馬隊。
壁にぶつかるような衝撃音、そして漂う火の粉のように地平線に揺れる燃える武器の明かり。
闇の中の見えない死の軍の奇声に混ざり、明らかに減っていく人間の声と蹄の音。
そして火の粉は暗闇に飲まれ、風の音だけが残った。

やがて暗闇から馬が一頭、また一頭と乗り手を失って逃げ帰り
わずかな残存兵とジョラーの姿を見るだけで、先陣の戦況は明らかだった。













gottp83000004.jpg

訓練されたラニスター兵を子供扱いで蹴散らしたドスラキ騎馬隊が一瞬で崩壊し
待機する北部連合軍の顔は青ざめ、今にも逃げ出しそうに浮足立つ。
グレイ・ワームはその状況の悪さに、顔を歪めながらマスクを被り
地面を揺らして向かってくる奇声と幾万の足音に対し、アンサリードに盾と槍を構える合図を出した。








gottp83000005.jpg

腐った肉と骨でできた黒い津波。
対人用の戦術は全く意味をなさず、ただなぎ倒され、斬られ、殺されていくだけ。
そのどうしようもなさに、ワイトと対戦経験のあるターマンドも口をあけて一瞬呆然となり
巨体のブリエンでさえあっさり押し倒され、ワイトの恐怖に絶叫する。

凄まじい質量のワイトと恐怖に押されて、飲まれていく北部連合軍。
切り札の2頭のドラゴンを早々に前面に出すリスクはあったが他に手は無く
デナーリスはドロゴンの炎でワイトの波を掃射していく。
そしてジョンとレイガルは森と平原の境界に並ぶホワイトウォーカーに向かっていくが
突如起こった突風と、それに巻き上げられた雪煙に飲まれた。













gottp83000006.jpg

城に侵入されるのも時間の問題と判断したアリアは、ドラゴングラスの武器をサンサに渡し
城壁から降りて地下墓地に隠れるように言う。
使い方を知らないわ
尖ったほうで突けばいいんだ














gottp83000007.jpg

吹雪はウィンターフェル全体を覆い、混戦はさらに泥沼と化す。
戦況はますますワイトの有利な方へと傾き、視界の悪い中で飛びかかってくるワイトに
ひたすら削られていくだけの人間達。
誰もが自分1人を守るだけでギリギリの中、ワイトに馬乗りにされたサムを助けるエド。
手を貸して助け起こすが、そのスキに背後から刺されエドは倒れた。












gottp83000009.jpg

予め地下墓地に隠れていた女子供達、そしてヴァリス、ミッサンディ、ティリオン。
遅れて地下へ降りてきたサンサのその表情だけで、戦況の最悪さは伝わり
おしゃべりなティリオンを含め、誰も何も聞こうとはしなかった。













gottp83000010.jpg

ワイトの大群は早くもウィンターフェルに迫り、総崩れの北部軍に撤退の号令がかかる。
城内への撤退が始まり、アンサリードは死を前提として殿をつとめるが
刈られる草のように削られていくアンサリードの列を見て、グレイワームはすぐに
壕に仕掛けられた足止め用の杭に点火する合図を送った。

後はドラゴンの炎で火をつけるだけだったが、吹雪の中のデナーリスに合図は届かず
そしてその強風のために火矢程度では全く点火する事はなかった。
そんな中残り少ないアンサリードに囲まれて、メリサンドルは壕へと向かい
雪まみれの木の杭に手をあて、ヴァリリア語で呪文を唱え始めた。
アンサリードの最後列が倒れ、ワイトがメリサンドルに飛びかかろうとしたその瞬間
壕に炎がたちあがり、火の壁がウィンターフェルを囲った。

ワイトの前進は止まり、いつかの湖の時のように足止めとなった。
しかし燃え上がる炎と、その火のゆらぎの向こうからこちらを見つめるワイト達の青い目に
ハウンドは恐怖し、顔色を変えて城内へ逃げ出す。















gottp83000011.jpg

地下墓地の中で、待つ事に耐えきれなくなったティリオン。
ブラックウォーターの戦いではなりゆきとはいえ、自らが前線に立ったことで士気が戻り
戦力としては微弱だとしても戦場に出る事で影響を与える事はできたという自負もあった。

もし俺が上に行けば・・・
死ぬだけよ・・・あなたにできる事はないわ
俺がどれだけ死の軍に加わりたくないか・・・あれほど俺の才能が適さない組織はないぞ
話術じゃこの戦況は変わらないわよ・・・だから私達はここにいるの・・
それが現実・・・それと向き合う事が私達にできる最善の戦いね

君とは結婚を続けておくべきだったな
あなたが一番まともだったわ
なんて酷い話だ・・
でも無理ね
そうかな?
ドラゴンの女王がいる・・・2人の女に尽くすのは問題になるわよ

2人が本気かどうかはともかくとして、デナーリスが命をかけて地上で戦っている今
そんな話をするのは不忠で不誠実だと顔をしかめるミッサンディ
gottp83000012.jpg


















gottp83000013.jpg

ブラン・・・・これだけ言わせてくれ・・・俺は・・・俺の仕出かした事・・・
全てがあって今の君がいる・・・居るべき場所・・・家に。
行かなければ・・・

何処へ・・?

ウィンターフェルの壕に火がついた事は、ゴッズウッドにいるシオン達も気づいた。
それはつまり開戦してそれほど時間が経たず、すでに間際まで敵が来ているという事。
ブランは意識をカラス達に移らせ、吹雪の中のウィンターフェル上空へ飛ばし
そして暗い霧の中を飛ぶヴィセリオンとナイトキングを見つけた。






















gottp83000014.jpg

遙か上空のナイトキングが手をかざすと、次々と燃える壕に進むワイト達。
何人も重なって踏み台となり、そしてそれが橋となってワイト達を先へと進ませた。
崩壊した堤防から流れる水のようにワイト達は城壁に押し寄せ、潰れて重なり
それが積み重なって城壁の上へと続く坂が作られていく。
城壁からは弓兵による火矢が飛び続けるが、全くの焼け石に水で効果はなく
ジェイミー達は乗り越えてくるワイト達を迎え討つために城壁に兵を送り込む。
狭間から顔を出したワイトを倒す事は容易かったが、圧倒的物量の前で籠城の優位性は一瞬で
一点が突破された事をきっかけに、城壁はその意味を無くしたも同然となった。









gottp83000015.jpg

やがてダムの亀裂から水が吹き出すように、城壁から城内へと流れ込むワイト。
そんな中、アリアは1人ドラゴングラスの槍を振り回して、城壁のワイトを蹴散らすが
個人の武力でどうにかできる範疇の敵数ではなく、次第に押され始める。







gottp83000017.jpg

城内にもワイトが暴れまわる中、ハウンドは火とワイトの恐怖で震え上がり
ドンダリオンの呼ぶ声も聞かず、影に隠れて戦う事を諦めてしまっていたが
アリアが窮地の姿を見るやいなや、すぐに走って助けに向かった。








gottp83000018.jpg

城門を破り突進してきた巨人のワイトに殴り飛ばされたリアナ・モーモント。
血まみれでなんとか立ち上がり、そして雄叫びをあげて巨人に向かっていく。
巨人に掴まれ、握り潰されながら、しかし最後の力を振り絞って巨人の青い目にドラゴングラスを刺した。















gottp83000019.jpg

ボロボロになりながら城内へと逃げ込んだアリア。
ドラゴングラスの武器を拾い、徘徊するワイト達の死角から死角へと
気配を悟られないように移動していく。
しかし大量のワイトがドアを破って押し寄せ、これにはどうすることもできず
ウィンターフェルの廊下をひたすら逃げ続ける。
追いつかれて押し倒され、すんでのところでハウンドとドンダリオンに助けられたが
何度も身を挺してアリアを庇ったドンダリオンは、大広間へと逃げついた後にすぐ息を引き取った。

神は理由があってその男を何度も蘇らせた、そして今その務めは果たされた・・・
あんたの事・・・知ってる・・・
私も・・
また会うって・・・
ここがそう・・・世界の終焉の時に・・・
私がいくつもの目を永久に閉ざすって・・・あんたは言い当てた・・
茶色の目・・・緑色の目・・・・・・そして青い目も・・・

ドンダリオンが何度も甦った理由は、アリアを助けるこの時のために。
そしてメリサンドルがアリアの目の中に見た未来は、世界の終わりのようなこの日に
青い目の敵をアリアが閉ざすというものだった。

死神に会ったら、何と言うのかしら?
今日じゃない・・・

メリサンドルはアリアの目を見て頷き、そしてアリアは1人大広間を出て行く。

gottp83000021.jpg
























gottp83000022.jpg

視界の悪い吹雪を抜けて上空へと出たデナーリスとジョン。
するとヴィセリオンに乗ったナイトキングが、下のほうから青い炎を吐きながらデナーリスに襲いかかった。
吹雪の中を追いかけ、そしてゴッズウッドの上空でヴィセリオンと揉み合うレイガル。
お互いに爪と牙で相手を攻撃していたが、急降下してきたドロゴンがヴィセリオンを蹴飛ばし
ナイトキングはヴィセリオンの背中から地上へと落ちていった。

レイガルは降下のスピードを緩められないまま、胴体着陸する飛行機のように荒く地面を滑り
ジョンはその衝撃で背中から落ち、雪の地面を転がる。
そしてデナーリスはドロゴンを低く飛ばせ、地上のナイトキングを見つけた。






ドラカリス





gottp83000023.jpg

迷いも油断もなく、すぐにドロゴンの炎をナイトキングに浴びせたデナーリス。
しかしナイトキングは炎の中でたじろぐ事もなく立ち続け、その無表情さの中に笑みを浮かべる。
そして何事もなかったかのように氷の槍を手に取ると、逃げるドロゴンに向かってそれを投げた。

槍は当たらなかったが、ナイトキングは落下の衝撃では死なず、ドラゴンの炎も効かなかった。
ジョンはロングクローを抜いて走り、そしてナイトキングの後を追うが、振り返ったナイトキングは
両手を広げて上げ始めた。
その後に何が起こるか・・・同じ光景をハードホームで見たジョンは全力でそれを止めに走るが
剣がナイトキングに届く前に死者達は蘇り、ジョンの前に立ちはだかった。
gottp83000024.jpg














城内でも敵味方問わず死人が蘇り、再び絶望の再スタートとなり
生きた人間がほぼいなくなったウィンターフェルに入城していくナイトキングとホワイトウォーカー達。

そして地下墓地でも埋葬されていた遺体が蘇り、女子供達に襲いかかった。
泣き叫ぶ声が地下墓地に響き、ティリオンとサンサはそれを助ける事もできず
ただ物影に隠れていたが、ワイトに襲われるのを待つだけの状況を変えるため
最後にはドラゴングラスのナイフを手に地下墓地を走った。
gottp83000025.jpg
















gottp83000026.jpg

ワイトだらけの城外に1人取り残されたジョンを助けるために戻ったデナーリス。
ドロゴンの炎でワイトを掃射し、ブランを助けに城へと向かうジョンのために道を作った。
ジョンはワイトだらけの城内の凄惨な状況を目にするが、手を貸している余裕も無く
ワイトに埋もれるようにもがくサムさえも横目に、ブランのもとへと向かう。
しかし先にゴッズウッドへと入ったナイトキングを守るように、道を阻むヴィセリオンに足止めされ
ジョンは青い炎を回避するのが精一杯でそれ以上進む事ができなかった。














一方ジョンを助けに地上に降りたドロゴンには後方からワイトの群れが飛びつき
ドロゴンは体中を突き刺された痛みで痛々しく吠え暴れまわる。
そしてワイトに掴まれて地上に落とされたデナーリスにも気づかず、ドロゴンはワイトを
振り払うために空へと飛び上がった。

取り残されたデナーリスのもとへは、すぐにジョラーが駆けつけたが
平野には逃げる場所も隠れる場所もなく、デナーリス自らも剣を拾って構えるが
ジョラーと2人だけではワイトに飲まれるのも時間の問題だった。
飛びかかってくるワイトに刺され、それでもデナーリスを守るために立ち上がるジョラー。
gottp83000028.jpg
















gottp83000030.jpg

すでにゴッズウッドにはワイトが侵入し、シオンと鉄諸島兵に襲いかかっていた。
まだワーグの中にいるブランを守って矢を射続けるが、ついには兵も矢も底をつき1人になるシオン。
しかし突如としてワイトの攻撃がおさまり、取り囲むワイトの向こうからナイトキングが姿を見せた。

シオン・・・君は良いヤツだ・・・ ありがとう

ワーグから戻ったブランの言葉に涙を流すシオン。
命をかけて家と家族、ウィンターフェルとスタークを守り、その言葉で過去は払拭された。

そして最後の自分の使命を全うするために、槍をかまえて捨て身で駆け出し
シオンはナイトキングの剣で突き刺され、冷たい地面に倒れた。












gottp83000032.jpg

ゆっくりとブランに近づくナイトキング。
ブランは視線を上げ、ナイトキングの冷たい青い目を見る。


そしてナイトキングが背中の剣に手をかけようとしたその瞬間
後方からアリアがナイトキングに飛びかかった。


振り返ってアリアのダガーを持つ左手と、首を掴んで締め上げるナイトキング。
しかし左手から落ちたダガーは右手で受け止められ、アリアはダガーをナイトキングに刺した。
gottp83000033.jpg





粉々に砕け散るナイトキングとホワイトウォーカー。
そしてヴィセリオンは崩れ落ち、ワイトもただの死体へと戻った。


アリアとブランは顔を見合わせ
生き残った者達は、ただ唖然とし疲労と戸惑いで言葉もでなかった。



そして城外では1人でデナーリスを守り続けたジョラー・モーモントが倒れ
泣くデナーリスの腕の中で役目を終えてその生涯を閉じた。
gottp83000035.jpg









大広間から出て、生き延びた事を実感するハウンドに見向きもせず
そのまま城外の平野へと歩いていくメリサンドル。
ダヴォスは剣を手に後を追うが、首輪を投げ捨てたメリサンドルはすぐに老化し
神に仕えた長い日々を終え、北の大地の上に果てた
gottp83000036.jpg










GAME OF THRONES ゲーム・オブ・スローンズ
- The Night King For The Throne/ポスター 【公式/オフィシャル】
got-night-king.jpg





スポンサーサイト
sponsored link





ゲームオブスローンズ・ウェスタロスガイド
立体的に飛び出す絵本


カテゴリ
sponsored link
手数料比較
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。