Category : Game of Thrones S7 ep5 Eastwatch


ゴールドロード



ドロゴンの炎から間一髪ジェイミーを突き飛ばして助けたブロン。
重い鎧のせいで沈んでいくジェイミーを引っ張り、そのまま戦場からやや離れた川辺まで引き上げた。
あれこれ言いつつもジェイミーと危険を共にしてきたブロンだが、ティリオンの決闘裁判の時のように
命の危険が対価に見合わない場合は、雇い主に見切りをつける。
そしてドラゴンが出てきた今、それを考える時期に来ていた。

よく聞けマヌケ、貸しを返して貰うまではドラゴンにお前は殺させん。
勝手に死ぬんじゃない、おまえを殺していいのは俺だけだ

あんなドラゴンがあと2匹も・・・もしあの娘が本気だったら・・・
お前はおしまいだった
俺たちだろ?
俺は死なん・・・ドラゴンが3匹なら俺達の関係は終わり、その時が来ればおさらばだ

gots7-a000000179.jpg










残り火と灰で覆われた戦場の跡を歩くティリオン。
辺り一面が自分の家でもあるラニスターの家紋の入った武具や旗の燃えカス、そして死んだ兵達。
ドスラキ族は死んだ兵から戦利品を漁り、そして生き残ったラニスターの敗残兵を歩かせ
デナーリスとドロゴンが待つ高台へと引き連れていく。

デナーリスは岩の上に立ち、焼け焦げて泥にまみれた敗残兵達に忠誠か死かを選ばせ
そしてドロゴンが唸り声をあげて威嚇すると、半分以上の兵は身を竦めて膝をついた。
しかしランディル・ターリーとディコンを含めた数人はそれでも険しい顔のまま立ち続け
ランディルはデナーリスを異国の侵略者と呼び、蛮族の側につく事はないと言い切る。

名の高い貴族であるターリーを殺すのは得策ではないとし
ティリオンはランディルを壁送りにする事をデナーリスに助言する。
しかしランディルは女王と認めてもいない者にそんな権限は無いと言って拒み
あくまでデナーリスを正統な女王と認めない事を強調する。
gots7-a000000184 copy




ティリオンはなんとかデナーリスをなだめてランディルを殺さない方向に導こうと囁くが
デナーリスは静かな怒りを滾らせた口調ですでに選択は与えたと言い
それ以上の譲歩や選択は無いとし、ランディルとディコンをドロゴンの前に立たせた。

デナーリスは二人に死刑を宣告し、ランディルは怯えきったディコンの腕を掴み冷静に処刑を待つ。
ドロゴンの吐いた炎は一瞬で二人を灰にし、文字通り跡形も無く消滅させ
立ったままだった残りの兵はその光景に恐怖し、崩れるように跪いた。
gots7-a000000186.jpg



















ウィンターフェル



ウィンターフェルを飛び立ったカラスの群れは北上し、壁の東端のイーストウォッチを超えて更に北へ飛ぶ。
そしてやがて吹雪の中をイーストウォッチへ向けて進む死人達の大群を発見した。
地平線まで続くおびただしい死人の群れ、その中にナイトキングの姿を見つけるとカラスは逃げるように散開した。
ブランはカラスから意識を戻すとすぐにメイスターに指示し、死人の軍が壁に迫っている事を知らせる手紙を
各地に送らせた。
gots7-a000000187 copy







ウィンターフェルの広間ではグローバー家を始めとした諸侯達が、北を離れたジョンに業を煮やし
ジョンに取って代わり、サンサを正式な北の女王にしようと結託していた。
しかしサンサはあくまで北の王はジョンであり、そんな考えは無いと皆をなだめる。
だがサンサはそうは言ったものの、ジョンが北を離れる事でこうなる事は想定できてたと言い
そして後を任されたとは言え、ただ彼らの鬱憤を抑えるだけの仕事にうんざりしていた。

ジョンはサンサを信用して任せたんだ
問題をややこしくしてくれたわ・・・北部の領主は傲慢なのよ
ここは父と母の部屋だ・・
それが何?
別に・・
やめてよそういうの・・・何が言いたいわけ
サンサはいつも良い物が好きだった・・・それで優越感を感じられるから
私に腹を立ててるの?
奴らははジョンを侮辱した・・・そしてサンサはそれをただ座って聞いていた・・・・
彼らの不満を聞く事がウィンターフェル城代としての私の責任なの
奴らの意見が重要なんだろうね
グローバーは500人、ロイスは2000人、彼らの機嫌を損なうとジョンはそれだけの兵を失うのよ
斬首されると知ってればそうはならない
ウィンターフェルは簡単に私達の物になったんじゃない・・・奪い返したの・・・
モーモント家やホーンウッド家、野人とそして谷の騎士、皆が共に闘ったの。
斬首は気が晴れるでしょうけど、一致団結するためのやり方じゃないのよ。

もしジョンが戻らなかったら彼らの協力が必要だろうね・・・本当に欲しい物を手に入れるのに話が早い
なんでそんな恐ろしい事を考えられるの・・・?
サンサは今それを考えてるだろ・・・考えたくなくてもそれは頭から離れない・・・
・・・・仕事に戻るわ・・・

昔のように感情的につっかかって来るわけでもなく、心の中を覗き込むようなアリアの目は
サンサ自身も意識していないレベルの奥底の欲と人間性を見透かしていた。
gots7-a000000190 copy












アリアは密かにベイリッシュを監視し動向を探っていた。
城の侍女に金を握らせて情報を集め、ロイスやグローバーとも親密に話すベイリッシュ。
そしてメイスターウォルカンに探させていたと思われる古い手紙を受け取ると
ベイリッシュはそれを自分の部屋に隠し、鍵をかけて出て行った。

アリアはベイリッシュが去るのを確認した後、ピッキングで軽々と鍵を開け
部屋中を探してベッドの下部の穴からその手紙を見つけ出した。




ロブへ、残念な知らせだけどロバート王は猪狩りの傷がもとで亡くなったわ。
父はスタニスと共謀して親愛なるジョフリー様から玉座を奪おうとして反逆罪に問われました。
ラニスター家の方々は本当に私に良くしてくれています。
お願いだから王都へ参じてジョフリー王に忠誠を誓ってください。
偉大なラニスター家とスターク家で争いを起こしたりしないで。

手紙はエダードが捕まった後、監禁状態のサンサがサーセイに言われるままに書かされた物だが
アリアはその手紙を見てそれをそのまま受け取ってしまったのかショックを受ける。
動揺が隠せない顔で部屋を出て行くアリア、そしてその様子をベイリッシュが影から見ていた。
gots7-a000000192 copy

















ドラゴンストーン島



デナーリスとドロゴンは単独でドラゴンストーン島へと飛んで戻り、丁度崖に立っていたジョンの近くへ降り立った。
ドロゴンはジョンの方に振り返ると、戦いの興奮が冷めてないのか口を開けて走りよって威嚇する。
品定めをするような目つきで顔を近づけるドロゴンに、ジョンは革手袋を外して恐る恐る手を伸ばし
少し前まで存在も信じていなかった実際のドラゴンに直で手を触れた。
gots7-a000000193.jpg





デナーリスの早い帰還と戦況報告を聞き、あのドラゴンでどれだけの人間が殺されたのかと
戦場の惨状を想像して少し複雑な顔するジョン。
デナーリスは以前から気になっていたナイフで心臓を刺されたという話を改めてジョンに聞くが
ジョンは自分でもいまだに理解しがたい事を話すべきではないと思ったのか、やはり口を濁し
ダヴォスが勢いで大げさに言っただけだとして誤魔化した。
そんな時、警備のドスラキに連れられて一人の男が現れた。

元気そうね・・・治ったの?
そうでなければここへは戻りません、あなたに仕えるために戻りました我が女王よ・・・
まだ必要としていただけるのなら・・・ですが

もちろんよ

デナーリスに2度追放され、さらにグレイスケールに感染して自ら去ったジョラー・モーモント。
裏切り者と呼ばれた男は紆余曲折あり、3度目の帰参ではデナーリスに抱擁された。
gots7-a000000195.jpg

















ドラゴンストーン城の広間で、ティリオンからの報告を聞くヴァリス。
受け入れがたい事実の心労からの防衛本能なのか、目は宙を見つめ、指を小刻みに動かす。
選択を与えた上での処刑、統治者になるならこういう事は避けられないとヴァリスに言うティリオンだが
むしろそれは自分に言い聞かせているかのように、気を紛らわすためのワインを飲み続ける。

子供と一緒に焼くなんて・・
私は彼女の手だ、頭じゃない。私が判断して実行する事はできない。
私も彼女の父に仕えていた時は、自分にそう言い聞かせていたものです・・・
私は裏切り者を見つけましたが、彼らを焼き殺したのは私では無い・・・と。
私はただの情報を提供するだけの者にすぎません。
彼らが慈悲を請うのを見ながら自分に言うのです・・・私がやっているわけではない・・・
彼らの悲鳴が高くつんざき、髪が炎に包まれて広間に肉の焼ける臭いが充満しても・・・
・・・・私が実行者ではないのだと・・・

デナーリスは父親とは違うさ
そうはなりませんとも・・・・まともな助言者と一緒なら・・・彼女に聞く耳を持たせる方法を探すのです
それは誰宛ての手紙だ?
ジョン・スノウです
手紙を読んだのか?何て書いてあったんだ?
良くない事です・・・
gots7-a000000196.jpg










ジョン宛ての手紙には死んだと思っていたアリアとブランが生還したとの知らせだった。
しかし手紙にはまたナイトキングと死者の軍団がイーストウォッチに侵攻しつつある事も書かれており
弟達が生きていた事を素直に喜べないほど切迫した状況に、一刻も早く帰国しなければと焦る。
デナーリスが今まさに王都と全面戦争を始めようという時に、敵に背を向けて北に行けるわけもなく
ジョンにもデナーリスの協力を待つ時間は無く、北へ戻り手持ちの数だけででも戦うと言う。

死者の軍の存在を立証さえできれば、王国との戦争を一時休戦くらいにはできると思ったのか
ティリオンはワイトを一体だけでいいので捕えて持ち帰ることはできないかとジョンに言う。
サーセイはともかくジェイミーなら話が通じるかもしれないとティリオンは言い
潜入に慣れた元密輸業のダヴォスと共に、ティリオンはあの日以来のキングズランディングへと行く。
ワイトの捕獲の方はジョラーが進んで行くことを申し出るが、壁の向こうの仕事となるなら
野人の協力は不可欠で、そして野人に協力を頼める立場にあるのはジョンだけだった。
やはり自分が北に帰って危険を冒してでも壁の向こうへと行って任務を果たすと言うジョン。

ここを離れる事は許可してないわ
失礼ながら陛下、あなたの許可は俺には必要ない・・・・俺は王だ。
斬首される事もドラゴンに焼き殺される事も想定できたが俺はここへ来た・・・
信用したからだ・・・見たこともないあなたを・・・
それが我が民にとって最善の選択だと思ったからだ・・・今度はあなたが俺を信じてくれ・・・
これが最善で絶好の機会なのだから。

gots7-a000000201 copy



















キングズランディング



王都に帰ったジェイミーは泥まみれのまま着替えもせず、そのままサーセイの部屋へと向かう。
デナーリスの襲撃による敗戦報告は既にサーセイには届いていたが、幸い奪った金は無事手元に届けられ
これからの鉄銀行の継続サポート、そしてエッソスの傭兵を雇う事もできると言うサーセイ。

しかしドスラキ族の獰猛さとドラゴンの恐ろしさを身を持って知ったジェイミーは
全く話にならないと首を横に振り、これは勝てる戦争ではないとサーセイに言う。

ならどうすると言うの?講和でもする?
私はあの娘の父親が座っていた椅子に座ってるのよ、あなたが裏切って殺した狂王の・・・
あの娘が復讐を果たそうという時に、どんな講和条件を結ぶつもりなの?
我が父と息子を殺した償いとして、ティリオンに仲裁でもしてもらおうかしら・・・

あいつじゃないんだ、ジョフリーに関しては奴は無関係だ・・・
まだそんな事を言うなんて、いい加減にしてほしいわ・・
オレナだ・・・死ぬ前に白状した。

サーセイはジェイミーに説得され、オレナに対して酷たらしい処刑をするのをやめた事を後悔するが
そんな事よりこの戦争の打開策を見つけない限り、タイレル家と同じ道を辿ると諭すジェイミー。
しかしサーセイの腹はもう決まっていた。

戦って死ぬか、降伏して死ぬか・・・それしかないの、軍人ならわかるでしょ”

gots7-a000000204 copy















父親を殺してエッソスに逃げたあの日以来、初めてキングズランディングに戻ったティリオン。
ダヴォスは小舟を浜に引き上げると、自分もフリーボトムに用があると言いティリオンと別れた。
ティリオンは前持ってブロンに連絡してレッドキープの地下でジェイミーと会えるように頼み
ブロンは剣の稽古だと騙してジェイミーを連れてくると、逃げるようにその場を去った。
ジェイミーはあの日ティリオンを逃した後に、ティリオンが父を殺した事を知った。
そしてまた会う事があれば父の仇としてティリオンを斬ると心に決めていた。

父から迫害され、殺されかけたのは自分だったとティリオンは必死で弁明するが
ジェイミーは多くを語らずに涙で目を潤ませながらティリオンをにらみ続ける。

何が目的だ!?
デナーリスはこの戦争に勝つ・・・軍人ならわかるだろう・・
デナーリスは狂王とは違う、もしサーセイが合意すれば彼女は停戦も視野に入れている

サーセイを跪かせたいのなら自分で言ってみるといい
違う、そうじゃない、デナーリスも望んではいない・・・・今のところは・・・だが。
彼女にはもっと重要な要件がある


gots7-a000000206 copy












ジェイミーはサーセイの部屋に戻り、気が咎めながらも今しがたティリオンと会った事をサーセイに告げるが
予想に反してサーセイは顔色も変えず、至って冷静に話を続けた。

弟は何と言っていたの?
デナーリスが話し合いたいそうだ
あの娘の降伏についてかしら?
休戦についてだ
あの娘は戦いで大勝したばかりなのに、なぜ休戦を望むのかしら?
死人の軍が七王国に攻め入って来るらしい、ティリオンは証拠を用意すると言っていた。
フフ・・・それで彼に罰は与えるの?
ティリオンにか?
ブロンよ・・・彼はあなたを嵌めたのよ。あなたの承諾もなしにあの場を用意した・・・”
私の知らない何か重要な事がこの街で起きてると思わない?

知ってたのか・・・なら何故・・・
ドラゴンの女王との休戦の話は悪い話じゃないと思ったからよ・・
力で上回るあの娘を倒すには私達はもっと賢くならないといけないわ・・・父のように・・・
死人・・・ドラゴン・・・ドラゴンの母・・・何が立ちはだかろうと私達は倒すの・・・
自分たちのために・・・・家のために・・・・そしてこの子のために・・・・



ジェイミーは目を丸くしてサーセイを見る。
愛する女と子を守るためなら、手段を選ばず狡猾で残忍だったかつてのジェイミー。
全ての子を失い、継ぐ者もないこの戦争にジェイミーは乗り気とは言えなかったが
守る子ができればまた話は違ってくるのかもしれない。


誰の子だと言うつもりだ?
あなたよ
民は祝福しないだろうな
父が言ってた事覚えてる?
獅子は羊の意見など気に留めはしない・・・
二度と私を裏切らないで・・・
gots7-a000000208 copy











フリーボトムを歩き回りまわるダヴォス。
あちこちを見て回ったが、目当ての男は妥当に鍛冶屋で働いていた。
ロバート・バラシオンの庶子ゲンドリーは、ドラゴンストーン城の地下牢からダヴォスによって助け出され
その後はフリーボトムでラニスター兵の鍛冶屋として働いていた。
ダヴォスはいつ戦場になるかわからない王都から、なんとかゲンドリーを連れ出せればと思って来てみたが
ゲンドリーはダヴォスが話を終える前に承諾し、すぐに旅立つ準備を始めた。

俺がどんな思いでここでハンマーを叩き続けてきたと思う?
自分の父親を殺した家のために武器を作るのがどんな気持ちかわかるか?
俺をも殺そうとした奴らのためにだ・・・
用意は済んだぜ、何のためかは知らんがこんな日が来るのはわかっていたさ。
剣は得意じゃないが俺にはこれがある

gots7-a000000209.jpg










ダヴォスが小舟に戻り船出の準備を始めると、二人のシティウォッチが近づいてきた。
元々密輸業をやっていたダヴォスは慣れた口調でシティウォッチに賄賂を渡して懐柔し
あらかじめ用意していた発酵したカニの身を精力剤だと言い、ただの業者を装ってうまく乗り切った。

しかしシティウォッチ達は帰って行く途中でティリオンとすれ違い
顔に傷のあるドワーフという女王サーセイの御触れ通りのお尋ね者に目を止める。
ダヴォスは硬貨の入った袋を鳴らして再びシティウォッチを買収しようとしたが
耐えかねたゲンドリーが大鎚を振り回し、一瞬で二人のシティウォッチの頭を砕いた。
gots7-a000000210.jpg


















ドラゴンストーン島



ジョンが壁へと旅立つその日、ダヴォスとゲンドリーはドラゴンストーン島に戻ってきた。
問題が山積しているジョンに面倒をかけないようにと、ダヴォスはゲンドリーをクロヴィスと呼び
一人の鍛冶職人としてウィンターフェルに置いてもらえるようにすると段取りを話す。
ゲンドリーもダヴォスの言う事を素直に聞き、一切口を挟まずに従って歩く。
そして二人は旅立つ寸前までドラゴングラスの採掘状況を見ていたジョンの所へ行くが
ダヴォスが口裏合わせ通りに始めようとすると、すぐにゲンドリーがそれを遮って話し始めた。

ゲンドリーと申します陛下、私はロバートバラシオンの庶子です。
私達の父はお互いを信頼していました、我々もそうなれませんか?

私は君の御父上をウィンターフェルで一度見た事がある
俺もあなたの父と店で会いました
御父上よりは随分と痩せてはいるが・・・
あなたもあの方より随分小さいですね
私は父達についての話を聞いて育った
俺が知っているのは彼らは共に戦い勝ったという事だけです。
ダヴォス卿からあなたの目的は聞きました、ぜひ私もお供したい・・・俺は軍人じゃないが戦士だ。
それにそんな立派な剣があるんじゃ鍛冶も必要なさそうだ。

剣は使えるのか?無理ならダメだ
大槌を用意してます
なら役に立つな

無礼で不躾で押しが強く、それでいて人懐っこくて憎めず、他人の話を聞かない所など
明らかにロバートの血が流れているゲンドリー。
そして父親と同じく大槌を使い、その実力の程はすでにダヴォスの目の前で披露していた。
ゲンドリーは死者から国を守るという大義に目を輝かせ、今すぐにでも戦いたいといった様子で
一度決めたら猪突猛進な所もまさに父親譲りのものだった。
gots7-a000000211.jpg











壁へ向けて旅立つジョンとジョラー、そしてゲンドリー。
ティリオンはジョラーと共に奴隷として買われた時に生涯賃金として貰ったコイン1枚を
餞別としてジョラーに渡し、必ず生きて帰ってくるように言う。
そしてジョラーはデナーリスに初めて笑顔で見送られ、自らが望んだ任務へと向かう。
gots7-a000000212.jpg












シタデル



メイスター達が会議する傍で雑用に追われるサム。
メイスター達は今しがた届いたブラン・スタークからの死の軍が迫りつつある旨の手紙を読み
不具者の少年の戯言だとして意見を一致させた。
見習いのサムが口を出す場でないのだが、サムはどうしても納得がいかず口を出してしまう。
数年前に自らがブランを壁の向こうへと導き、その不具者の少年がどういうわけか壁の向こうで生き残り
そして壁の向こうから迫る危機についての手紙を送ってきている。
考えられない旅を乗り越えたその少年の話をもっとまともに聞くべきでは、と恐る恐る言うサム。


ウェスタロスの誰もがあなた方を尊敬し信用しています。
もしあなた方がそれを現実だと言えば、人々は信じるでしょう。
諸侯達に人員を壁に送って保持するように助言すれば、彼らはそうするでしょう。
シタデル中のメイスターに長い夜に関する全ての記録を洗うように言えば
死者の軍団に打ち勝つ手段も見つかるでしょう。

それならできない事もない・・・この手紙の内容も真実かもしれない・・・可能性はある。
しかしまた南部の軍を遠ざけるためのドラゴンの女王の策略の一端の可能性もある

アーチメイスター・・・これは現実です・・・・私は見たのです
ウィンターフェルのメイスターウォルカンに明確な説明をさせんとな。
いずれにせよ事実をはっきりさせると約束しよう・・・・そういう事だターリー。


過去にはいくらでもこういう話はあり、メイスター達は神話や魔法の類の話は聞き飽きていた。
アーチメイスターもサムの話を聞きはするものの、確固たる証拠が無い限りはそれ以上の事はしない。
しかしアーチメイスターはサムの事を気にかけてはおり、サムの父と弟がドラゴンに殺された知らせも
未だにサムに言う決心がつかないでいた。
gots7-a000000213.jpg













ある夜、いつものように遅くまで仕事を続けるサムの前に座り
雑学といも言えないくらいの細かい記録を書いた本から、サムにクイズを出し続けるギリー。

このハイセプトン・メイナードはなんでも記録してたのね・・・自分の腸の働きまで・・・
メイナードは・・・レイガー王子の・・・離婚状を出した・・・・とあるわ。
そして・・・・同時に・・・誰かと・・・再婚したと・・・ドーンで密かに式があったのね・・
南部ではよくある事なのかしら?

メイスターというものはホコリだらけのどこかの棚にあるはずのナイトキングの倒し方から目をそむけ
窓を数えたり、離婚や腸の働きを延々と記録する仕事を僕に与えるんだ。
でもそれでいいんだ・・・だろ?
僕らが奴隷商になり、人殺しになり、大馬鹿になり、悪の化身に落ちようとも
ハイセプトン・メイナードの15782のクソ記録が全て残ってればそれでいいんだろ!

gots7-a000000220 copy









サムはずっと押さえ込んでいた苛立ちを吐き出したせいで決心がついたのか、立ち上がって準備を始め
深夜の書庫へと行き、禁断区域の鍵を開けて使えそうな本を片っ端から袋に詰めた。
初めて来た時は胸を踊らせたが、今は明かりの消えた深夜の書庫を複雑な思いで見つめている。
そして鎖に縛られた不自由な知識の倉庫に背をむけ、サムはそのままギリーと子供を荷馬車に乗せて旅立つ。

いいの本当に?・・・メイスターになりたかったんでしょ?”
偉人の記録はもう読み飽きたよ
gots7-a000000215.jpg



















イーストウォッチ



壁の東端を守るナイツウォッチの城イーストウォッチ
黒の城とは違って昇降機は無く、壁伝いに足場と階段が設置され上に登れるようになっている。
先にイーストウォッチに配備されていたターマンドと野人達は、今ではかつてのナイツウォッチのように
北からの敵に備えて戦いの準備をすすめていた。

イーストウォッチに到着したジョン達にワイト捕獲の話を聞かされたターマンド。
ジョンに色々質問はするものの、一番気になっているのはブリエンの事のようだった。
ハードホームでは恐ろしい光景を目にし、身を以てそれを体験したターマンドは
それでもこの任務のために壁の向こうへ行くのかと再度ジョンに確認する。
そしてそんな馬鹿な事をしようという人間がジョン達以外にもいると言う。
gots7-a000000216.jpg







イーストウォッチの地下牢には野人達に捕まったハウンド、ソロス、ドンダリオンがいた。
ジョンは顔に火傷痕のある男を見て、昔ウィンターフェルで見たハウンドだと気付く。
そしてジョンだけでなくそれぞれ因縁浅からぬ関係が一堂に会し、一触即発の顔合わせとなる。
ゲンドリーはブラザーフッド達によってメリサンドルに引き渡されて酷い目に会った恨みがあり
ジョラーとソロスは旧知の仲で、戦争で共に戦った事もあった。
ターマンドはジョラーが前ウォッチ総帥で宿敵でもあるジオー・モーモントの息子だと知ると
しばらく忘れてた野人の積年の恨みが蘇る。
光の神の導きについて語りだすドンダリオンを遮り、ハウンドとソロスは
こんな世界の果てまで来て地下牢で凍えるくらいなら、とにかく一緒についていくと言う。

彼の言う通りだ、俺達は同じ側だ・・・俺達は生きている
gots7-a000000217.jpg















北の王ジョン・スノウ
イーストウォッチ司令官ターマンド・ジャイアンツベイン
元ベアアイランド領主ジョラー・モーモント
ブラザーフッド指揮官ベリック・ドンダリオン
ロバート王の血を引く最後の一人ゲンドリー
戦場ではジョラー以上の功績をあげた事もあるミアのソロス
元キングズガードの猟犬ことサンダー・クレゲイン

数は少ないが七王国でも名のしれた指折りの戦士達がイーストウォッチに集結した。
そして戦いに自信のない高齢のダヴォスを城に残し、ジョン達は壁の向こうへと旅立つ。
gots7-a000000219.jpg











マルハ まるずわいがにほぐしみ





sponsored link





ゲームオブスローンズ・ウェスタロスガイド
立体的に飛び出す絵本


カテゴリ
sponsored link
手数料比較