Category : Game of Thrones | Season6

〓 ツインズ 〓


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ツインズの広間。
ご満悦で盃を掲げ、フレイ家とラニスター家の同盟関係を強調して祝杯をあげるウォルダー・フレイ。
しかし、ジェイミーだけは不機嫌そうに祝杯のワインにも口をつけずに置き、熱い視線を投げかける侍女達を
ブロンに無理やり押し付ける。
両家の兵達が飲んで騒ぐ中、誰とも話す気分じゃないとばかりに一人になるジェイミー
しかし、そんなジェイミーのテーブルに上機嫌のウォルダー・フレイがやってきた。


割とうまくいったものだ、父上も喜んでおられる事だろう。
エドミュアは牢屋に戻った。義息じゃ殺すに殺せんでな・・・家名を汚してしまう。
高名なブラックフィッシュが一介の雑兵に殺されたとな・・・伝説の戦士と言われた男が。

ご自身で戦われた事は?フレイ公
自分でやるには歳をとり過ぎた
いや、若いころの話です
戦いの目的は敵を倒すこと・・ですな?、ワシはそれを倒した。
リバーランは千年間、タリー家のものだった・・・今はワシの物だ。
それを何と呼ぶかね・・・・勝利だ

ああ・・・あなたは偉大な征服者だ・・・
言ってろ、若造。ワシの気持ちがわかるか?
タリーの奴らは何年もワシを馬鹿にした・・・スタークもだ・・・やつらは今どうなった?
おまえさんは歴戦の戦士にでもなった気で戦争を語るが、ワシはおまえさんが
ロブ・スタークにとっ捕まった時の事を覚えとるぞ・・・
だがまあいい、今ここにこうして、我々二人の王殺しがいる・・・
ワシらはお互い、表ではへコヘコされても、裏ではクスクス笑われてきたんだ
知ったことか?違うか?恐怖とは素晴らしいものだ

彼らはフレイを恐れてるわけじゃない、ラニスターだ。
リバーランズを治めるために、俺達があんたにリバーランをくれてやってるんだ。
あんたが負ける度に、俺がこうして北上し取り返してやらなきゃいけないんなら
あんたらは何のためにいるんだ?



王家の大事の時、敵だらけの王都にサーセイを残し、ラバーランズまで来るハメになったジェイミー。
無礼で不躾なウォルダーの思いあがった考え違いを戒め、早々に王都への帰路につく。
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ある日、いつものように広間で食事を取るウォルダー・フレイ。
しかし息子や孫達は席におらず、広間にはウォルダーと配膳をする侍女が一人だけだった。
何歳になっても精力の衰えないウォルダーは、見覚えのない侍女に舌なめずりをしつつ
いつまでたっても広間に集まらない子達に苛立つ。

彼らならここにいらっしゃいますよ御館様
何をしとるんだ奴らは、ここへ来るように言え
ですが、彼らならもうここに・・・ここですよ御館様
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広間を見回すウォルダーに侍女が囁く。
侍女が示したその先にあるのは、侍女が持ってきた大きなパイで
ウォルダーはパイを捲り、侍女の言ってる意味を理解したのか動揺し出す。

切り分けるのが大変だったんですよ・・・ブラック・ウォルダーなんか特に・・・
私の名はアリア・スターク・・・・思いしれ・・・
おまえが死に際に最後に見るのは、スタークがおまえを見下ろす笑顔だ・・


アリアは侍女の顔を脱ぎ捨て、スタークからの復讐だと告げると
慌てふためくウォルダーを掴み、素早く喉を切り裂いた。
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〓 キングズランディング 〓


裁判の日、ベイラー大聖堂の鐘が鳴り響き、各々は正装にて大聖堂へと向かう。
ホールの中心に描かれた星形7角形の7つの角に椅子が置かれ、そこにハイスパローを含めた
7人のセプトンが座り、罪人の罪を審理する。
ロラスは既に髪を短く雑に切られてボロ布をまとい、かつての花の騎士の面影は無く
その身なりのまま、7人のセプトンの中心に立たされて裁判は始まった。

裁判は必要ありません、七神の前で私は自らの罪を認め、告白致します。
全ての罪を・・・私は男と寝ました・・・反逆者のレンリー・バラシオンも含めて・・・
私は神の前で自分を偽りました・・・堕落、不誠実、不埒、傲慢・・・今ならわかる・・・
私は七神の前で自分を悔い、そして神の下すいかなる罰も受けましょう。
私は自分の罪の全責任を負い、欲望から私自身を解放します・・・
私がただ望むことは、我が身を七神にささげる事だけです。
人々のため、神の恩恵を受け生きる手本となります。
当然ながらタイレルの名を捨て、ハイガーデンの継承権と地位を放棄します・・・
結婚も、子供を持つ事も致しません・・・

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ハイスパローはロラスの告白を聞き、その身を神に捧げる事をロラスに確認する。
そしてその告白が偽りの事でない事の証、生涯その身を神に捧げる証として
スパローズはロラスを抑えつけ、額に星形七角形の印をナイフで刻み始める。
崩壊寸前の精神状態だったロラスを救うために、姉弟ともに全面的に罪を認め
とにかく二人が牢を出て自由の身になるまでは、改心したフリをしていたマージェリー。
全ての地位を捨て去る宣誓をしようとも、ロラスが生きてる限りは何とでもなる目算だったはずが
ハイスパローはそれも見通してか、ロラスの額にその罪を刻んだ。
息子を傷物にされて狼狽えるメイス・タイレル、そして話が違うと怒りが顔に出るマージェリー。

ともかくロラスの贖罪は終わり、後はサーセイの裁判が終われば
ハイスパローは約束通りにロラスを解放するとマージェリーに言う。
しかしいつまでたってもサーセイはおろか、トメン王も大聖堂には現れず
ハイスパローはランセルとスパローズに、二人を力づくでも連れてくるように伝えた。
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その頃、サーセイはタイウィンさながらの荘厳な金の装飾をあしらった黒いドレスを身につけ
裁判というより戦争でも始めようかといった雰囲気で、部屋でワインを飲んでいた。
大聖堂に行く気はないようで、裁判への焦りも恐れもなく、既に事は為し終えたかのように
ただ静かに、裁判ではない何かを待っていた。
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時同じく、裁判に向かおうとしていたパイセルは、カイバーンの研究室にいた。
王からの呼び出しと耳打ちされ、カイバーンの小鳥に連れられてきたが
そこには勿論トメン王はおらず、カイバーンと彼の小鳥達がナイフを持って姿を現す。

私も心苦しいのですがね・・・
あなたの仕出かした事が何であれ、こんな冷たく暗い寂しい場所で死ぬのはあんまりだ・・・
しかし時として、新しき時代の前には・・・古きは消えてもらわねばならぬのです・・・

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その頃、ランセルもまたパイセルと同じように小鳥達に誘い出され
大聖堂近くの暗い地下通路で小鳥に刺されて倒れていた。
何故刺されたのかわけもわからず這いつくばりながら、その地下通路の異様な光景を見回すランセル。
暗い地下通路には無数の樽が置かれ、樽からは緑色に光る液体が染み出し
そして通路の奥には液体が撒かれ、その上に置かれた蝋燭の火が今にも液体と接触しようとしていた。
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地下通路の上にあるベイラー大聖堂では、マージェリーが何かに感づいていた。
サーセイが現れず、サーセイの大事なトメンもここにはおらず、連行しに向かったランセルも戻らない。
いてもたってもいられなくなったマージェリーがハイスパローにその事を訴えるが
ハイスパローはいつものように神の名を出し、マージェリーをなだめようとする。

忌々しい神の事なんでどうでもいい!私の言う事を聞いて!
サーセイはここに出席しなければどんな目にあうか理解してる・・・それでも彼女は来てないのよ・・・
つまり彼女はここに来ない事で痛い目にあうつもりはないの・・・
裁判は延期できる、私達はここから離れなければ・・・
全員ここから離れるのよ!今すぐ!

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マージェリーはロラスの手を引き、出席者達とともにベイラー大聖堂から逃げ出そうとするが
スパローズ達は一人として外へ出さず、騒然とする聖堂内。
ハイスパローもついには胸騒ぎを感じたのか、表情に不安さを出しマージェリーと目を見合わす。
その瞬間、地下通路のランセルの目の前で、蝋燭の火はワイルドファイアに着火し
地下から上る爆音と爆炎がベイラー大聖堂と辺り全て、そこにいた全員を消し飛ばした。
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レッドキープの部屋の窓から、崩壊する大聖堂を眺め、満足そうにワインを飲むサーセイ。
しかし敵を一掃した光景を楽しむのも早々に切り上げ、残しておいた特別な復讐に向かう。
暗い部屋の台の上に、仰向けで拘束された長身のセプタ・ウネラ。
長い間、牢の中でウネラに怯え続けた屈辱の日々をサーセイは忘れておらず
身動きの取れないウネラの顔に、ワインを浴びせて起こす。
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罪を告白しなさい・・・・さぞいい気分だったでしょね・・・
私を叩き、飢えさせ、脅し、辱め・・・あなたは私の贖罪に執着してたわけじゃない・・・
あなたは快楽のためにやったの・・・わかってるわ。
私も良い気分になるからそうするの・・・
気持ちよくなるから、お酒を飲む・・・
夫を殺したのも、彼を始末することで気分が良くなるから・・・
自分の兄弟と寝るのも、彼が私の中に入る感覚が気持ち良いから・・・
その事で嘘をついたのも、私達の息子を不快な偽善者から遠ざけるのが気分が良いから・・・

あなたのハイスパローは殺したわ、彼のスパローズ達も・・・
セプトン達、セプタ達・・・薄汚れた戦士たちも・・”
だって燃える彼らを見るのは、気分が良かったから・・・
彼らが驚き、苦しむ姿を想像するのは気分が良かった・・・これほどの喜びはないわ・・・
自白する事だって時には・・・

あなたっていつでも無口なのね
あなたが死ぬ前の最後に見るものは私の顔・・・私がそう言ったこと覚えてるかしら?

いいでしょう・・・あなたの顔が見れて良かった・・・神に会う準備は出来てるわ・・・
何ですって?今?今日だとでも?あなたは今日は死なないわよ・・・
あなたはそう簡単には死ねないの・・・


長く苦しめられた屈辱は、同じように拷問の日々で返すのがラニスターの流儀。
そしてサーセイはマウンテンを呼んで後を任せ、泣き叫ぶウネラを残して部屋を出た。
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ベイラー大聖堂の崩壊をレッドキープから見ていたのはサーセイだけではなく
マウンテンに部屋に軟禁されて、裁判に出席できなかったトメンもまたそれを見ていた。
妻であるマージェリーもろとも爆発し、煙を上げ続ける大聖堂の残骸を呆然と見続け
そしてトメンは王冠を脱ぎ、迷いなく王宮の窓から身を投げた。

サーセイは残された最後の子を失ったが、それも想定内の事だったのか涙は流さず
すでに覚悟は決まっていたように、大聖堂に収められていた家族の灰と同様に
消し飛んだ大聖堂跡地に埋めるように指示する。








ツインズから戻ったジェイミーは、残骸となった大聖堂跡から上がる煙を見て
急いでレッドキープへと馬を走らせる。
今となってはキングズガードでも無くなったジェイミーが、広間の脇から中に入ると
そこには玉座へと向かうサーセイの姿があった。

これより、ラニスター家のサーセイ一世はアンダルスと最初の人達の女王
及び、七王国の守護者となることをここに宣言する。


王の手の徽章をつけたカイバーンは宣言し、そして王冠をサーセイの頭に被せた。
目前の敵をまとめて始末したが、今となれば守るものはなく
子供たちも、血縁もいなくなり、残ったのは一心同体の二人だけの王家。
玉座に座るサーセイと視線を交わすジェイミー、そのどちらの目にも喜びもは無く
これからさらに厳しくなる戦いに身を置かざる得ない虚しさだけがあった。
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〓 オールドタウン 〓


ウェスタロスでも特に古い歴史を持つオールドタウン
どこか異国のような空気を持つその街に、メイスターの本拠地シタデルがある。
サムは心を弾ませ足取り軽く、シタデルの受付に笑顔で挨拶し、ナイツウォッチからの紹介状を渡す。
しかし受付のメイスターは怪訝そうな固い表情のまま、何度かサムの顔と紹介状を見直し
各国の役職記録が書かれた名簿を調べ、ナイツウォッチの総司令官はジョン・スノウではなく
ジオー・モーモントと記されてることを指摘する。
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彼は亡くなりました
黒の城のメイスターからはそんな知らせは受けてないが
メイスター・エーモンは選挙のすぐ後に病状が重くなりまして・・・彼も亡くなりました
それで私がここに来たというわけです・・・

これは異例の事態だ
えぇ・・まあ、人生とは不規則なものでしょう
この異例に関してはアーチメイスターが判断を下すだろう、その間は図書室の使用を許可する。

サムのこれからの事は、最上級メイスター達による判断に任せられ
それまでの間、サムはシタデルの図書室の使用を許された。
しかしギリーと子供の立ち入りは厳しく禁止され、サムは一人シタデルの施設内へ案内される。
鎖がかけられた古い書物が並ぶ本棚、その全体像はサムが想像もしなかったほどの規模で
知識と歴史の詰まった巨大な図書室にサムは心を奪われた。
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〓 ウィンターフェル 〓


ウィンターフェルの広間で、バラバラになる前の家族の事を懐かしむジョン。
私生児で微妙な立場ではあったが、元奴隷のメリサンドルからすれば
家族を宴もある、とても恵まれた上級貴族の暮らしだった。
そう言われて納得し、笑うジョンとメリサンドル。
そこに足音から怒りを響かせ、静かな怒りの形相でダヴォスが現れ
メリサンドルに焦げた木彫りの牡鹿を投げ渡した。

言え・・・彼に言うんだ・・・それが誰の物か・・・
シリーンに何をしたか彼に言え・・・・言え!!
おまえはあんな小さな子を生きたまま燃やしたのか!
それが神の指示だと言うなら、お前の神は悪魔だ!
私はあの子を愛していた・・自分の娘のように・・・
いい子で・・・優しく・・・そんな子をお前は殺したんだ!!
何のためだったというんだ?彼らはみんな死んでしまったではないか・・・
お前はスタニスが選ばれし者だと吹聴し、彼を信じ込ませて、皆を陥れたんだ・・・
嘘をついたんだ・・・
ああ、お前は間違っていた・・・何人がその間違いで犠牲となった?

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メリサンドルは全ては神の意思であり、ジョンが蘇りボルトンを倒したのも、神の力があったからだと言う。
スタニスが敗れたのは嘘をついたわけでなく、何かが間違っていただけで
シリーンを生贄にしたのも両親が納得しての事だと説明する。
ダヴォスはメリサンドルがシリーン殺害を認めたことで、その罪は処刑にあたると言い
ジョンは突然の事に戸惑いながらも、処分を下す前にメリサンドルの言い分も聞いた。

”死ぬ覚悟なら、ずいぶん前にできてるわ・・
神が私を見捨てたのなら、そういう運命・・・でも違った
ナイトキングを見たでしょ、ジョン・スノウ・・・
大いなる戦いは依然として迫りつつある・・・死せる軍団はすぐに現れるわ・・・
その戦争で勝つために、私の助けがいる事もわかってるはずよ・・・

今日中に南部へ行くんだ・・・もし北部に戻る事があれば、私はあなたを殺人犯として吊る・・・
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雪の降る中、馬に乗ってウィンターフェルを去ったメリサンドル。
頼んだわけではないが、命の恩人であるメリサンドルを追放し
領主として下した最初の判断の後味の悪さに、その地位の重みを知る。
正統なスタークでもない自分では無く、サンサがその位置にいるべきではないのかと
ウィンターフェルの領主の部屋をサンサに勧める。

あなたが使うべきだわ、あなたは私にとってはスタークよ。
相応しいのは君だ、俺達がここに立ってるのも君のおかげだ。
谷の騎士の介入が無ければ戦争は負けていた・・・彼らを呼んだのは君だ。
君はベイリッシュによってボルトンに売られたと言ったが・・・

そうよ・・・
それで・・彼を信用するのか?
リトルフィンガーを信用するのは愚か者だけよ・・・
彼の事をあなたに言っておくべきだったわ・・・谷の騎士の事を・・・ごめんなさい。

俺達はお互い信じ合わなければ・・・内輪で争ってる場合じゃない・・・敵は多い・・・
ジョン・・・・シタデルから知らせが来たわ、白いカラスよ・・・・冬が来たと・・・
あぁ・・・いつも父はそう言ってたよな?
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かつてのネッド・スタークのように、ウィアウッドの下で物思いにふけるサンサ。
世間知らずだった小さな頃は、いつもここで何処かへ行きたいと祈っていた事を思い出す。
欲しい物の事ばかり考え、持っているものの事など考えもしなかったあの頃
今となれば得たものなど無く、気づけばほぼ全てを無くしていた。
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私はバカだった
君はまだ子供でした”
あなたの望みは何なの?
知ってもらえていると思っていたのですが
””違ったわ
いいえ、違いません。
私はいつも決断を迫られた時、目を閉じると同じ絵が浮かびます・・・
実行を起こそうとする時はいつも、自分に問いかけるのです・・・
この行動は絵を現実の物にするために役立つのか?と
私の想像から引きずり出し、この世のものとできるか?と
そしてその答えが「イエス」の場合のみ、私は行動します。
私が鉄の玉座に座っている絵を・・・・そして私の隣には君がいる・・・

それは良い絵ね・・・

サンサはキスをしようと近寄るベイリッシュを拒む
しかし立ち去ろうとするサンサにベイリッシュは新たな火種をつけようとする。
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この戦いの事は、あっと言う間に七王国中に伝わるでしょう・・・私がスターク側についた事も
以前は他の家についてらしたわね、ベイリッシュ公・・・
それであなた自身の野心が止まるわけでもないし・・・

過去は消え去るのです・・・
あなたはここに座り悲観に暮れるか・・・それとも未来のための準備をするか・・・
我が愛する君がスターク家の未来だ。
北部は誰の下に集うべきか・・・?
ウィンターフェルで生まれし、ネッドとキャトリンの嫡女か・・・
それとも南部生まれの、母親知らずの私生児でしょうか?













ウィンターフェルの広間では、谷の騎士と野人、そして北部諸侯達が混ざって座り
当然ながらすぐに言い争いは始まった。
野人達と同じテーブルについてまで、スタークの私生児如きに尽くす忠義は無いとばかりに
到来した冬に備えるため、すぐにでも家に帰ろうとする諸侯達。

ジョンは諸侯達に、本当の敵は冬と共にこれから来る事を説明するが
正統なスタークでない事がジョンの自信と威厳を欠落させ
諸侯達はまともにジョンの話を聞こうとはせず、各々で相談し始める。
そしてそれを見かねたリアナ・モーモントが口を開いた。

そなたの息子はレッドウェディングで殺されたな、マンデリー公。しかしそなたは招集を拒んだ・・・
グローバー公、そなたはスターク家に忠誠を誓っておきながら、この危機にも関わらず招集を拒んだ・・・
そしてカーウィン公、そなたは父上がボルトンによって皮を剥がれたにも関わらず招集を拒んだ・・・
しかしモーモント家は忘れてはおらぬぞ・・・北部は覚えているのだ。
我らは北部の王がスターク以外に無い事を知っている・・・私は彼が私生児でも構わぬ・・・
ネッド・スタークの血は、彼の中に流れているのだ。
今日この日より最後の日まで、彼は私の王だ

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一本気で直情型な気質の北部人らしく、忠義に厚い所もあれば
大事な家族を失う事を恐れ、その事で固執してしまう事もある。
リアナの厳しい言葉に感化された諸侯達は、先の戦での態度を悔い
改めて諸侯達はスターク家に忠誠を誓い、来る敵と戦う事を宣言する。
しかし諸侯達が剣を抜いて誓いをたて、ジョンを新たな北の王と呼ぶ中で
ベイリッシュとサンサだけはその視線の中で、既に戦いが始まっていた。
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〓 壁の向こう 〓


ついに壁まで戻ってきたブランとミーラ。
しかしそこでベンジェンは二人と別れて北へ戻ると言う。
壁には死者を通さない強い古代の魔法が刻まれているので、ホワイトウォーカーと同じ力で
生かされているベンジェンが壁を通る事は出来ないのだった。
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ベンジェンと別れたブランは、ハートツリーに近づく。
また過去から戻って来なくなる事を心配するミーラをよそに
今では自身が三つ目のカラスとして、サイトを使えると言うブラン。
そしてブランはハートツリーに手をあて、あの時以来の過去の続きに潜る。

塔の方からリアナの叫び声を聞いた、若き日のネッド・スターク。
急いで塔を駆け上がり扉を開けると、そこにはベッドに横たわった血だらけのリアナがいた。
腹部から夥しい血を流しつつ、弱々しくもネッドとの再会を喜ぶリアナ
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会いたかったわ・・・私、もっと強くならないと・・・死にたくないよ・・・・
聞いてネッド・・・・もしロバートがこの事を知ったら・・・わかるでしょ・・・
この子を守らないと・・・・約束してネッド・・・・お願い・・・


リアナは最後まで赤ん坊を想い、その子をネッドに託した。
ロバートが知れば間違いなく始末しにくる、ターガリエンの血も継いだリアナの息子。
ネッドはその事を誰にも話さずに自分の胸にしまい、そして数年後
ネッドはその子を自分が作った私生児としてウィンターフェルへ連れて帰った。
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〓 ドーン 〓


水の庭園にてエラリアと会談するオレナ・タイレル。
本来ならこんな場所にのこのこやってくるような愚かな真似はしないオレナだが
跡継ぎを全て失い、守る物もない今となっては気にかける事もない。
かと言って別にエラリアを信用する道理も義理もないと言うオレナに
横から口をはさもうとするサンドスネークスの3人。
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何だったかしらね、あんたの名前は?バーバロ?
オバラ・・・あんたはまるで癇癪を起した小僧ね
私に何が必要かなんて勝手に推測するんじゃないわよ。
そっちのあんたも黙りなさいね、お嬢ちゃん。
こっちのあんたはどう?何もない?宜しい。
大人だけで話をさせてね



タイレル家、マーテル家に対し、公式に宣戦布告したラニスター王家。
戦い、生き残るためにオレナと同盟を組みたいと言うエラリアだが
もう跡継ぎがいないタイレル家に、生き残る戦争など無いとオレナは言う。
しかし気持ちの面では復讐心が無いわけは無いだろう、とエラリアはラニスター家を潰すための
もう一つの同盟相手からの使者をオレナに紹介する。
それはエッソスから来たオレナも知った顔の男、ターガリエンの使者ヴァリスだった。
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〓メーリーン 〓


ウェスタロスへの出航準備がほぼ整い、その時を部屋で待つデナーリス。
報告をしにきたダリオも、その時を前にどこか浮かれ気味だが
デナーリスはそんなダリオにウェスタロスへは連れて行かないと告げる。
別動隊としてウェスタロスを攻めるわけでもなく、セカンドサンズとともにメーリーンに残り
民衆が独自に指導者を選別する間、メーリーンを見守って欲しいと言う。
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私がウェスタロスを統治するようになれば、私は同盟を結ぶ必要がある。
最善の同盟は婚姻を結ぶ事。

今度は誰と結婚するつもりなんだ?
わからないわ・・・誰でもないかも
だが全ての貴族を誘いだす必要があるだろ?君は女王なのか、それとも釣りの餌か?
恋人はウェスタロスへは連れて行けないの・・・

愛人だろうと何だろうと、傍にいれれば構わないと言うダリオ
地位も名誉も興味がなく、欲しいのは君だけだと熱く気持ちを伝える。
しかしデナーリスの答えはあくまでノーだった。

ウェスタロスでは家の名前こそが重要で、それはデナーリスであろうと同じ。
七王国を安定して治めるにあたり、結婚するとすれば相手は貴族以外に無く
愛人などのスキャンダルも遊びだったでは済まされない。
戦時はともかく、国を統治するとなれば、ダリオという一介の傭兵の恋人は不必要どころか
王朝を崩壊させるきっかけともなりえる。
その事はダリオ自身も感づいてはいたが、簡単に納得はできなかった。

君がそれほどまでに望む王座だ、必ず手にいれるだろうな・・・
それで君が幸せになれる事を祈ろう。
ウェスタロスの貴族達には同情するよ、何がやってくるか想像もしてないだろうな

さようなら・・・ダリオ・ナハリス・・・
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メーリーンの玉座の広間では、ティリオンが待っていた。
デナーリスは否定していたが、ダリオとの別れはやはりティリオンが提案した事らしく
自身も王都ではシェイとの関係のせいで酷く苦しみ、最後は悲劇的な結末を迎えた事から
ティリオンはデナーリスの恋人であるダリオを、ここに残す事を薦めたのだろう。

この手の自己犠牲が良き統治者を作る・・・これがせめて慰めになれば・・・・・・
ならないわ・・・
まあ、そうでしょう・・・慰めは不得意で・・・・
そうね、本当に・・・
では実際の現状についてはどうです?
あなたは自分の軍も船も、そしてドラゴンも持っている・・・
野心を覚えた頃から望んだもの全て・・・その全てをあっさり手に入れた。
恐ろしくはないですか?
なら結構・・・あなたは今、大いなる戦いの中にいる・・・・大戦は恐ろしいものだ。
負ける事を恐れないのはわずかな人間のみ・・・あなたの父上のような狂人だけ・・・

私が何を恐れてるかわかる?私は自分を愛してくれる男に別れを告げた・・
愛していたと思ってた男に・・・でも何も感じないの、ただ先に進みたいだけ・・

あなたを愛したのは彼が最初じゃない、そして最後でもない。
まったく・・・全然慰めになってないじゃない
こう言うのもなんですが、私は物心ついたころからずっと皮肉屋だったので・・・
皆いつも私にあれこれを信じろと言ってくる・・・家、神、王、自分自身・・・
信じる物が人々を狂わせるのを見るまでは、時にはそれも魅力的な物に感じた。
なので私は断ってきた・・・信じる物などいらないと・・・
だが私はここにいる・・・あなたを信じている・・・とても言いづらいが
剣で誓ってもいいが、しかし実際の所私は剣を降れない

私が求めてるのはあなたの助言よ
それはいつの時もあなたのものです
いいわ・・・あなたに作った物があるの・・・実物は知らないんだけど・・・
ティリオン・ラニスター、あなたを女王の手に任命します・・・


デナーリスは作らせておいた王の手の徽章をティリオンの胸に刺す。
タイウィンの代理での王の手の時は、名ばかりの王の下で、その地位と権力だけを楽しんでいただけだったが
ティリオンは今、生まれて初めて心から尽くし仕えたいと思えるその女王の手となった。
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(奴隷商の湾改め)ドラゴンの湾になびく、クラーケンの旗
船首には金のドラゴンが勇ましく輝き、黒い帆には赤い三つ首の龍の紋章が際立つ。
そして百隻以上のターガリエンの船団を護衛するように、3匹のドラゴンが飛び回る。
嵐の中で生まれ、全てを無くしてエッソスに流れた最後のターガリエンの少女は
盗られた国を奪い返すために必要な全てを手にし、ついにウェスタロスへと歩を進め出した。
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