Category : Game of Thrones S5 ep10
〓 ウィンターフェル 〓


何を犠牲にしても王座を取る事が自分の運命と受け入れ
スタニスは自分の娘シリーンを光の神への生贄として差し出した。
その後、雪に足止めされていたスタニスの野営地は吹雪が収まり
急速に近づいていた冬が、つららが溶け出すほど穏やかになった。
ボルトンの旗が戦場で焼け落ちる光景を火の中のビジョンで見たメリサンドルは
シリーンを生贄とした事で、間違いなくその予知通りになるとスタニスに再び語りかける。
メリサンドルの言う事を信じて娘を差し出したスタニスだが、その負い目は計り知れず
叫ぶ娘に火を放ったメリサンドルとまともに会話できる精神状態でもなかった。
しかし娘を犠牲にしてまで手にした勝機を逃すまいと、スタニスは余計な感情は押し殺し
鎧をつけ、ウィンターフェルへの出陣準備を進める。

しかしテントを勇み出たスタニスに兵達が慌てた様子で報告に来る
「陛下・・・夜明け前に半数以上の兵が逃亡しました・・・全て傭兵ですが、全ての馬を連れて・・」

その報告を聞いてスタニスはメリサンドルを疑いの目で見つめる
メリサンドル自身も信じられない、といったような表情で目をそらす
そしてさらに追い討ちをかけるような報告が、もう一人の兵から伝えられた。
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スタニスが兵に連れられて野営地近くの林の中で見たもの
それは娘を失ったショックで高い木の枝から首を吊ったセライスだった。
跡継ぎの息子を産めなかった重圧からシリーンに冷たく当たっていたセライスだが
娘が目の前で焼け死ぬのを見て母親の心を取り戻したのか、黙って娘の後を追った。

唖然とした表情で目を見開いて、変わり果てた妻の亡骸を見上げるスタニス
そんな時、メリサンドルが馬で野営地から逃亡したとの報告を兵から受けた。
最後の神頼みにすがって娘を光の神に差し出した結果、状況は以前にも増して悪化し
もう打つ手のないスタニスはもはや後戻りもできず、残った兵とウィンターフェルへと向かう。

半数以上の兵が逃亡し、馬も無く、城攻戦用の兵器、食料物資も燃やされたスタニス軍
スタニス自らも歩いてウィンターフェル目前まで着くと、すぐに兵に指示し壕を掘らせ
翌朝からの攻城戦に向けての準備を始める、がスタニスの思惑はさらに外れた。

スタニス軍の食料も十分な兵もない無謀な包囲戦、それを見透かしたように
ボルトン軍は城を出て騎馬隊で陣形を組み、篭城するまでもないと討って出てきた。
それはスタニスが騎馬隊で野人達を蹴散らした時と同じように、今度は馬のない自軍が
数でも勝るボルトン軍の騎馬隊に蹂躙される番となった。
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フィールドの雪の上に無残に散り、全滅したスタニス軍
そしてスタニスも追っ手を切り倒しながら林に逃げたが、足を切られてついに動けなくなる。
そんなスタニスの前に、またさらに足音が近づいてきた

ボルトン軍には女の兵もいたのか・・・
ボルトン軍ではない、私はブリエン・タース・・・レンリー様のキングズガードだった・・・
お前の顔をした影が彼を殺した時、私はその場にいた・・・・
おまえが呪術で彼を殺したんだろ?

そうだ・・・
正当な七王国の王、バラシオン家のレンリー1世の名において
私ブリエン・タースが貴様に死の裁きを下す・・・・何か言い残す事はあるか?

お前の務めだ・・・やれ
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ラムゼイを含めたボルトン軍がスタニス軍を迎え撃ちに城を出た後
サンサはフードをかぶって顔を隠し、薄手になった城内を通り抜けて塔へと向かう。
城から兵がいなくなる機会を逃すまいと、サンサは自ら塔の窓に火を灯した
しかしずっとその火をずっと待っていたブリエンはレンリーの仇のスタニスを討つために
ちょうどサンサの救助信号と行き違いにその場を離れた後だった。

火を灯した後、すぐに部屋への道を戻るサンサ
しかし途中の道では弓を構えて笑うミランダとシオンが待ち構えていた。

奥様、お部屋までご案内しますわ
私はラムゼイがどんな人間か知ってるわ・・・私に何をするかも・・・
どうせ死ぬなら切り取られる前に死んだほうがマシよ

死ぬ?誰がそんなことを?あなたはまだ死なないわよ
あなたの義父様は北部総督、そしてラムゼイはあなたが必要なの・・・
まああなたの全てが必要ってわけじゃないと思うけど、後継ぎを作るための部分だけは・・
息子を一人か二人彼のために産んで、用済みになるまではね・・・
切り取る部分で面白い案があるみたいなの、だから彼の帰りを待ちましょうね・・・
それとも今から始める?
何も言わないって事は私に任せるのね?いいわ、今から始めましょ

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そう言ってサンサに向かって弓を引き始めるミランダ
しかしその時シオンがミランダに体当たりし、そのままミランダを城壁の上から突き落とした。
それと同じくしてボルトン軍を出迎える門が開き慌てる二人
シオンはサンサの手を取り城壁の上へと向かうが、もちろんそこには逃げ場は無く
二人は手を握ったままウィンターフェルの高い城壁から外に向かって飛び降りた。
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〓 ブラヴォス 〓


娼館でまだ少女の娼婦を3人買い、順に木の棒で打っていくメリン・トラント
痛みで叫び声をあげる少女の悲鳴はメリンの特殊な性癖を満たす。
しかし3人目の少女は何度メリンが打とうと何のリアクションもなく
思い通りにならないメリンは他の二人を下がらせ、少女の腹を殴って跪かせた。
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どうだ、といわんばかりに笑みを浮かべるメリン
しかし再び顔をあげた少女はさっきまでの顔とは違っていた。
顔の皮を剥ぎ素顔を現したアリアはメリンに飛び掛り、ナイフでメッタ刺しにしていく。

おまえは私の殺すリストの1番目だった・・・
シリオ・フォレルを殺した事でな、彼を覚えてるか?・・・覚えてないだろうな・・
他にも何人かいたが多面神にいくつか横取りされたんだ、だがお前が残ってて良かったよ
私が誰かわかるか?・・・・聞こえないぞ
私はアリア・スタークだ・・・知ってるだろう?
おまえは自分が誰が知ってるか?・・・・お前は誰でもない・・何者でもない・・


メリンは両目を刺されて訳がわからないまま体中も何度も刺され
最後にアリアの名前を聞いたが、それに反応する余裕も残っておらず
静かにアリアに首を斬られて倒れた。
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フェイスレスメンの本部の白と黒の家、その地下にある神殿の壁や柱全部に飾られた顔
その中からひとつの顔を無断で持ち出して使い、メリンへの復讐を成したアリア。
アリアはこっそり顔を柱に戻そうとするが、後ろにはジャーケンとウェイフの少女が立っており
ウェイフの少女はアリアの腕を掴み、ジャーケンのほうへと差し出す。

少女はひとつの命を奪ってしまった・・・間違った命を・・・
あの男の命は君が奪う物ではなかった
少女は多面神からそれを横取りし、借りを作ったのだ
その代償は死で償うしかない・・・

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ジャーケンはそう言うと毒薬の小瓶を開け、ウェイフの少女はアリアの口を開かせる
しかしジャーケンは自らその毒薬を飲んで倒れた。

嫌っ・・・ダメよ・・・死なないで!
何故泣く?
友達だったのに・・・
違うな、彼は友達ではない・・・君は彼の話を聴いてなかったのか?・・・彼は誰でもない

アリアは後ろを振り返ると、ジャーケンの顔をした少女が立っていた
そして倒れたジャーケンの顔をアリアが剥がすと次々と出てくる違う顔。

顔は誰でもない者のためのもの・・・
君はまだ誰かのまま・・・誰かのままである者にとっては顔は毒と同じだ・・・


ジャーケンの顔をしていた男は自らの命を絶ち、アリアが奪ったメリンの命の代償とした
そしてアリアのまま個人的な復讐のために顔を使ったアリアは、その代償に両目を失った。
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〓 ドーン 〓


王都へ帰る事を認められたミアセラ達のためにドランは船を用意し
船着場にて息子のトリスタンを含めた4人を見送る。
エラリアはミアセラの命を奪おうとした事を謝罪し、別れの挨拶として口づけをし
そしていつの間にかタイーンと良い感じの仲になっているブロンが最後に乗り込み
船はキングズランディングへと向け出港した。
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海に出た船の船室
王都に脅しとして送られたラニスターのネックレスをミアセラに返すジェイミー

もう無くすんじゃないぞ
二度とはずさないわ
ドーンを離れたくは無かっただろうが、一緒に来てくれて良かったよ
君の母さんは君に会いたくてたまらないだろうな
トリスタンも来てくれたしな、彼は良い奴そうだ・・・
君は幸運だ・・・実に良い縁談を・・・うまく結べた・・・

お母様は彼を気に入るかしら・・・?
幸せそうな君を見たなら・・・もちろん彼女も幸せだ
ホントに思ってるの?
彼女が子供達以外の誰かを好きになった事なんてあったかな?
あなたの事は好きだわ

どうかな・・・実は・・・聞いてほしい事がある・・・もっと早く言うべき事だったが
君も色々世界を見ただろうし、物事が複雑であることを学んだだろう・・・
人もそうだ、ラニスターとマーテルは何年もいがみあってきたが
しかし、君はトリスタンと恋に落ちてしまった。
偶然の巡り合せだ・・・実に・・・つまり巡り合せとは何だろうか?
結婚しろとあてがわれた男に君は恋してしまったわけだ・・・俺が言いたいのは・・・
誰を愛するかは選べないという事だ・・・・制御しようがない・・・・馬鹿な話だが・・・

あなたは馬鹿じゃないわ
何が言いたいかと言うと・・・・俺が言おうとしてるのは・・・
わかってるわ・・
まさか・・そんなわけない・・・
わかってるの・・・・
知ってるわ・・・お母様との事・・・・心のどこかではずっとわかってたの・・・
嬉しいわ・・・・・あなたが私のお父様で良かった・・・

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ジェイミーは驚きと喜びの混ざった顔で、笑顔のミアセラを抱きしめた
3人の子を持ちながら、初めて自分が父親だと子供に認識された瞬間の幸せ
しかしすぐにミアセラの表情は曇り、鼻から血を流して倒れた。






ドーンの港では同じように鼻血を流すエラリアが解毒剤を飲んでいた。
タイーンがブロンに仕掛けたのと同じ遅効性の毒に自らも侵されながら
口付けでミアセラに仕込んでいたのだった。
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〓 エッソス 〓


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デナーリスがドロゴンと飛び去っていってしまってから何も音沙汰無く
ティリオン達は女王のいないピラミッドでうなだれていた。

君は彼女に恋していたんだろ?疑いようが無い
もちろん君たち二人には望みはないが・・・闘技場出身の傭兵に不名誉な騎士
どちらも女王にふさわしいとは言えない。
だが私たちはいつも間違った女を好きになるものさ・・・・
ドラゴンは北へ向かった、女王を探すのなら我々も北へ向かおう

我々だと?おまえはラニスターだろ、わが女王はおまえの家を排除しようとしてるんだぞ?
そして彼女がそうするのを助けようとしている
おまえはここへ来て何日だ?私は彼女がもっと小さな頃から何年も戦ってきたんだ
あんたは裏切っただろ!
言葉に気をつけろ
そして2回追放されたはずだ、違うか?
2度目はおまえのおかげでな・・・
自分の罪を私になすりつけるなモーモント
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女王の側近に復帰した?ジョラーは、早くも仕切ろうとするティリオンに対し
2度目の追放のきっかけとなった腹いせも含めてきつく当たる。
しかし女王捜索の遠征に関しては、まだ功績もなく戦力にならないティリオンは外され
捜索隊としてジョラーとダリオ、そして最もデナーリスが信用しているミッサンディと
アンサリードを統率できるグレイワームが街の維持をする事になった。

一人やる事がなくジョラーとダリオを街の上から見送るティリオン
そんな肩を落とすティリオンに話しかける懐かしい声がした。

元気でしたか友よ、あなたに見捨てられる前は一緒に楽しく旅をしていたと思ってたのですが
どうやって私を探したか聞いても意味がないかな
小鳥は西でも東でも囁きますよ、聞き方さえ知っているのなら
あなたがすでにドラゴンの母に取り入った事も彼らが教えてくれました

ああ、処刑されずにすんだよ・・・幸先はいいんじゃないかな
英雄たちが女王を探しに行き、私はとどまったまま内乱寸前の街を維持だ・・・
古い戦友として何か助言をくれないか?

情報が鍵です。敵を知り、戦力と戦術、そして誰が敵か見方か見極める事です
間者の広い情報網を持つ知り合いがいればなぁ
いればいいのですがね・・・・
暴力、買収、詐欺がはびこる古い巨大都市・・・
誰がこんな醜い野獣のような巨大都市を運営した経験を持ちましょう?


まさに王都キングズランディングと同じように、汚れた人間が巣食う古都メーリーン
ジョフリーやサーセイと対峙しながら王の手を努めたティリオン
そして世界中の情報を集め、長年国を裏から操作していたヴァリス
メーリーンを管理するにあたり、これ以上の適役はいなかった。

戻ってきてくれて良かったよ
そうでしょうとも
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メーリーンから遥か北の地
サンズオブハーピーの槍で傷ついたドロゴンは、辺りの動物を焼き殺して食い散らかし
まだまだ癒えない傷を舐めては癒えるのを待っていた。
メーリーンへと帰りたいデナーリスは無理やり背に乗ろうとするが
以前のように牙を剥くことはないものの、あっさりと揺り落とされてしまう。
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仕方なく眠るドロゴンを置いてまま一人歩いて辺りを散策するデナーリス
すると遠くから一騎のドスラキ族が現れ、それに続いてたくさんのドスラキ族が姿を現した。
デナーリスをドロゴの代のカリーシと知ってか知らずか、駆け寄ってきた騎兵達は
獲物を捕まえたかのようにデナーリスを囲んで雄たけびをあげる。
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〓 キングズランディング 〓


地下牢の生活に耐え切れなくなったサーセイは、ある日罪を打ち明けると訴え
何日ぶりかに牢を出て、ハイスパローの前に跪き懺悔を始めた。
寂しさと恐怖からランセル・ラニスターと不倫をした事を告白したサーセイ
しかしジェイミーとの関係はあくまでスタニスが流した風説の流布だと言い切る。
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よろしい、ですがそれらも重い容疑ですので王国は真実を知る必要があります。
陛下が正直に供述なされれば、裁判で潔白が証明されるでしょう

裁判?私は懺悔したでしょう?
一つの罪だけです・・・その他についてはあなたは否定された・・・
裁判が虚偽から真実を分離するでしょう

あなたの高潔な見識には敬服します・・・ですがもし母の慈悲が少しでも与えられるのなら・・・
もうどれだけ長い間息子に会ってないか・・・あの子に会いたいの・・・お願い・・・

あなたは公正への道の第一歩を歩み始めました
それを踏まえ、あなたがレッドキープへ帰る事を認めましょう

ありがとう・・・ありがとうございます・・・・
七神の母はとても慈悲深いのです、感謝をするなら彼女にです
もちろんです・・・誓います・・・いつも忘れません・・・
よろしい
じゃあ・・・・私はもう・・・・行っても・・・
償いの後でです
償い・・・?
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サーセイはセプタ達よって服を剥ぎ取られ、長い牢生活で汚れた体を乱暴に洗われ
そして長く伸ばしたラニスターの金髪は千切られるように刃物の乱雑に切られ
頭皮を傷つけられて血を流しながらも、少年のように短くなるまで切られ続けた。

そして再度ボロ服を着せられたサーセイは裸足のままベイラー大聖堂の前に連れ出され
キングズランディングの民衆が見てる前で不倫の罪を認めた事を公表された。

この罪人はラニスター家のサーセイ、トーメン王の母であり、ロバート王の未亡人
彼女は虚偽行為と不倫の罪を犯し、その罪を告白し許しを乞うた。
後悔を示すために彼女は全ての自尊心、ごまかしを脱ぎ捨て
神が与えたままの彼女自身の姿を示そう・・・・
あなたに・・・・この街の良き民に
神々しい精神を持ち彼女はあなたたちの前に向かう
秘密を分かち合い、神や人々の目の前でありのままの姿となる
償いの歩みとするべくして・・・

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セプタは再びサーセイの服を剥ぎ取り、全裸で短髪となったサーセイは
レッドキープまでの道を裸足のまま歩いていく。
「恥ずべきもの」と連呼してはセプタの鳴らすベルが人々の注目と視線をサーセイに集め
サーセイのまわりはスパローズが護衛するため民衆は手出しはできないものの
売女、クソ女、ヤリ○ン、と罵声を浴びせられ、そして野菜やゴミなどに始まり
唾を吐きかけられ、次第に汚物まみれになっていくサーセイ。
そして歩き慣れない裸足での散歩がレッドキープに差し掛かるころ
サーセイの足は破れて血だらけになっていた。
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泣きながらヨロヨロとレッドキープにかかる橋を渡り、償いの歩みを終えたサーセイ。
少女のように泣く変わり果てたその姿を興味深そうに凝視するパイセルの視線から
隠すようにカイバーンはすぐにサーセイを布で包む。
陛下・・・お帰りになられて良かった、さあ中に
ああ、足を気がつきませんで・・・
よろしければ新しいキングズガードのメンバーを紹介させて頂いても・・・
どうぞ彼の無言の誓いをお許しください陛下
彼は国王陛下の敵が全て死に絶え、悪が王都より去るまでは喋らないのです・・・


カイバーンの処置により蘇ったマウンテンは言葉を発さず
ただ兜のスキマから不気味な血の気のない顔色を覗かせる。
サーセイを抱きかかえる全身鎧で覆われた帰ってきたモンスターは
どん底にまで落ちたサーセイに再び戻ってきた力となるのか
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〓 黒の城 〓


そいつが手を上げると全ての死体が一斉に立ち上がったんだ
何万もの軍勢・・・世界で最も巨大な軍かもしれない・・・

で・・・どうするつもりなんだい・・・
奴らが壁の登り方を学ばない事を祈るよ・・・
でも・・・ドラゴングラスが・・・
誰も取り返せないさ・・・だがそれも大した問題じゃない
ドラゴングラスが山のようにあるなら話は別だが・・・

でもホワイトウォーカーを殺したんだろ?
ロングクロウがだ・・・鋼の斧もガラスのように粉々にされるのを見た・・・
それはヴァリリア鋼だね、七王国には何本のヴァリリア鋼の剣があるんだろう?
全然足りないさ・・・・
野人の生活を守るために誓いの兄弟を犠牲にした歴史上初の総司令官・・・
黒の城で最も嫌われてる人間と友達ってのはどんな気分だ?

君とは僕がここに着た日から友達だ、あの頃は一度も選挙で勝った事なんかなかったよ
だから俺たちはまだ生きてる・・・奴らの薄ら笑いが続く事を・・・
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野人を受け入れた事で、ただでさえ問題山積みのナイツウォッチの中で
さらに孤立してしまう事になったジョンとサム。
お互いを支えとしてここまでやってきた二人だが、サムはギリーと赤ん坊と共に
メイスターの本部があるオールドタウンのシタデルへと行きたいとジョンに打ち明ける。
エーモンが亡くなった今、サムがシタデルにて歴史、戦略、治癒などを学び
メイスターとなって帰ってくればホワイトウォーカーとの戦いにも役立つのは明らかで
このままここにギリーと赤ん坊と一緒にいても、むざむざホワイトウォーカーに
自分もろとも殺される事になるとサムは言う。

ジョンは深いため息をついた後頷き、サムのシタデル行きを了解し
二人は再び会える事を信じ酒を交わす。
そしてサムとギリーと赤ん坊は馬車に乗り、南部のオールドタウンに向け出発した。
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サムがいなくなりさらに孤立したジョンに援助を求めにきたダヴォス。
自分の故郷のウィンターフェルが戦場とはいえ、ホワイトウォーカーの脅威を間近で見た今
国内の人間同士の戦争などに関与してる暇も物資も無く、援助を断る。
しかしダヴォスもこのまま手ぶらでは帰れず、怒鳴り声をあげてジョンと言い合う
すると黒の城の門が開き、虚ろな目をしたメリサンドルがフラフラと入ってきた。
いつも自信に満ち溢れていたメリサンドルはまるで人が変わったように覇気が無く
ジョンとダヴォスの問いに何も答えず、目を泳がせて歩き去った。
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その夜、いつものように届いた手紙を一つ一つ確認していくジョン
メリサンドルの様子からスタニスに何かあったであろう事は間違いなく
ジョンその情報を求めるように手紙を開いていく。
手紙の内容のせいか、それとも心配事が続き疲労が溜まったのか疲れた表情のジョン
そんな時、オリーが慌てた様子でジョンのところへやってきた。

総司令官、あなたが連れ帰った野人の一人が、あなたの叔父のベンジェンを
知っているそうです・・・・彼は生きてると言っています・・・

本当にベンジェンだと言ったのか・・・?
彼はファーストレンジャーだったと・・・・そしてどこにいるか知っているとも・・・
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ジョンが急いで外に出るとそこにはアリサーが待っていた
そしてアリサーはその野人の元へとジョンを案内する。

その男は最後の満月の夜にハードホームで彼を見たと言っている
嘘かもしれない
かもしれない、だが見極める方法はある
で、その男は?
あそこだ



ウォッチの人だかりを掻き分けていくジョン
しかしそこには野人などではなく『裏切り者』と書かれた板が打ち付けられていた
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そして振り返ったジョンの腹をナイフで刺すアリサー
ウォッチのために

そこにいた全員がアリサーに続いて、ジョンを刺していく
そして何人にも刺されて跪いたジョンの前に最後に立ったのはオリーだった。
オリーは親を殺された憎しみをまるでジョンに向けるようにナイフを刺し
ジョンは愕然とした表情のまま雪の上に倒れた。
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