Category : Game of Thrones S5 ep2
〓 ブラヴォス 〓

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ブラヴォスの湾への入り口にまたがって立つ巨大な象「ブラヴォスの巨人」
かつてブラヴォスが敵に襲撃され壊滅の危機にあった時、この巨人が海に歩き出し
敵を叩き潰したという伝説がある。




大きな湾の中に浮かぶ大小の島々からなる、水の都ブラヴォス
港はどこも活気があり、アリアは始めて見る外国の風景に心を躍らす。
家族の大半を失い、故郷のウィンターフェルも消失し、帰る場所を無くしたアリアは
復讐のためにジャーケンハガーのような常軌を逸した力を求め、ジャーケンの言っていた
フェスレスメンという組織に入るためにブラヴォスまでやってきた。
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ウェスタロスからアリアを船に乗せてくれたブラヴォス人の船長は、アリアの望み通りに
フェイスレスメンの本部「黒と白の家」まで案内してくれた。
ヴァラモグリス” 
ヴァラドハリス
アリアは船長と古代ヴァリリア語の挨拶を交わし別れる。

名前のとおり白と黒に塗られた門を叩くアリア、すると中から僧が現れた。
アリアは僧の気難しそうな顔に慌てて挨拶し、ジャーケンから貰ったコインを見せる
しかし僧は「ジャーケンなどという者はここにはいない」と扉を閉めた。
話も聞いてもらえず門前払いされたアリアは、そのまま門の前に座り続けた。
夜通し雨が降ってもずっと死神の祈りを続けたが、結局門は開かれる事はなく
アリアはジャーケンに貰ったコインを海へ投げ捨て諦めた。
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行く宛てもなくブラヴォスの街をぶらつくアリア
少年のような格好をした立派な剣を持っている少女はやはり目立ち、すぐに
裏路地で追い剥ぎ目当ての男達に絡まれた。
するとアリアの後ろから、白と黒の家にいたあの僧が現れ、追い剥ぎ達は何か恐ろしい
ものでも見たかのように一目散に逃げていった。

あんたは誰なんだ!?なんで奴らはあんたを恐れたんだ?
忘れ物だ

僧がそう言ってアリアに投げたものは、アリアが海へ捨てたはずのあのコイン
そして僧が顔を剥ぐと、そこにはジャーケンハガーの姿があった。

ジャーケンハガーはここにはいないって言ってたのに
ああ、いないさ。男はジャーケンハガーではない
じゃあ、あんた誰なんだ?
誰でもない・・・・少女がならねばならぬものだ・・

アリアはジャーケンのようになりたいと思い、ブラヴォスまで来た
そしてそれは誰でもないもの、と教えられた。
アリアは何もわからないままだったが、とにかく白と黒の家に入る事が許された。
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〓 リバーランズ 〓


満員の客で賑わう十字路の宿
店の女にエールを注いでもらって上機嫌なポドリックとは対照的に
使命を無くし無気力で食事も喉が通らないブリエン。
そんな時、ポドリックは店の奥で護衛に囲まれ食事をするベイリッシュとサンサに気付いた。
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ブリエンはそれを聞いて顔色を変え、すぐにポドリックに外で馬を準備するように指示する。
アリアには逃げられたが、偶然にもサンサ・スタークと遭遇したことで
再びスタークの娘を守る使命を再開できるかもしれないチャンスが巡ってきた。
多数の護衛がベイリッシュのテーブルを守っていたが、ブリエンは堂々と近づき
自分はかつてケイトリンに仕え、スタークの娘達を守ると誓った者だと、格式ばって言う。

レディ・ブリエン、そんな儀礼的にならなくてもいいでしょう
あなたはケイトリン・スタークを守ると剣に誓ったが・・・どうしたことか
私とキャットは旧知の仲だが、あなたの話など聞いた事が無い

レンリー様殺害の後からだ
ああ・・あなたは彼を殺した罪を問われていた・・
私は助けようとしたのだ
だが罪を問われていました
何が起きたか知らないやつらがそう言ってるだけだ
何が起きたのですか?
彼は影に殺されたのだ、スタニスの顔をした影に
影・・・顔・・・この婦人はレンリーを守ると誓い、あなたの母を守ると誓い・・・失敗した・・・
なぜあなたのような警護失敗続きの方にサンサを守ってもらわねばいけないのでしょう?

なぜあなたが彼女の事に口を出す?
なぜなら私は彼女の叔父だからだ、私は彼女の叔母のライサと結婚していた
我々は家族だ、そしてあなたは部外者なのです。
申し訳ないがレディ・ブリエン、私は経験から部外者には用心深いので・・・

レディ・サンサ・・・もしよければ二人で話した・・
お断りします
お願いします、説明さえできれば・・・
私はジョフリーの結婚式であなたを見たわ、王に挨拶しているのを
あなたも私もあの場にいたかったわけではない、時に我々はどうしようもなく・・
どうにかできる時もあるわ・・・もうお行きになってください
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アリアに続きサンサにまで断られたブリエン
ベイリッシュからの共に旅をしてもいい、という胡散臭い提案を蹴り
止めようとする護衛たちを斬り、宿の外へ飛び出す。

ポドリックに多少の危機はあったが、無事追っ手の護衛達を始末したブリエン。
サンサに断られはしたものの、それでもケイトリンとの誓いは守ると言い
すぐにベイリッシュとサンサの後を追いかけ始める。
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〓 キングズランディング 〓


牙をむいた蛇の口に巻きつけられたラニスターのライオンのペンダント
ミアセラが持っているはずのそのペンダントは、ドーンからサーセイ宛に送られてきた。
オベリンの復讐を予告するような、脅しと取れる贈り物
いつミアセラが殺されてもおかしくない状況に、気が気でないサーセイ。

あの子に手出ししたら、奴らの国を燃やして灰にしてやるわ!
落ち着けよ、声を抑えるんだ
何なの?私達の娘が危険に陥ってるのに、私が声を荒げる事が気になるっていうの?
誰もミアセラが俺達の娘だなんて知りはしないさ
なら俺の娘だなんて言わないで、あなたはあの子の父だった事はないんだから
もし俺が誰かの父親だったなら、その子たちは道の石となってるさ
あなたの警戒が何の役に立ったっていうのよ?
長男は自分の結婚式の日に殺され、唯一の娘はドーンに流され
末っ子はあのハイガーデンのニヤケ顔のあばずれと結婚させられるのよ!


何とかなるようやってみるよ
あなたが何とかできた事なんて何も無かったわ
ドーンへ行って来る・・・俺達の娘を連れ帰るために・・・
ドラン王子にあの子を返せなんて頼めるわけないわ、ミアセラは彼の息子と婚約したのよ
彼には何も頼まない
軍を率いていけば戦争になるわよ
軍無しだ・・・奴らがミアセラをどこに隠してるか知ってるか?
オベリンは「水の庭」と言っていたわ
探し出してくる・・・・他に何かありますか女王陛下?
ドーンへ・・・片手の男が・・・一人で・・・
誰が一人でと言った?
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王都から少し北にあるストックワース城
ストックワース家の次女ロリスと婚約したブロンは、その雄大な城を眺め満足していた。
本来ならブロンはもちろん、次女のロリスが領地を相続する事はないが
サーセイと取引した上で、今後自分が領主となるための算段はできており
ブロンはその時が来るのをのんびり待つ日々を送っていた。
そんなある日、ジェイミーが現れた。

おまえさんが来るって事はろくな事にはならないって事だ
良い知らせを持ってきたんだ

そう言ってジェイミーがブロンに渡した手紙にはこう書いてあった
「ロリス・ストックワースはサー・ウィリス・ブラッケンと結婚する」

ふむ・・・俺はおまえさんの妹と取引したんだがね・・・
言ってくれればそんな取引には応じるなって教えてやれたのに
で、これの何が良い知らせなんだ?
もし君が俺と組んで重要な任務を手伝ってくれたら・・・・そして生きて戻れたなら
俺は君にもっと良い女と、もっと良い城をやろう

どこから戻れたら?
ずっと南の果てだ

そうしてほぼ強制的にジェイミーはブロンの協力を得た
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賞金稼ぎがサーセイの前に持ってきた生首、それはティリオンに似ていた。
サーセイはティリオンの首に賞金をかけ、賞金稼ぎに追わせていたが
いまだティリオンは見つからず、似ていた誰かの首はカイバーンの実験に使われた。

タイウィンが死に、ベイリッシュはアイリーへ行き、ヴァリスは逃亡し
王国の小議会はもはやまともに機能してはおらず
タイウィンの葬式で王都に来ていたタイウィンの弟ケヴァン・ラニスターを加え
メイス・タイレル、メイスター・パイセルの3人が、新しい小議会の再開を待つ。
するとサーセイがカイバーンを連れてやってくるなり、議長である王の手の席に座った。

女にはふさわしくない席、と言いながらもトーメンが成人するまでは~と言い出すサーセイ
メイス・タイレルの自分が王の手をやってもいいという提案を、時間が無いからと打ち切り
海軍大臣と財務大臣の兼任を強引にメイスに押し付ける。
ヴァリスが去った後の諜報大臣のポストはカイバーンに与えられ、いつものようにパイセルが
異議をとなえようとするが、もちろんサーセイは聞く気もない。
続けて叔父のケヴァン・ラニスターを軍事大臣に、と切り出すサーセイ
しかしサーセイの性格を良く知ってるケヴァンは、この選任が王の判断ではなく
サーセイの独断で勝手にすすめられている事はわかっていた。

それはお前の望む選任だろう、王自身の口から聞きたいのだがね
王はとても忙しいのよ
彼はここに出席し、統治とは何かを学んだほうがいい。
私は自分の兄に敬意を払うために王都に戻ってきた、おまえにもだ
そして王に仕えるためにな・・・・私はお前の人形になるために戻ったわけではない・・
自分の兄をどこかへ追いやり・・

彼は王都を離れてデリケートな外交任務の指揮をしてるの
何の任務だ・
あなたには関係のない事よ・・・軍事大臣さん
私はおまえによる指図は受けん、それは私に関係のない事だ
おまえは太后だ、それ以上のものではない

王が必要としているというのに、任を放棄するというの?
王が私を必要とするなら、私は彼が来るのを待つ・・・キャスタリーロックでな

ずっとタイウィンの影として着実に仕事をこなしてきたケヴァン
地味で慎重な男だが、今更サーセイに操られるような男ではなかった。
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〓 ドーン 〓


ドーンの水の庭園を歩くトリスタン・マーテルとミアセラ
トリスタンはオベリンの甥にあたるわけだが、どうやら今でもミアセラとの許婚関係は変わらず
むしろトリスタンのほうがミアセラに惚れこんでるようだった。
そんな仲良さげな二人を冷たい目に遠くから見ていたエラリア・サンドは
オベリンの兄であり、マーテル家当主のドランの所へ鬼の形相で押しかける。
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自分の弟が殺されたというのに、あなたは何もせずここに座って空を眺めているだけ・・
オベリンは法定の決闘裁判の最中に討ち死にした、殺されたのではない
自分の弟が・・・
思い出させないでくれ・・・君があいつを愛するずっと前からあいつは私の弟だったんだ
彼が死んだ事はどうでもいいわけ?
あいつを埋葬し、喪に服す
それで?
君は私に戦争してほしいのか?
国全土があなたの挙兵を望んでるわ
国全土が早まらないで良かった
サンドスネークスは私の味方よ
彼女達は自分達の家族を愛してるから、きっと父親の復讐を成すはずだわ・・・
あなたが何もせずにイスに座ってる間に・・・
オベリンは死に・・・そしてあのラニスターの娘は水の庭園を遊びまわり
私達の食べ物を食べ、私達の空気を吸う・・・一体何人の兄弟をやつらに殺させる気?
あの娘を私によこして・・あの娘の指を一本ずつサーセイに送るの・・

私は弟を愛していた・・・そして君は弟をとても幸せにしてくれた・・
だから私はいつまでも君を大事に思っていよう。
だが我々は復讐のために少女を傷つけはしない・・・この国で・・私の目の黒いうちは・・

どれくらいもつかしらね・・・

エラリアはドランを蔑むような目で見つめ、水の庭園を去る。
元々慎重な性格なのもあるが、後継者のトリスタンはまだ若く、自分は病気の身
戦争も敵討ちも乗り気にはなれない、重度の通風で座ったきりのプリンスドラン。
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〓 黒の城 壁 〓


黒の城の図書室で調べ物をするサムと、ギリーに文字を教えるシリーン。
シリーンは以前ダヴォスに読み書きを教えたりと初心者に文字教えるのは慣れていて
サムと違い簡単な事から丁寧に教えてくれるシリーンに喜ぶギリー。
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皮膚が鱗模様の石のように硬化する死亡率の極めて高い病グレースケール。
シリーンは顔半分に後遺症は残ったものの生き延びたが、ギリーも過去に姉妹達が
同じ病で死んだ事があり、その凄惨さとクラスターの無慈悲さを思い出し話す。

3人が話していると突然シリーンの母、セライスが現れサムとギリーを追い払い
野人のそばにいると襲われるわよ、とシリーンを注意する。

ギリーはそんな事しないわ
誰が何をするかなんてあなたにはわからないわ、本だけじゃ何もわからないのよ








焼き殺せというスタニスの命に背き、マンスを矢で射て楽に死なせたジョンは
野人達に敬意を払わない限り、彼らはついてこないとスタニスに言う。
スタニスにとっては王の言葉はそれ自体が法律で、背く事は重罪であり
思いやりは恐れを消し、恐れがなければ人はついてこないという軍人思考。

どちらにせよマンスを処刑はされ、スタニスは野人達を軍に参加させる案は保留とし
その代わりに北部の各地に鳩を送り、自分の支持者を集めていた。
その中の一つ、前司令官モーモントの領地で、今は彼の10歳の姪ライアナが当主の
ベアアイランドから返ってきた手紙にはこう書かれていた。
「我らの知る王は、北の王スタークのみ」

嬉しそうだな
北部人の考え方は少し野人に似ています、王が彼らそのものなのです
そうだな、我が兄ロバートも遠征の度に北部人を扱うその難しさをやかましく言っていた
おまえの父親の助けでさえもだ


その夜、ナイツウォッチは新しい司令官を選ぶ事となっていた。
大方の予想通りであればアリサー・ソーンが有力、しかし彼はジョンを目の敵としていて
彼が選ばれた暁には、野人と仲良しの裏切り者としてジョンは処分されるかもしれない。

おまえの勇敢さは彼を弱く見せる・・・おまえは不当な扱いを受けるだろう
私なら勇敢な者は処分せず、報奨を与える

そうでしょう陛下、しかし私はナイツウォッチの一員
自分の命、剣、名誉をかけて宣誓した者
もうあなたに差し上げれる物など何もないのです

北部を私にくれ
できません・・・もし私が望んだとしても、私は私生児・・・スノウ
跪き、私の足元に剣を差し出せ・・・私に尽くす事を誓え・・・
それでお前はジョン・スタークとして生まれ変わる・・・ウィンターフェル領主として・・・

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ジョンが物心ついた時から常に欲していたスタークの名
それが今、スタニスに忠誠を誓えば造作も無く手に入ろうとしている。
その事を聞いて自分の事のように喜ぶサム、しかしジョンはそれを断ると言う。
ウォッチの誓いを破って領主になるような男がウィンターフェルを治めれるわけがない、と。
ジョンもウォッチの実質的な中心として成長するにつれ、責任感も増し
スタニスとはまた違ったタイプの厳格な人間となっていた。

そうしてるうちに998代目ナイツウォッチ総司令官選挙は開始される
各々推薦したい人物がいれば名を挙げ、推薦された者の中から全員で投票して決める。
早速立ち上がるジャノス・スリント、そして勿論アリサーを推薦する

サー・アリサーはナイトではないが、本物の高潔な男だ
壁が襲撃された時は司令官の如く振る舞い、野人を蹴散らし我々を勝利に導いた。
ウォッチと壁を守る者としてその人生の大半を捧げてきた歴戦の戦士・・・
彼こそが選ばれるべきだ


王都では口だけでシティウォッチ司令官まで成り上がったジャニス
そのスキルを発揮し、堂々とシリアスな応援演説でアリサーへの支持を集める。
その後、シャドウタワーの司令官の老戦士デニス・マリスターも推薦され
その長い経歴から、彼にもそれなりに支持の声が挙がった。
そして2人の候補者から選挙が始まろうかとした時、サムがそれを止めた
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メイスター・エーモン!
ホワイトウォーカー殺しのサムじゃないか・・
こいつもお友達のジョンスノウと同じで、恋人は野人だ・・・
彼女との寝心地はどうだ殺し屋?

彼女の名前はギリーです、サー・スリントはよくご存知でしょう?
彼ら弱き者達はこの前の戦いの時に食料庫の中で一緒でした。

嘘だ!
野人の娘、赤ん坊、そしてジャノス殿・・・戦いの後、彼をそこで見つけました
ご自身で作られた水溜りの中で・・・。
ジャノス殿が女子供と隠れてる間、ジョン・スノウが指揮を取りました。
サー・アリサーも確かに勇敢に戦われました、しかし彼が負傷した時
我々を救ってくれたのはジョン・スノウです。
壁の防衛の指揮をとり、テン族のマグナーを殺し、マンスと交渉しに北へも行きました
野人との交渉はそれ即ちほぼ確実に殺されるという事です。
それ以前にも、彼は前司令官殺害の報復任務の指揮もしました・・・
前司令官はジョンの可能性に気付き、彼を自身のスチュワードに選びました
我々もジョンの中に光るものを見たはずです。
彼は若いかもしれない・・・しかし
漆黒の夜が訪れた時、我々に必要なのは彼のような司令官なのです


サムの演説でジョンに多数の支持を表す拍手が送られた
しかしアリサーが立ち上がり、ジョンと野人の恋人、マンスとの親密な仲など
ジョンと野人達との密接な関係を指摘し、ジョンへ流れた支持を揺るがせる
しかしアリサーに何を言われようと、最後までジョンは一言も喋る事なかった。

開票が進みジョンとアリサーは同票で並ぶ
そしてメイスター・エーモンの最後の一票によって、新しい司令官はジョンに決まった。
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〓 メーリーン 〓


メーリーンへの長い長い道のりを、馬車で揺られながら行くティリオンとヴァリス
窓を閉め切った薄暗い馬車の中で、いい加減ティリオン退屈さが厳戒に達した。
箱に詰め込まれた船旅の次は、馬車の中でさらに長い旅、しかし
サーセイがティリオンを殺そうと賞金をかけ、追っ手を放ってるのは明らかで
外を歩きたいというティリオンを頑として阻止するヴァリス。
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サンズオブハーピーの隠れ家を探すダリオとグレイワーム達
セカンドサンズもアンサリードもタイプは違うが、腕のたつ戦闘集団。
アンサリードは恐れる事を知らないと知られているが、ダリオからすれば
恐れを知らないという事は、脅えて隠れる敵の気持ちがわからないという事
そう言ってダリオは壁にナイフを突き刺した。
グレイワームには誰もいないように見えた隠れ家、その壁の中からは
ダリオが刺した男と、サンズオブハーピーの金色の仮面が出てきた。

捕らえた男の処分をどうするか、デナーリスは議会を開く。
デナーリスの小議会の議員はバリスタン、グレイワーム、ダリオ
メーリーンの元有力者、元奴隷主人達の代表者としてヒルダー・ゾ・ロラク
そしてメーリーンの元奴隷の代表者モッサドー。

捕らえた男は元奴隷ではなく、自由な生まれの身
モッサドーが言うには元有力者達が彼らを使ってデナーリス達を殺し
再び有力者達が支配し、奴隷制度のあるメーリーンに戻すつもりだと言う。
元有力者の代表のヒルダーはそんな話は聞いたことがないと反論。
バリスタンは公正な裁判をして、民に良き統治者であると示すべきと提案するが
長きに渡る奴隷制度が根付いたメーリーンでは『公正な裁判』や『慈悲』では
何も変えられず、血を見せて力を示すしかないとモッサドーは強く言う。

考えの固まったデナーリスは議会を締めるが、バリスタンだけは残る
陛下・・申し上げたいのですが・・・あなたの父・・狂王は・・・
狂王?・・・あなたは略奪者たちのデマをここに来てまで言うの?
陛下、私は彼のキングズガードとして仕え、最初から彼の側にいました
あなたの敵は嘘は言ってません・・・

続けて・・・
人々が決起し狂王に反乱を起こした時、王は彼らの舌を切って火へ投げ入れました・・・
父親達の目の前でその子供達を虐殺し、男達をワイルドファイアで生きたまま焼き殺し
彼らが叫ぶのを見て、王は笑っていました・・
王は逆らう者を踏み潰す事に血まなこになり、ターガリエン家が皆殺しになるまでの
反乱を彼が引き起こしたのです・・・・二人を除いて・・・

・・・私は彼じゃないわ・・・
そうですとも陛下・・・しかし狂王が彼らに与えた報いは彼らに正義を与えたのです
そしてそれはいつの時も、彼らに正当性と力強さをもたらすのです・・・最後の最後まで

・・・・公正な裁判無しにサンズオブハーピーの処刑はしないわ・・・
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デナーリスはバリスタンの説得により、公正な裁判で男を裁くと決定した。
しかしその夜、モッサドーは仲間を連れて牢へ行って男を連れ出し
サンズオブハーピーを裏で操っている?元奴隷主人達に見せ付けるように男を殺した。

かつて奴隷達が主人から受けていた仕打ちは忘れられるような物ではなく
モッサドーからすればデナーリスを殺して再び実権を握ろうとする主人達が
公正な裁判にかけられる事のほうがおかしな事に見えていた。
デナーリスは自由を与えた民に公正な裁きを見せ、良き統治者である事を
示すつもりだったが、モッサドーが勝手に罪人を処分した事で、モッサドーに
公正な裁きを与えなければいけない事態となる。
内々でモッサドーを処分すればよかったのかもしれない、しかしデナーリスは
悪く言えば馬鹿正直に公正さとはなんなのかを示すために公開処刑を選ぶ。

デナーリスが姿を現すと『ミサ Mhysa 母』と呼び、称える民
モサドの死刑が宣告され、その声は慈悲を求める声に変わる
元奴隷達は手を伸ばし、悲痛な声で慈悲を叫んだが
デナーリスは黙ったまま、ダリオにモッサドーの首を刎ねさせた。

静まり返る民、そして元奴隷達は一変して歯をむき出しデナーリスを威嚇する
そして一人が石を投げたことから、暴動が始まり
元奴隷達は元主人達に襲いかかり、逃げるデナーリス達にも石が投げられた。
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暴動からは無事逃げれたものの、理想の統治とはかけはなれた結果となり
動揺の隠せないデナーリスは全員を下げさせる。
一人になった静かな部屋で、バルコニーに気配を感じたデナーリス
外に出るとピラミッドの頂上には、ずっと帰ってこなかったドロゴンが座っていた。
自分を母と呼んでくれた民の心が離れていった喪失感を、埋めるように帰ってきた息子
デナーリスは手を伸ばし、ドロゴンは顔をデナーリスに近づける
しかし触れるか触れないかのところで、ドロゴンは再び飛び去っていった。
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