Category : Game of Thrones S4 ep2
〓 北部 ドレッドフォート 〓



緑が生い茂る北部の森の中
ラムセイ・スノウとミランダは弓を持ち、猟犬を放って狩りをしていた
(ラムセイの囲っている遊び相手の女の中の1人)
しかし狩ろうとしているのは獣ではなく、タンシーというかわいい娘で
彼女はその容姿のせいでミランダの嫉妬を買い、狩猟遊びの獲物代わりにされていた
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ミランダの放った矢はタンシーの足を射抜き彼女を追い詰める
そしてラムセイは猟犬達にねぎらいとして、命乞いをするタンシーを与えた

ラムセイとミランダの後ろには1人の小汚い男が追従していた
股間を押さえながら違和感のある走り方をする男
男の名はリーク、かつてのシオン・グレイジョイだった
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1年以上ぶりのルース・ボルトンのドレッドフォートへの帰還を出迎えるラムセイ
出征中にボルトンが結婚したフレイ家の太った娘ワルダとにこやかに挨拶を交わした
フレイ家の娘を選ぶにあたり、体重と同量の銀を渡すとウォルダー・フレイに言われ
迷わず一番太った娘を選んだボルトン
家の繁栄、地位向上に対するストイックさはタイウィンと通じるものがある
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早速シオン・グレイジョイの様子を見るため、連れて来るように言うボルトン
しかしラムセイが連れてきた男はボルトンの思っていたのとは違っていた

教育したんですよ、覚えが悪かったのですが、少し切り取りましたが・・・
こいつはバロン・グレイジョイの息子で後継ぎだぞ
我が家は千年も敵の皮を剥いできた、我が家の旗印は皮を剥がれた男です
私の旗印だお前のじゃない、お前はボルトンじゃない・・スノウ(私生児)だ
タイウィン・ラニスターは名目上は私に北部を与えたが彼はそれ以上の助力はしないだろう
鉄諸島人が
モートケイリンを保持してる限り、我が軍は南で身動きがとれないままだ

(ネックと呼ばれるウェスタロス大陸北中部のくびれた部分にある堀に囲まれた城
主要路のキングスロードが通ってるため、そこを鉄諸島人が保持している限りは
南に駐留している大軍が通れる道はなく、今回ボルトンは少数で迂回してきた)


シオンは貴重な人質でお前の玩具じゃない・・私はモートケイリンと彼を交換したかった
私が既に交渉しましたがバロン・グレイジョイは拒否しました、あの野蛮人は・・
お前は私の同意なしにバロン・グレイジョイに交渉条項を送ったのか?
あなたが私にドレッドフォート城主のように振舞えと言われたのでそうしたのです
私はグレイジョイのおかげで自分の領地をこそこそと通ってくるはめになった
私はシオンが必要だったんだ・・・完全な状態でな・・

シオンは我々の敵だった、だがリークは・・・リークは我々を裏切らない
私はお前を信用しすぎていたようだ・・・
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ボルトンにそう言われて冷たい目で睨まれ少したじろいだラムセイ
しかしラムセイはシオンが完全に服従している事をボルトンに証明しようとする

リーク、父の前で私のヒゲを剃り忘れたままでいいのか?失礼だぞ
リークに剃刀を・・・私がボルトンではないなら・・・かまいませんよね父上?


敵対勢力の重要な人質が私生児とはいえ自分の子の首筋に剃刀を当て
躊躇いもなくそのヒゲを剃っていく
拷問され続け去勢されたシオンにはもはや変な考えを起こす意思はなかった
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父上に言うんだリーク、ブランとリコン・スタークはどこにいる?
わかりません、ご主人様
お前が二人を殺してその死体をウィンターフェルに晒したんだろ
リーク、お前はスタークの少年達を殺したのか?
いいえ、ご主人様 あれは農場の少年達です
そして少年達は焼かれた・・・だから誰もわからなかった
そうです、ご主人様
スタークはずっと北部を統治してきた・・・
もしブランとリコンが生きてるなら北部は彼らの側につくでしょう
今やロブ・スタークは逝ってしまったというのに・・・


その瞬間シオンの剃刀が止まる
兄弟のように一緒に育ってきたロブの死をシオンはその時始めて聞いたのだった

あぁそうだった、ロブ・スタークは死んだんだ
すまないなリーク、彼は君の兄弟みたいなものだったのに
でも我が父上がナイフで彼の心臓を貫いたんだ・・・・・どう思う?


シオンの剃刀はしばらくラムセイの首筋で止まる
しかしすぐに何事もなかったようにまた剃り始めた

ボルトンはロックにすぐにブランとリコンの捜索を命じる
そしてブラン達の行く宛として黒の城のジョン・スノウの名前があがった
ジョン・スノウなら彼らをかくまってるかもしれない、と

もしそいつが彼らの行方を知らなくとも彼も半分はスタークです、殺したほうがいい
自分自身が半分でもボルトンだとでも言いたいのか?
とにかくお前はできるだけ兵を集めてモートケイリンへ行け
この妙な生き物(シオン)も一緒にな、何か役にたつだろう
モートを奪取するんだ、家のためにな・・・そうすればお前の地位を再考してやろう

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〓 ドラゴンストーン島 〓


夜のドラゴンストーン島の浜辺
光の神以外の宗教を信仰していた数人がメリサンドルによって火炙りにされた
中にはスタニスの妻セリースの兄もいたが、セリースはそれを止めるどころか
兄を含めた不信心な彼らが火に焼かれ、その罪が浄化されたとでも言うように
誰よりも興奮し恍惚の笑みを浮かべていた
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ブラックウォーターの戦いに負け、船や兵、その他にも失った物は多く
ドラゴンストーン島の貯蔵庫に残った食料も今やわずかだった
しかしその晩の夕食で出た肉の匂いを嗅ぎスタニスはすぐに下げさせる
神経質で好き嫌いの多いスタニスだが、嫌いな物が多すぎて逆に耐える事には慣れていた
しかしさすがに浜辺で焼かれた者達の臭いを嗅いだ後で肉料理を食べる気にはなれなかった

セリースは15年前の戦争でストームズエンドが包囲され、餓死寸前だった時の事を話す
スタニスは本をバラし、接着剤として使われていた馬の膠でスープを作りセリースに飲ませた
また別の日にはスタニスはカモメを射落とし、それを焼いて食べさせた
セリースは当時の献身的な愛にあふれたスタニスの思い出を話し懐かしむ
しかし今となってはスタニスはその話に素っ気なく相槌をうつだけだった
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話は変わり、セリースは自分の娘シリーンが手に負えないと愚痴る
シリーンの皮膚病は光の神を信じないシリーンの不信心からくるものだと思い込み
強情で言う事を聞かないシリーンは罰せられるべきだとも言い出す
光の神への信仰心が強すぎる余り、なおさら自分の娘がそれを信じない事が許せないセリース
そしてセリースは一度メリサンドルにシリーンと話をしてもらおうとする

その夜、いつもの暗い塔の部屋で寝ようとしていたシリーンの部屋にメリサンドルが現れる
今夜の浜辺で起こった事を理解していたシリーンはメリサンドルを警戒する

アクセル卿は私の叔父様だった、彼はいつも私に優しくしてくれたわ
彼らはもっと良い場所へ行ったのよ、火が彼らのこの世界での罪を浄化したの
でも彼らは悲鳴をあげていたわ
女性が子供を産む時も悲鳴をあげるわ・・・その後喜びに満たされるのよ
出産した女性はその後、灰と骨にならないわ
抗言の多い子ね・・・子供の頃の私みたい・・・私はお姫様じゃなかったけど
これ(皮膚病)もなかったでしょ
そうね・・・でも違う形では苦しみ耐えてきたわよ
あなたは神の何を知ってるのかしら?

七角形の星(女性向けの七神教の本)は読んだわ
嘘と作り話ね、セプトン(七神教の司祭)は七つの神達がいるなんて言うけど・・
光の神は違うわ・・・あるのは愛と喜びだけよ
そして闇の神は、不幸と恐怖・・・終わらない戦い

七つの天国も、七つの地獄もないの?
地獄は一つしかないわお姫様・・・私達が今生きてる所がそうよ
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〓 壁の北 〓


壁の北の森の中、木陰から距離をつめて鹿に襲い掛かるダイアウルフ
そして鹿を仕留め貪欲な息遣いで食らいつこうとした
その瞬間ホードーの声が聞こえ、ブランはサマーの視点から引き戻された

数時間もの間ワーグ能力でサマーに入っていたブラン
やっと鹿を仕留め空腹を満たせると思った矢先に起こされイラつく
そして不機嫌なブランはミーラからパンを奪い獣のように食べ始めた
そんなブランを見てジョージェンとミーラが言う
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ダイアウルフの中で食事をしたとしても実際の君の空腹は満たされないよ
サマーの中に長時間いる事は危険なんだ・・・君はダイアウルフじゃないだろブラン
走って飛んで狩りをして楽しいだろ・・・病み付きになるのもわかる
でもサマーの中に長くいすぎると、君は人間という物を忘れてしまうだろう

あなたは私達を忘れてしまうのよ・・・ブラン
そしてあなたのお父様やお母様・・・お兄様、お姉さま・・・ウィンターフェルも・・
そしてあなた自身を・・・私達があなたを失うのは全てを失うという事なの




やがて一行は顔の掘られたウィアウッドの木を見つける
ブランは何かを感じ、ホードーに抱えられ木の前まで行く
そしてウィアウッドに触れた瞬間ワーグ能力で様々な物が見え、声が聞こえた

「木の下で私を見ろ・・・北だ」

そしてブランは自分達がどこへ向かうべきなのかわかったと言う
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〓 キングスランディング 〓



前の手より良いんじゃないか、そう思うだろポッド?
食べないのかい?私の妻は痩せ細り、そして兄は飢え死のうとしている
兄さんが無くしたのは手だろ、胃じゃない
猪肉はどうかな、ロバートが猪に殺られてからサーセイはこれに目がなくてね
乾杯しよう、誇り高きラニスターの子達・・ドワーフ、手無し、そしてキチガイババアに


食欲のないジェイミーを元気付けようと食事に誘ったティリオン
皮肉たっぷりの話に乗せられて乾杯のゴブレットを取ろうとしジェイミーだったが
義手がぶつかりテーブルにワインがこぼれた
まともに食事もできない自分が情けなく、片付けようとするポドリックを追い払う
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俺はもう戦えない・・・
左手はどうだい
剣を握る事はできるが何もかも感覚が違う・・・これでどう王を守れと・・・
自分のケツを拭く事さえ困難だというのに

兄さんは今は司令官だ、他の人間に戦うよう命令すればいい
俺は王殺しだ・・もし俺が鳩も殺せないと知れれば・・

自分の手の代わりになるような、文字通り右腕役は必要だった
しかしいずれにせよジェイミーが戦えない事が誰かに知れる事は望ましくなかった
ある程度は左手で戦えるようになるために鍛えなければならず
そして鍛えるにしても誰か口が堅く、剣の腕の立つ練習相手がいる

たまたま私はそういう人間を1人知っているよ




ティリオンが紹介した練習相手を小さい波止場で待つジェイミー
そこにやってきたのはやはりブロンだった
その波止場は人が来る事もなく、波で音が消されるので秘密特訓には最適で
ブロンは喘ぎ声のうるさいレイグッド夫人と不倫する時に使用していた

ジェイミーはブロンに練習代の金を渡し、早速新しいヴァリリア鋼の剣を抜く
しかし切れ味の良すぎる剣同士で練習をするとブロンがジェイミーを斬る事になり
今後俺に金を払う者がいなくなるとブロンは言い、用意してきたなまくら剣を出す

二人は剣を打ち合い始めるが、やはりジェイミーの動きはぎこちなく
体のバランスも取れてないため体当たりされると簡単によろけた
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ティリオンとシェイの関係をサーセイの侍女に知られた事
そして侍女がその事をサーセイに報告した事もヴァリスは間者を通して既に掴んでいた
再三シェイに外国へ逃げるように忠告してきたヴァリスとティリオンだったが
シェイは今までそれを聞こうとはせず、そして起こるべくして最悪の事態は起こった
宮廷に連れ込んだ娼婦は吊るす、とティリオンを脅したタイウィン
タイウィンは意味の無い脅しはせず、やると言えば必ずやる男
サーセイからタイウィンへと話が伝わればタイウィンは容赦なくシェイを吊るすだろう

国をまともにしたいという共通の考えからティリオンに協力してきたヴァリスだったが
さすがにタイウィン相手に嘘で誤魔化すリスクは今回ばかりは負えず
エッソスの友人にシェイをかくまって貰うくらいの事はやると言う
とにかくタイウィンが動く前にシェイを逃がすしかなく、事態は急を要していた
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ジョフリーの結婚式当日
挙式の前にジョフリーへの結婚のお祝いを贈る催しが行われていた
マージェリーの父親でオレナの息子のハイガーデンの当主
メイス・タイレルも首都に参じ、ジョフリーに豪華な金の高杯を贈る
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催し会場にはサンサの侍女として働いていたシェイも手伝っていて
サーセイはタイウィンにあれが例の娼婦だと耳打ちする
”結婚式の前に彼女を王の手の塔へ連れてくるんだ
タイウィンがそう言ったのが聞こえ、ティリオンの不安は高まる

そうしてる間にティリオンがプレゼントを贈る番がきて
ポドリックはジョフリーの前に大きく分厚い本を置いた
【Live of Four Kings】と題されたその本はかつてのグランドメイスターケイスによって
若きドラゴンと呼ばれた勇敢な王ダエロンを初め4人のターガリエンの王について書かれた物で
王たる者はこれを読むべきとティリオンはその本をジョフリーに贈った

ジョフリーはしばらく考え、そしてティリオンに言う
戦争には勝利した今、英知のために時間を割くべきかもしれない・・ありがとう叔父上
結婚式当日を向かえ落ち着いたのか、ジョフリーは妙に素直に感謝の言葉を言う


続いてタイウィンが用意した贈り物がジョフリーの前に置かれる
それはジェイミーの剣と同様にヴァリリア鋼で作られた剣のもう一本だった
ジョフリーは先程と打って変わって目を輝かし、剣を抜いて振り回し喜ぶ
そしてその切れ味を試すために先程ティリオンが送った分厚い本をぶった斬った
見せかけでもティリオンに感謝した事での鬱憤を晴らすように何度も何度も斬りつける
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そしてスターク家の大剣アイスを溶かし作られたその剣は
【Widow's Wail 未亡人の嘆き】と名をつけられた

これを使えばいつでも何でもネッドスタークの首のようになるぞ
ジョフリーは浮かれながらサンサのいる前でそう言った
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ティリオンはその後すぐに自室に戻った
そしていつものようにシェイがティリオンに会いに部屋に入ってきた
しかしティリオンはシェイの方を振り向こうともせず拒絶する

どうしたの、私の獅子様
私をそんな風に呼ばないでくれ・・申し訳ないがこれ以上の交友関係は続けられない
交友関係?
ペントス行きの船が船着場で待っている・・・もちろん君のための船室もある
狭海を越えれば家も召使いも用意してある

何の事よ
私は概婚者だ、君も良く知ってる通り私の妻は酷い苦痛を耐え忍んできた
これ以上の苦痛を私のせいで与えたくない

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彼女はあなたを求めてなんかいないわ・・・あなたもそう
真っ当であらなければ・・・彼女や・・いずれできる子供達に対しても
何を恐れてるの?・・・あなたの父や姉が怖いのね・・彼らからずっと逃げ続けるの?
何も恐れてはいない・・・君を逃がしたいんだ・・・シェイ
私は彼らなんか怖くないし逃げもしないわ・・一緒に戦えばいいじゃない
言ったでしょ・・・私はあなたのもの、あなたは私のもの


お前は娼婦だろ!
サンサは我が子を産むにふさわしいが、お前は違う
私が娼婦を愛する事などない・・・娼婦と子供を作る事などない・・
お前はどれだけの男と寝てきた?五百か?五千か?

・・・あなたは何人の娼婦と寝たのよ・・?
私は娼婦達と楽しい時間を過ごしてきた・・・とりわけ君との時間は楽しかった
だがもう終わりだ・・・ペントスで穏やかな生活を過ごしてくれ・・


タイウィンにシェイの事がバレた以上、もうティリオンに選択肢はなかった
ただ一刻も早く無事にシェイを国外に逃がす事だけが唯一できる事
ティリオンは気持ちを偽りシェイを罵って突き放し、ブロンに船着場まで連れて行かせた
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